[2]業界人よ!スロットを打て! [2014/3/17(月)] |
業界の方々と酒を飲んだりする時、それもちょっと上の人だったりすると、必ずと言っていい程出てくるセリフがあります。
『昔は良かったなぁ。』・『4号機の頃は良かったなぁ。』というようなセリフです。
花火も、4号機は大好きな機種が多いです。
だから4号機の話も、自分が打っていた時代の機種であればついていけるし、楽しくできます。
ただ今の機械が昔の機械よりつまらなくなったとは思いません。
だから、こういう人には必ず言うようにしてるんです。
『あの頃の機械も面白かったけど、今の機械も捨てたもんじゃないっすよ。 むしろゲーム性や演出面に関しては、今の方が断然面白いです! 恐ろしい程進化してますよ。』
このセリフを言うと、また決まったように返ってくる言葉が、『でも一撃5000枚フラグはないでしょ? 1G連で711枚確定しないでしょ?』という類の言葉です。
大抵こういうセリフを吐く人達は、今のスロット・ぱちんこを全く打たない人達です。
勿論スペックの部分、特に短時間出玉の面は絶対に4号機の頃を超える事はありません。
どうしても時間はかかってしまう。
だから、出玉が出る時間というものを長くしていって、出玉の塊をつくっているんです。
それが気に入らないから、スロットをやらない。
昔は楽しくて今は楽しくないからスロットを打たない。
投資スピードだけは4号機並で出る時間は遅いから打たない。
出目で楽しめる機械がなくなったから打たない。
新台入替のスピードが速すぎて、設定や甘釘に期待できないから打たない。
打たない理由なんていくらでも出てきます。
それゆえ遊技人口は減り、業界は縮小していっているのだと思います。
でもだからこそ、だからこそ僕ら業界人だけでも自分の金で、身銭を切ってでもスロット・ぱちんこを打たなきゃいけないんです。
自分ら業界人が打たなくなって、どうして一般のユーザーさんが打つんですか。
仮にもこの業界の人間が、「今のぱちんこ・スロットは怖くて打てない」なんて、そんなふざけたセリフがよく吐けるなと思う訳です。
それじゃその恐怖を自分でもっと味わいましょうよ!
駄目だと思うなら駄目だと思うで、そこはしっかり受け止めましょうよ!
それから、台の文句を盛大に言いましょうよ!
メーカーだからホールだからなんて、そんなに重要じゃないと思います。
業界にいる一人一人が打って、意見を内外に出す。
それだけで大きく業界は変われるはず。
立場は低いも高いも関係ないです。
重要なのは、自分で台を打って何を感じて、どう思うか?
そしてそれを内外にいかに発信するか。
たったそれだけなんじゃないか、そう思う訳です。
っとまぁ、この前この議題でお客さんと盛大に喧嘩しましてね。
勢い余って、今日のコラムになった訳です。
そしたらその直後の業界誌で、似たような事をおっしゃっている方がいたので紹介したいと思います。
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