[2]二見的、開店前の並び合戦 [2017/5/3(水)] |
【エピソードA : 入場順はキチンと守りましょう】
またまた大学生時代の話。
そしてもういっちょ舞台も三重県のホールです。
このホールは特定日がかなり強く、特に強かったのが海物語3R。
強いというか、当時のパチンコは裏モノが蔓延していたと思われる時代で、何故かイベント日になると異様に出る台があったりしました。
真相は闇の中ですけどね。
ということで狙いは、爆裂仕様に裏返っているであろう海物語。
これまた例の如く徹夜で並ぶ決意をし、閉店後にホールへ到着すると、前方にはまさかの70〜80人ほどの並びが。
ちなみにこのホールの並び場所はしっかり屋根付きなので、雨の心配はございません(笑)
海物語で勝つ為には、ダブルリーチがかかった瞬間、如何にタイミングよく「右から左へお魚流れろ〜」と右手を振りかざすことが出来るかが鍵だと真剣に思い込んでいた二見は、一晩中そのイメージトレーニングをして時間を潰していました。
そして迎えた開店直前。
並びは400人近くにはなっていたと思います。
並び場所はポールで作ってあり、最初は少し直線、その後はジグザグって感じで配置されていました。
このホールの扉は、アパートの扉と同じくらいのサイズ。
人ひとり分くらいのスペースですね。
この扉から、当然一人ずつ入場していきます。
開店時間となり、一人ずつゾロゾロと入店開始。
まあ台数的に海物語は余裕で取れるし、のんびり入場していこうとゆっくり流れにそって進んでいると、入場開始から1分後くらいのところで事件勃発!!
なんと、後方にいた若者が、何を思ったかポールをなぎ倒しながら入口の方へ突撃していくではありませんか!!
状況を図で解説するとこんな感じ。
緑色の線がポールで、ピンクの矢印が若者の特攻ルートです。
当時のホールは鉄火場で、お客さんも基本的に熱くなる人の割合が高かった時代。
その若者の行動をみた後方のお客さん達が、そんなんアリならコッチもやるしかないと言わんばかりに、その愚行にまさかの追随。
「おいおいお〜い」と心の中で叫んだのも束の間。
ポールも意味をなさないくらいグチャグチャになぎ倒されてしまい、並んでいた客全員が一つの小さい扉に向かって突撃するというとんでもない事態に。
入場場所のフロアーは、入り口からギュウギュウのすし詰め状態。
人の波にもみくちゃにされながら無事に扉へ到達出来たものの、完全に身動きが取れなくなるほどの大量の人による圧力には恐怖を覚えましたね。
ちなみに、無事確保できた海物語ですが、30kオーバーの惨敗で午前中に撤収となりました(涙)
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