[1]「期待値」と「仕事量」と「収支」 [2017/1/26(木)] |
パチスロ立ち回り講座をご覧の皆さん、こんにちは!
しれっとさりげなく毎週連載に戻っていたガリバーです!
だれも突っ込んでくれないので自分で言うスタイル。
いかんせん稼働記事ともなると、隔週で一気に載せた場合にかなりの量になってしまいますからね。
小出しにするために毎週連載となっておりますので、よろしくお願い致します!
さて、今回は最近攻略ライター陣の記事で「期待値」という言葉が頻繁に出ているのにあやかり、私もそれに便乗して、まずは長々とウンチクから垂れてみようかなと。
その分、出来る限り稼働はあっさり書いたつもりです。
テーマとしては、「期待値・仕事量・収束」、この三つです。
これらをしっかり理解できていれば、パチスロもパチンコも勝てると断言出来ます。
「楽しめればいいよ!」という方はすっ飛ばしていいので、本当に勝ちたい方だけ読んでください。
では早速いきましょう!
《期待値を積んでいるはずなのに勝てない理由》
まずはおさらいからです。
●期待値 = その台で理論上その日に勝てる金額(予想)
●仕事量 = その台でその日に理論上得られるはずだった金額(理論上の結果)
●収支 = その台で実際にその日に稼いだ金額(実際の結果)
そしてこの三つは、期待値≒仕事量≒収支と、試行回数を重ねるほど収束していきます。
理論上期待値がプラスの台を打ち続ければ勝てる、パチスロ設定狙いも期待値稼働(ハイエナ)もパチンコも、これが勝つための大前提です。
でも中には、「期待値積んでいるのに勝てない」と嘆いている人もいると思います。
なぜそんなことが起こるのか?
考えられる理由は二つで、
●試行回数が足らずに収束していない
●そもそも期待値がプラスの台ではない
まず、「試行回数が足らずに収束していない」について。
「今日から期待値理論で頑張るぞ!」と張り切り、期待値プラスの台を毎日打ち続けて10連敗。。。
嫌になるし信用できなくなりますよね?
期待値プラスの台を打ち続けても負けることはよくあります。
でも必ず「収束」していきます。
出ました!
皆さんが嫌いな「収束」という言葉。
「収束」についてお話しますが、完全確率一発抽選のパチスロ・パチンコでは過去の結果は関係ありません。
1000Gで1/50で当たっているジャグラーも、設定6であれば次のレバーオンは1/134でしかありません。
今まで当たっていたから1/200になることも、調子が良いからと1/100になることはありません。
「10連敗したからこれから10連勝するはず!」は間違いです。
これから先も過去の結果は関係なく、期待値通りの数字に近づきます。
「収束」の正体に関して少し数字を交えて説明すると。
1/2で当たりが出るくじで、最初10回連続でハズレが出てしまった。
その後990回やり続けたところ、確率通り1/2で当たりを引き続けた。
合計1,000回のくじの結果は、「当たり495回:ハズレ505回」。
確率にすると「49.5%:50.5%」
最初だけ見れば、「当たり0:ハズレ10」でしたが、最終結果だけ見ると当たりもハズレも「ほぼ」1/2という数値ですよね。
試行回数を増やせばもっと1/2に近づくでしょう。
これが「収束」の正体です。
どこかで偏りが出ても、同じ確率のことを繰り返していれば数値は近づいてくる。
別に過去の10連敗が5連敗に変わることはありません。
ここで大事なこと。
数値を理論値に近づけるためには、常に同じこと(期待値プラスのこと)を続けることが重要不可欠です。
ほとんどの人が、10連敗の時点で期待値を追うことを諦めてしまいます。
1/2で当たるはずだったのに、1/3や1/4のくじに手を出してしまう。
収束理論で実は一番大事なのはこの部分です。
要は、勝っても負けてもブレずに立ち回ることが大事ということですね。
次に「期待値が実はプラスではない」場合。
ここでは仕事量の話になりますが、期待値とはあくまで予想した回転数を回すことで得られる数値。
期待値10万円前後の『バジリスク絆』の設定6を打っても、1Gしか回さなかったら意味がありません。
そこで仕事量。
仕事量は、実際にその日に回した回転数から割り出されるもので、期待値よりも重要です。
自分では期待値を稼いだつもりだったけど実は仕事量が稼げていなかった。
これも、期待値稼働で収支がついてこないよくある例です。
もう一つは、現代ならではと言える「誤情報からの期待値自体の誤り」。
おそらく多くの人が天井を調べる時はネットでポチポチすると思うのですが、どんなサイトで調べていますか?
たぶん大半が「ハイエナ・解析ブログ」だと思います。
あれ、ほとんどがコピペ適当ブログですからね。
全てがそうではなくまともなサイトもあり、私自身も参考にすることはよくありますが、「おいおい…この台でこんなG数から天井期待値あるわけないだろ」とかはよくあります。
パチンコ版でも「どんなゲーセン釘ならこんなに出玉取れるんだよ!」とか。
これに関しては、期待値の算出方法がそれぞれ異なるからです。
「設定1であること、モードは全てAと仮定」もあれば、「設定は均等、モードも平均値」のところもあります。
実例でひどかったのだと、『パチスロ北斗の拳 転生の章』がすごかったですね。
天井896あべしのモードBを高い比率で計算に組み込んでいたため、500あべしからでも天井期待値1,000円ある!みたいな情報が出回っていました。
天井狙いの時点で、設定1・ほぼモードAと仮定しなきゃあかんやろ。。。
こんな感じで、自分が信じていた期待値プラスだったはずの台が実はマイナスだった…、これも、期待値稼働で失敗する例です。
こういったことを防ぐには、一つの情報だけでなく色々な情報を比較して吟味する。
または、本当に勝っている人の立ち回りを参考にするなどが不可欠です。
ちなみに私は、ゾーン狙いの時とかは二見さんがそれをやっているかを参考にしています(笑)
本当はまだまだ書きたいことはあるのですが、皆さん小難しい話に飽きてきた頃だと思うのでこの辺で。
続いては、先週の稼働の模様を書いていきます。
前回連敗で終わったガリバーはどうなったのか?
よろしくお願いします!
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