[2]ぱちんこ・スロットの販売総数 [2014/8/4(月)] |
まず前提として、スロットの総台数は160万台となっております。
その中で、去年の新台販売総数は
121万台です。
その前の年の販売台数134万台を下回ったものの、まずまずの数字となっております。
また、去年のスロット販売台数で特徴的なのは、ぱちんこメーカーの販売台数が大きくシェアを取っている事です。
京楽・三洋・サンキョー・ニューギン等で46万台販売しております。
ぱちんこが厳しい分、スロットに力を入れるメーカーも増えてきた証拠でしょうかね。
けど、スロットメーカーのぱちんこは中々上手く行かないことが多いけど、ぱちんこメーカーのスロットはまずまず売れてるんだなー。
まぁけど、最近のスロット状況を見てると、また今年・来年辺りはスロットメーカーが頑張り出すのかな。
やっぱり、餅は餅屋って所なんでしょう。
どちらも上手く行かせるというのは非常に難しいというのが現実です。
こうやってスロットもぱちんこも見ていくと、
販売総数自体は年々と減っている訳です。
けど、エンドユーザーの皆さんからしたら、新台が次から次へと目の前を通り過ぎている状況かと思われます。
花火も、打たずに消えていくスロット・ぱちんこがかなり増えてきちゃいました。
販売総数は減っているのに、体感ではめちゃくちゃ早く感じるのは何故か?
答えは簡単です。
販売機種数自体は年々急増しているからです。
ちなみに去年のぱちんこ新機種数は108機種、スロットは90タイトルも出ています。
一番機械が売れていた10年前ぐらい前から比べると、ほぼ倍の数値となります。
要は、一機種毎の販売台数は縮小し、その分機種数が増え続けているといった状況です。
これは悪い流れですよね。
台数が売れないから機種数を増やす。
一機種毎にかける開発はどんどん短くなってくる。
その為、中身が薄いのをごまかすが如く、派手な役物・耳が痛くらいの音量・直視出来ないくらい眩しい光と、外面だけはどんどん派手になってきています。
その傾向はぱちんこに多く見られていましたが、最近ではスロットにまでその流れがきています。
花火は、スロットは出目だ!なんて極端な事は言わないけど、それでも最近の派手な煽りやリールアクションには正直嫌気が差しています。
外面だけ派手で中身がない。
そんなメッキはすぐにはがれてしまいますよ。
スロットも男も、中身で勝負しなきゃいかんのですよ!
結果、やりこみ要素が特になく、すぐに飽きてしまう。
外側が派手なら派手な分だけ、中身の薄さが際立ってしまう気がします。
そして稼働はすぐに落ち込み、撤去候補に名を連ねてしまいます。
そうすると台の寿命はますます短くなり、それを補う為にさらに機種数が増えていってしまうんです。
このサイクルが年々早まってしまっているんです。
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