[2]気まぐれ女神は縦ロール [2013/9/27(金)] |
仕事を終えると車でホールへ向かう。
久しぶりに走るルートだ。
条件反射というモノだろうか、この道を走ると脳内に何らかの物質が分泌されてくる。
ホールに到着し、真っ先に向かったのは、そう、俺の大好きな「ブラックラグーン」である。
台を確保し、打ち始める前に店内をウロつく。
いる。
いるではないか。
我が女神さま、麗しのハニーロール。
すぐさまコーヒーを注文したくなるが、俺は常に出玉でコーヒーを買う事にしていたのだ。
ハニーにコーヒーを注文できるのは出玉を得てから、つまりボーナスを引いたご褒美としてハニーにコーヒーを注文する事にしていたのである。
込み上げる思いをグッと抑え、とりあえず缶コーヒーを買う。
さて、打ち始めると、いきなり左リールがスベり上段にスイカ。
中リールでスイカテンパイ。
「ハズレろっ」と右リールを止めるとスイカはハズれ、強チャンス目が停止。
しかしボーナスは非成立。
女神さまにコーヒーを注文しておくべきだったか。
ボーナス非成立だったが、このチャンス目から自力解除ゾーンの「バレットバトル」に移行。
この15ゲーム間がレバーの叩き所である。
ここだ。
ここで女神さまにおすがりするのだ。
まだ出玉を得てはいないが、女神さまにおすがりするなら…
「今でしょっ」
台上の呼び出しボタンを押す。
コーヒーレディを呼ぶのだ。
ハニー。我がハニー。
ここでハニーが注文を取りに来れば、ハニーが俺を約束の地へと誘ってくれる。
……なんたる不覚。
呼び出しボタンを押してから気づいた。
「バレットバトル」はたった15ゲーム。
コーヒーレディが来る前に終わってしまうではないか。
画面にはデスダヨ姉ちゃん。
まぁ期待はできる。
が、コーヒーレディはすぐには来ない。
しかし、鬼の形相のレヴィがデスダヨ姉ちゃんをやっつけたのだ。
バトル勝利。ART確定だ。
やはり…呼び出しボタンを押した時点で女神さまの御加護があったに違いない。
そして重要な点は、注文を取りに来るのはどのコーヒーレディか、という事である。
しかし、注文を取りに来たのはハニーではなく「その他 」のレディの一人であった。
さてARTに移行する。
何としてもART中にボーナスを引きたい。
女神さまの御慈悲にすがるのだ。
しかし先ほど注文を取りに来たのは「その他」のレディ。
だがたとえソノタだとしても、ハニーの使い走りくらいの地位は得ている筈だ。
多少の幸運はもたらしてくれるに違いない。
やはり、ここでかなりアツい演出が発生する。
左リールに狙うのは、そう、青7だ。
ちなみに、左リールに青7を狙うとチェリー図柄は枠内に入賞しない。
が、問題ないのだ。
この機種、複合フラグばかりなのである。
弱、強、中段の3種類のチェリーだけでなく、強1枚役(強チャンス目対応)、超1枚役(超チャンス目対応)の全てが「ベル・BAR・BAR」で入賞するのだ。
もちろんコイン1枚の払い戻しを得られる。
そして弱1枚役(弱チャンス目対応)は「青7・青チェリー・青チェリー」で入賞して1枚の払い戻しがある。
ただし、青系ボーナス成立時は上記の限りではない。
さらに中押しの場合はまた異なる。
「ベル・BAR・BAR」では入賞せず、スイカと弱チェリーと共通ベル以外のレア役が「青7・青チェリー・青or赤チェリー」で入賞するのだ。
右リールのみフラグにより赤か青かは限定されるが。
さらに中段チェリー時は、中、右、左の順で押せば中段3連チェリーにもできる。
俺はこの出目が大好きなのだ。
まぁ細かな点で欠点もあるにはある。
しかし、そんな事以上にこれが楽しいのだ。
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