[2]真の情報強者とは? [2017/5/18(木)] |
《事件はネットではなく現場で起きている》
捜査の基本はやはり「足」でしょう。
かくいう私も、最も情報収集に力を入れていたホールは「ネットに出ていないお店」。
特にP−WORLDに載っていないお店は、都内全て行ったと思われます。
経験上、そういうお店はやはり優良店が多かったです。
反対に、「連打」以外のネットや他媒体の取材などを行なっているホールには全くと言っていいほど無関心。
むしろ、その当日以外に見に行くことはありましたが。
これについては、自分のスタイルである「ジグマ出来るか?」が根本にあるので、通常営業でも勝てるかを見極めたいからです。
ホールに出向き、データをチェック。
怪しい台があれば実際に打ってみる。
こうしたことを繰り返して、そのお店の還元率、営業方針などを見ていきます。
そして、改めて大事だと思ったのが「定期的にチェックする」こと。
つい先日、久しぶりに某大手チェーン店をチェックしに行った時のことです。
最近「ちょいパチ」にハマっておりまして、近所だとそこにしかなかったので見に行くことに。
元々大手にはあまり良い印象はありませんし、このチェーンも昔は良かったけど最近ボッタというイメージが色濃くあったわけなんですが。
入店してちょいパチを見てみると、まさかの全台赤字調整!
「はっ?」と思い、スロコーナーも見に行くと明らかに様子がおかしい。
わかりやすいところで、サザンアイズに設定Cが使われていたり、ジャグラーにもおかしな回数のつき方が。
その日はちょいパチでまさかの33回転/kも回ったのですが、ちょっと気持ち悪かったので白服さんに声をかけてみることに。
「失礼ですが、このグループは営業方針とか変わりました?」
我ながら失礼&ド直球な質問。
当然、こんな質問には答えてもらえませんが、話を進めていくと最近すごく力を入れているとのこと。
実は同じチェーンの別店もチェックしていたのですが、少し前では考えられない良調整ばかり。
答えてはくれませんでしたが、内部で何かあったのだろうと推測し、今後も定期的にチェックしていくと思います。
このように、いつ何時、お店の経営方針の転換が起こるかはわかりません。
特に規制の厳しい昨今は、通常営業でも力を入れたり、急にドカンと大きく変わるお店も増えたように感じます。
その変化に敏感に気づけるかが今後も大事になっていくことでしょう。
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