[1]IR法案への誤解と真実 [2016/12/19(月)] |
はいどーも、花火です!
まずは、「連打」の中止ごめんなさい・・・。
花火も何とか行こうと画策したんですが、ちょっと厳しいみたい。
管理人クランキーさんからも話がありましたが、また来年仕切り直します。
連打自体を楽しみにして頂いた方には本当に申し訳ないんですが、連れ打ちはまた今度しましょうね!
さて、それでは今回のお題にいきますかね!
2016年最後のお題は『カジノのあれこれ』になります。
このコラムでカジノをテーマに話を書かせて頂くのは、今回で三回目になりますね。
後は、10月のコラムで東京五輪と関連して少し触れています。
詳しいお話は是非そちらを見て頂きたいなと思ってます。
さて、それでは今回はどういった内容か??
まずは皆さん、先週・今週辺りからカジノという単語を耳にしませんか?
遂に日本にカジノ解禁だ!!とか、依存対策はどうなってるんだ!?とか、日本は既にギャンブル大国なのに、その上カジノなんて!!とか、様々な話があがっています。
もう日本に、すぐにでもカジノが出来るかのような空気感です。
まず前提としてですが、今回のIR法案が通ったからといって、すぐに日本にカジノは出来ません。
どれだけ事がスムーズに進んでも、日本にカジノが出来るのは4〜5年先です。
どれだけスムーズに行ってもですよ?
だから、下手したら10年かかるかもしれませんし、やっぱりカジノ作るの止めた!ってなるかもしれません。
では、何故今すぐにでもカジノが日本に出来るぞなんて空気になっているのか??
まぁこれは、情報社会の怖い所で、マスコミのミスリードだったり、一部の政治家やコメンテーターの勇み足な意見が多いからなんだと思います。
まず、今国会で成立したのは『IR(総合型リゾート施設)推進法案』になります。
最早、「そうなの?なにそれ??」って方も多いんじゃないかと思います。
現在、こういった法案名では報道されていません。
今では『カジノ解禁法』なんて表現したりしてますからね。
確かにIR法案の事をカジノ法案と呼ぶ事は昔からありましたが、カジノ解禁法案では全く別の意味になってしまいます。
ミスリードも甚だしい上に、今後ちゃんとした議論が行われるかどうか心配になるぐらいです。
今回の法案を簡単に言えば、「統合型リゾート施設を作るのを政府として推進しますので、色々議論していきましょうね!」って案です。
だから、この法案が成立したからといって、カジノが出来るのが決まった訳でもありません。
この後IR実施法案が可決して、ようやく本格的にIR施設が出来るって感じです。
勿論政府は、カジノを含めた統合施設は作りたいんでしょうし、今の政権の肝入りですから、将来的にカジノは日本に出来るのはほぼ確実だと思います。
そのカジノに対して反対するというのは全く問題ありませんし、素直な反応だと思いますが、そもそも議論や話す内容を履き違えちゃっている政治家やメディアが多すぎます。
わざとなのかな?
国ぐるみでプロレスごっこでもしてるんですかね。
それぐらい、的外れな意見や議論が多すぎます。
だから花火が書きます。
トリテンを読んで頂いている人達には事実をわかった上で考えて欲しいし、議論して欲しいと思っています。
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