『専業になるには?』
今の時代、パチスロ業界が厳しいことは周知の事実であり、専業と呼ばれる人達も苦労していることは一般の方でもおわかりだと思います。
一昔前のように「年収1000万超え!」や「パチスロでベンツ買った」なんて時代ではありません。
ですので、こんな時代に「俺も専業になりたい!」なんて人は少ないと思います。
それでも、中には専業=稼げる&自由というイメージからか、憧れてしまう人がいるのも事実です。
実際私も、「ガリバーさんって専業なんですよね?僕もなりたいんですけど!」なんて話はよくされます。
まず、専業になることが良いか悪いかは置いておいて、「専業になるためには?」から。
「今からあなたに10万円あげます。 もちろん自由に使っていいお金です。 それを持ってホールに行き、開店〜閉店まで一台も打たずにホールに滞在してください。 出来ますか?」
私は、専業志望だと言う人にはこの質問を必ずします。
この質問に対して、即答で「はい」と言えない人には専業は無理です。
専業として食べていくためには、徹底的に無駄打ちを避けなければなりません。
どんなに資金に余裕がある状態だろうが、打ちたくてたまらない時だろうが、根拠の無い台に座ることは許されません。
つまり、打てない時にいかに我慢できるかが大事になってきます。
スロ好きには厳しい話ですよね。
ここでほとんどの人は諦めてくれるんですが、たまに「そんなん余裕っす!」みたいな変にガッツのある人も…。
そんな人には次の質問。
「一生、日陰者でいいですか?」
※日陰者:公然とは世に出て活動できない人
一番最初の記事でも書きましたが、専業=日陰者というのが私の考えです。
最近、雑誌や動画関係でライターに応募する専業さんが多いのも、表舞台に上がりたいという願望があるからだと思います。
ライター≠専業なので、ライターになった時点で社会に堂々と出れるわけですからね。
専業になるということは、少なからず社会との繋がりが切れます。
私も友達はかなり減りましたし、逆に会うのが恥ずかしいことさえあります。
安定した仕事に就いて、結婚して子供まで出来た友人に「仕事は何してるの?」なんて聞かれたら、「無職です…。生活費はパチスロで。」と苦笑いで答えるしかありません。
こんなきつい現実の中やっていくには、根性とかよりも「図太さ」が必要となります。
誰に後ろ指差されようとも気にしない精神。
私は、未だに持ち合わせていませんけど。
他の「高設定をツモる技術」や「店探しの情報力」なんていうのは、あとからいくらでもついてきます。
大事なのはこれらの「覚悟」です。
もしも今専業になりたいと思っている人がいたら参考にしてください。
次の章で全力で反対しますが。。。
次のページへ
【 ゆるい専業生活者の日常 】 メニューへ