[2]ホールコンピュータ(ホルコン)と遠隔操作と顔認証の関係 [2013/9/16(月)] |
ただ結論から申しますが、
この「ホルコン」というものと「遠隔操作」というものは全く関係ありません。
ではホルコンとは何者なのか?
これはただ単純に、「ホールにあるぱちんこ、スロットのデータを管理するコンピューター」という事になっております。
(ちなみに、以前に台の粗利を書かせてもらった時も、このホルコンデータというものを参照してます。)
この『管理』という言葉がまた胡散臭く聞こえるのかもしれませんが、データを管理するだけで、当然出玉を管理できる訳ではありません。
しかもこの論争に拍車をかけるように、ホルコンの新しい機能に
「顔認証システム」なるものが出てきた訳です。
各スロット・ぱちんこに一台づつカメラがついているのです。
顔認証システム!?
顔認証してどうすんだ!?
こいつは気に食わないから出さないっ!
おっ、この女の子可愛いからサービスっ♪
みたいな事が出来ちゃうんじゃないか。
なんて憶測できちゃいますよね。
しかし全くそういった事はございません。
というか、そんな事できません。
ただ単純にざっくりと年齢層や、一人あたりの遊技時間なんてものを計測するシステムになっております。
あとは、ゴト師(不正に台から出玉を得る人)対策、要は犯罪防止対策として活用されたりしています。
しかもこの顔認証システム自体全く普及しておらず、
全国のぱちんこ屋さんの中でもほんの1〜2%ぐらいのものでしょう。
かなり高額&特定のメーカーでしか使えないのが主な理由です。
そもそも出玉の管理なんてできたら、ホールの人たちから僕らの携帯に『設定1が一週間大暴れして赤字続きだ!どうしてくれんだ!なんとかしろっ!!』とかっていう電話がかかってくるはずがありません。
これはどこのメーカー、ぱちんこ・スロット関係なくある事です。
ホールさんは1台ごと、下手すれば機種毎の出玉管理なんておおざっぱにしか出来ないんです。
勿論大前提として、スロットには設定、ぱちんこには釘調整というのがありますので、大まかな管理はこの二つで行うしかないのです。
しかもどうでしょう。
ただでさえ疑わしい事(確率のマジック)が起こりやすい、しかも大事なお金がかかっている遊技に『この店は遠隔をしてやがる!!』みたいな噂がたったら、皆さんそんなぱちんこ屋に足を運ぶでしょうか?
次のページへ
【 トリテン外れの向こう側 】 メニューへ