[2]IR法案への誤解と真実 [2016/12/19(月)] |
まずIR、統合型リゾート施設からです。
なんとなくイメージはつきますかね。
巨大複合エンターテイメント施設!って感じです。
こうやって書くと超楽しそうですね!笑
その中の一部、正確には敷地面積の3%以下にカジノがあるって感じです。
他は、ショーを見る劇場があったり、ショッピングする所やその他もろもろエンターテイメント要素を盛り込んだ所です。
施設っていうより、場所っていった方がわかりやすいかな?
それぐらい大型なものになります。
ラスベガスやシンガポールのマリナーズベイサンズみたいなカジノ施設を想像してもらったらわかり易いと思います。
ドでかいカジノ施設がダーンと出来るってイメージではなく、カジノはその総合リゾート施設の一部って感じですね。
観光地とか遊び場にカジノもありますよって事です。
実際、ベガスやシンガポールも行ってみると、ギャンブル色って強くないんですよね。
花火とかも一回目にカジノでこてんぱんにやられたから、二回目に行った時は、ショー見たり買い物したり観光したりして過ごしました。
ぱちんこ屋が乱立している今の日本の現状の方が、よっぽどギャンブル色が強いなと思うぐらいです。
IRの説明は以上ですが、「これを作りたい!推進するぞ!」ってのがIR推進法案という訳です。
けど一部のマスコミの世論調査では、『カジノ法案が国会で成立しましたが、あなたはカジノが日本に出来る事について賛成ですか?反対ですか??』って聞く訳ですよ。
そしてそれを取り巻くコメンテーターや政治家たちは、ギャンブル依存症やぱちんこ屋がなんたらと真面目な顔して語る訳です。
この前ヒドイなと思ったのは、あるワイドショーのコメンテーターが、日本は既にギャンブル大国だという例で、ぱちんこ市場の事を200兆円規模なんていってましたからね。
いや、とんでもない間違いだよそれ。
正確には20兆円ね。
しかも売上計上だからね。
こんな事を語られながら、あなたはカジノに反対ですか?反対ですよね?ってな感じで聞く訳です。
ギャンブル依存症の議論の時もオカシイです。
基本議論にあがるのはぱちんこだけです。
競輪・競艇・競馬や宝クジについては触れようとすらしないのが、現状です。
これだけぱちんこ屋が乱立されていて、身近にすぐ出来るギャンブルとしてあるから問題だと。
勿論これも考えなきゃいけない問題ですが、その他ギャンブルと切り離して考えるべきじゃないですよ。
身近度合でいったら、競馬や競輪や競艇だって、スマホと口座さえあればすぐ出来るし、馬券や舟券なんて、毎日電波のあるとこにいれさえすれば買えちゃう訳ですからね。
一緒になって考えなきゃいけない問題です。
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