[2]レート別の遊技割合 [2014/9/8(月)] |
その行動というのは、とりあえず新台コーナーを見に行く。
そのうちの3分の1は、そのまま新台が空くのを待ったりしながら新台を打つお客さんです。
残りの3分の2は、諦めて違うコーナーに行きます。
勿論ただ満席で座れなかった方が大半なんでしょうが、その内の2割は他の機種も打たず帰ってしまうそうです。
これは結構大問題なんです。
折角新台効果で来店してもらったのに関わらず、その後何も遊技せずに帰ってしまうというのは店にとって大きな損失です。
新台には興味があるけど、他に打ちたい台はないというのが現状という事なんでしょう。
またこのデータ解析から、ジャグラーシリーズを中心とする
『ノーマルタイプ』の強さというのが、改めて示されました。
色々なコーナーや機種に寄ったが打たなかったお客さん、このカテゴリーを『ぶらり客』として動向を分析すると、ぱちんこコーナーに寄ったけど打たなかったお客さんの15%、5円スロットに寄ったが打たなかったお客の52%が、このジャグラーシリーズやノーマルタイプを遊技しているんです!
以前から、他の機種を打った後にジャグラーを打つという事に関しては色々言われていました。
それが今回は、打とうと思った機種が満席だったり、何を打とうか決めてない状況だと、『とりあえずジャグラー打つか!』という気にさせているという事実が浮き彫りになったのです。
打つものがないという消去法なんで、これは問題として僕たちメーカーが改善していかなきゃいけない所なんですが、打つ選択肢がないという時の大きな受け皿として、ジャグラー・ハナハナ等のノーマルタイプが極めて有効性を発揮しているというのは、ホールさんとしてもメーカーとしてもしっかり考えていかなきゃいかん所だと思います。
やっぱりノーマルタイプって凄く重要なんですよ!
打ちやすいっすもんね。
どこからでも打てるし、どこでも止めれるし。
まぁ、適当に打ってると驚く程負けたりするんだけど・・・。
ジャグラー等のノーマルタイプが元気な店は、やっぱり稼働の良い所が多いっすもんね。
ノーマルタイプにお客さんをつけるには、とにかく設定入れてアピールし続けなきゃいけないから大変なんだけど、もう毎月の新台購入費の2割ぐらいをノーマルタイプ放出の資源にしちゃえばいいんじゃないかな?
AT機みたいに誤爆で大赤字って事もないでしょうから、いけると思うんだよな。
最近本当に思うんだけど、どんな機械も当たらなきゃ面白くないっすよね。
ジャグラー・ハナハナ以外のノーマルタイプがなかなか定着しないのも、設定入れないし、入れられない所が大きな要因だと思ってます。
ジャグラーやハナハナは不思議な波を描くってのも、ヒット要因の一つだとも本気で思ってるんですけど、他のノーマルタイプだって多少設定入ってれば相当楽しく打てます。
クラコレだってエヴァシリーズだってクレアだってそうでしょ?
一撃じゃなくて、当たりを積み重ねて得る出玉って相当楽しいですからね。
ATで3000枚出すのとノーマルで3000枚出すのだったら、後者の方が楽しいと感じる人は少なからずいると思うんですよね。
このデータは、これだけ今の荒いAT機に疲れた方たちが沢山いる裏返しだとも思ってます。
こういった所の声を拾っていくことで、業界再編の光が見えてくるんじゃないでしょうか。
話は戻りまして、残りのコーナーの割合を全て紹介したいと思います。
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