[4]直撃インタビュー! ホール側が考えていること [2014/1/20(月)] |
*****
イベントがなくなったからこそ、出すときはもっと出さなきゃいけないんだよ。
まぁ、ここは気が付いてもらうまでは結構苦労したけどね。
確かに、ちょっと甘くしたぐらいじゃ全く気が付いてくれないんだよ。
じゃあさ、逆にお客さんはどうやって行くお店を判断するの??
今まではイベントだったり、メールだったりさ、少なからず基準があったじゃない。
3,4店舗のうちから、今日はこのイベントだからあっち行こうとか、ゾロ目の日はこことかさ。
ああいうのがなくなったからさ、本当に雰囲気ぐらいでしか判断できないんだよね。
あぁここ客いっぱいいるな、なんだか出てるなとか、そんなもんなんだよ。
勿論店員の接客が良いとか、休憩コーナーが充実しているとか、店が綺麗だとかも判断基準に入るんだろうけど、それって最近じゃどこもほとんど大差なくやってるでしょ?
本当にこの曖昧な判断とか、口コミで広がるんだよ。
あそこの新台入替は熱いとか、看板機種は沢山買ってるとか、ゾロ目の日は出てた!とかそんな感じでさ。
大した判断基準がないからこそ、この店微妙だなと思われたらなかなか覆せないから苦労するんだけどね。
一度「駄目だなこの店」って思われたら、なかなかそこにもう一度行ってみようなんて思わないでしょ?
こう話をしていくとさ、今となっては唯一のイベントである新台入替ってのが大事だし、いきなり抜きにかかるなんて、長い目で見たら大きなマイナスだってのがわかるでしょ?
そういった意味で、これからはもっと大きく差が出てくると思うよ。
年末年始の稼働だってそうだったろう?
良い店は更に良くて、悪い店は悪い。
今まで以上に二極化が進むはずだよ。
*****
花火が担当しているお店にこんなにあちぃ決裁者がいるとは!!
もう尊敬の眼差しです。
『すげぇーっすね。 そんなしっかりした考えがあったとは・・・。 最後にもう一個聞いていいですか? そのイベントがなくなってから、どうやってお客さんに玉を出す事をアピールしたんですか??』
これが聞ければ、優良店の大きなヒントになるかもしれない!
目はランランに輝いております。
*****
花火君。
自分で参考にしようとしてるでしょ!?笑
まぁいいよ、教えてあげる。
まずね、低貸を相当甘くしたんだよ。
トントンか店の赤字になるぐらい。
*****
『低貸すか・・・!?』
明らかにテンションが下がる花火を見て部長が続けます。
*****
あくまでも「はじめは」だよ。
要はさ、低貸ってどこのホールも相当渋いだろ??
まるで「低貸だから回らなくても良いでしょ??」って言わんばかりにさ、どこのホールもがっちがっちの釘じゃん。
だからうちが甘くすると、差がよりはっきりするんだよ。
しかも低貸だから、店が赤字になった所で大した赤字じゃない。
もともと低貸を始めた理由も、死島にするよりは稼働をつけようって事で始めた訳なのに、それがいつの間にか利益重視になっていってるってだけなんだよな。
これはね、面白いように稼働が増えていったよ!
イベントでもなんでもなく、低貸を甘く使い続けるだけで客が倍増したよ。
これが第一段階。
*****
いや、これは貴重なお話だ!!
『で? 次は? 次はどうなるんですか!?』
次のページへ
【 トリテン外れの向こう側 】 メニューへ