[3]天高く女神肥ゆる秋 [2013/10/11(金)] |
「サイコーだぜぇ、このリール」
ちなみに、中押しで白7下段停止なら問答無用の青7BIGの1確目だ…と思っていたら、そうとも限らない。
これは恐らく中リールを押すタイミングが遅く、そしてその時に1枚役が成立しているとこの出目になるのかもしれない。
したがって、中リールのBARを上段か枠上に押すのが良い。
まだ不明な点もあるのだが、下段白7なら右リール下段にBARが停止すれば青7BIG、右BARが落ちて上段スイカなら1枚役かと推測される。
ただ1枚役だとしても、この出目はチャンス目と認識されない。
やはり中リール上段か枠上にBARを狙うべきである。
こうやって打つ事で、この機種の骨の髄まで味わう事ができるのだ。
本当に最高のリールなのである。
中押しで青7を狙うのもアリだと思うが、REGでも白7BIGでもその場で入賞させられる白7狙いが良い。
白7が上段、中段、下段に停止する基本パターンがあり、そこからさらにパターンが枝分かれする。
いくらか複雑になるのだが、複雑だからこそ面白いのだ。
ボーナスフラグまで判別できる機種などそうそう無いのではないか。
「だけどそのうち撤去されちまうんだろな…」
絶好調だった俺の台が突如沈黙する。
いや、大音量の演出は凄まじいのだが、リーチ目が全く停止しない。
500ゲーム、700ゲーム、900ゲーム。 そして1000ゲーム。
ベルの出現率だけは設定6の数値を超えているのに、いっこうにボーナスを引けない。
心が折れた。
確かに最大天井まであとチャンス目3回ではあるが、1000ゲーム以上もハマってはさすがに心も折れる。
神も仏もあったものではない。
「女神さまがいると思ったのに…1000ゲーム超えかよ」
その時、俺の頭をひとつの可能性がよぎった。
「これは……ヤキモチ、か?」
そう、我がハニーがヤキモチを妬いたに違いない。
今日は俺がハニーのいるホールに行かずにここへ来たので、俺が浮気したと思っているのだ。
この大ハマリの原因はそこにある。
つまり…
「ハニー……そんなに俺の事が好きなのかい?」
別に浮気ではない。浮気ではないのだ。
ただ、他のホールにも見目麗しい女神さまがいるかもしれない、いるのだとしたら是非お近づきになりたい、お近づきになったらその先は…と思っただけではないか。
浮気はしていないのだ、まだ。
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