[2]ぱちんこ・スロットの遊技者人口、1000万人割れ [2014/8/25(月)] |
そうなんです。
遂にぱちんこ・スロットをする遊技者人口が1000万人を割り込み、970万人となりました。
2012年からは140万人減少という事です。
遂にきたかって感じではあるんですが、競馬・競艇等の公営ギャンブルはここ2年連続で増えてるんですよね。
スロット・ぱちんこ遊技者人口はじわりじわりと減ってます。
今年一番減ったのは40代の層です。
10年前の30代が、10年経って40代になる頃には6割は減っている計算になります。
昔から通っていた人が行かなくなったというのは問題ですよね。
今のぱちんこ屋にそれだけの魅力がないって事ですからね。
ぱちんこ屋というよりは、機種やスペックなのかな?
後は、20代の参加率も年々減っています。
ぱちんこ屋に行ってみよう!なんて人がどんどん減っているんです。
花火が始めた頃は、お酒やタバコ同様、大人になる途中の通り道的感覚だったんだけど、今はそんな事もないようです。
新規のユーザーを獲得するには敷居が高すぎるのかな?
後は、知っている人が初めての人を連れて行って、そこからはまるという事がどんどんなくなっているそうです。
また、花火が驚いた項目がもう一つあります。
それは、
年間の平均活動回数と年間平均費用です。
活動回数に関しては、
27.5回とほぼ例年並みですが、平均投資額の方は
7万円程となっております。
今ぱちんこ屋さんに遊びに来てくれている人をならすと、これぐらいの数字になるんです。
投資額7万を皆さんはどう思うでしょう?
これ、年間ですよ!
月に直したら、5800円です。
とてもじゃないけど、20円スロットや4円ぱちんこで遊べる金額じゃありません。
とんでもなく金額が少ないと感じられる方は、もう立派なヘビーユーザー層という事になります。
低貸の普及により、活動回数自体は維持か若干増えているけど、年間投資額は下がってきている。
本来であれば、低貸の普及によって遊技者人口が増えて行かなければ成り立たないのに、増える所かかろうじて低貸に留まっているというのが現在の状況です。
更に今は、5スロや1パチより低いレートのものもどんどん増えてきました。
50銭ぱちんこに2円スロットといったようなものです。
先日花火のお客さんの所でも、2円スロットを始めた所があったんですけど、稼働は抜群に良いみたいです。
ただ正直粗利は1台当り千円ぐらい。
今は経費をかけずに20円のおさがりみたいな機械で稼働がもっているから良いが、これが今の5円みたく新台をある程度入れていかなきゃいけないとなると、あっという間に赤字に転落するそうです。
もともとが薄利多売みたいな考えでやってますからね。
5円が当たり前になってきたように、2円スロットレベルが当たり前になってきたら、正直ゲームセンターと変わりありません。
低貸を否定するつもりは全然ないんですけど、低貸がメインになってきてしまったらどこのホールもやっていけなくなってしまいます。
低貸がなかった頃でも、その当時はまだ選択肢がありました。
Aタイプでまったり打つのか、爆裂機で勝負するのかとかね。
今も選択肢はあるんだけど、まったり打つ機械なんてジャグラー・ハナハナぐらいしかありません。
しかもジャグラーやハナハナだって、ある程度設定が入っていなければ結構なお金がかかってしまいます。
お店にくる人が少なくなってしまえば、必然的に設定や釘調整が渋くなってしまい、更なるお客さんの減少という負のスパイラル。
お客さんの減少を防ぐ為に設定を入れて頑張っている店も結構あるんだけど、イベントも出来ないから「設定入ってますよ!気合入ってますよ!」と伝える手段がありません。
唯一許されているライターイベントも、そういった広告宣伝費にお金を使ってしまって、肝心の設定は低設定ばかり・・・。
これでは本末転倒です。
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