[2]続・サブ基板交換騒動 [2014/7/7(月)] |
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昨年あたりより、スロットに搭載されたサブ基板のロムが何者かによって交換されるという事案が起きてます。
本件については、ホール様からスロットの異常を確認する問い合わせがあり、そのスロットの基板を確認した所、そのほとんどが目視では非常に判断が難しい精巧な改造品であることが判明しております。
また、この改造版のロムは、その内容を知りうる者が意図的に遊技メダルを搾取できるように改造されていて、ホール様や一般のユーザーが損失を被る恐れがあります。
このような改造ロムは全国で複数確認されていて、行政当局からもこれらの事案に対して、早急な対策が求められています。
当組合としては、業界におけるファン人口の減少の要因となるばかりか、業界の健全化の取組みとして見過ごすことのできない問題と判断し、サブ制御基板の交換による点検確認を実施させて頂く運びとなりましたので、ご協力の程宜しくお願い致します。
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って感じです。
はじめっからこういう風に説明すればわかりやすいっすよね。
これを省いて、いきなりサブを交換させて頂きますなんて言うもんだから、前回書いたような騒ぎになるんです。
こういった、不正に玉を入手してやろうというゴト師達も本当に許せませんが、今回の一連の騒動に関しては、メーカーや組合の対応も悪かったと思います。
初めからしっかりと説明してからサブ基板の点検・交換をしていれば、ここまで大きな騒動にはならなかったでしょうからね。
こういう情報に尾びれ背びれがついて、ユーザーさん達にも曲がった情報が伝わって、さらなる不信感へとつながってしまうんだと思います。
ただでさえ色々と勘繰れてしまうような業界ですからね。
前回からの繰り返しになりますが、今設置されている機械は大丈夫ですからね!
不正ロム自体、見つかっているのは本当に十何台ってレベルです。
また、プレミア的なヒキをみせて、その不正ロムがつけられた機械に座って遊技したとしても、通常は何の変化もなく遊技できます。
あくまでも内部に不正ロムをつけて、そこに外部からの信号をキャッチしたりして、当りを誘発するというのが出玉を不正に出すカラクリですから。
通常遊技には全く関わってきません。
皆さんに不利益が考えられるとしたら、ゴト行為によって出された出玉が多すぎれば、その店自体が渋くなるなんて事はあるかもしれません。
まぁこれに関しても、最近のホールシステムは優秀なんで、台に何かしらの電波を飛ばしたりしたらすぐにわかるんで、大丈夫だと思います。
実際こうやって見つかってる訳ですからね。
また今回の件で、メーカー側も基板のセキュリティーの強化を更に徹底してやり始めてますから、こういった事件はなくなってくると思うんですけど、ゴト師の奴らも執念が半端じゃないからなぁ。
完全になくなるとは言い切れません。
ただ、一昔前に比べれば間違いなく減ってるし、発見も早くなってるんで改善はされてくるでしょう。
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