[2]正義の味方のホンネとタテマエ [2013/10/18(金)] |
そして翌朝。
つまり今日である。
仕事が休みなので朝イチでホールへ向かう。
いつものホールではなく、我が家から車で5分の場所にあるホールだ。
このホールもかつては、平日でも開店前に長蛇の列ができていたのだが、今では休日でも並びは7,8人しかいない。
今日も8人。
いざ開店時間になり入店すると、8人のうち4人はパチンコのシマヘ。
残る4人はパチスロ、しかも全員5円パチスロのシマヘ向かうのだ。
俺もまた5円パチスロである。
難なく「北斗世紀末」を確保し、まずはトイレに行く。
用を足し、手を洗うと早速手拭いを取り出す。
現在は死語なのかもしれないが、俺が若かりし頃にはラブレターというモノがあった。
これがまた、夜中に書いたラブレターを翌日の昼間に読み返してみると火が出るほどこっ恥ずかしい。
同じく、昨日の夜に思いついたこの手拭いラッキーアイテム理論。
トイレで手拭いを見て、急に阿呆らしくなってきた。
「いや気のせいだ。 俺の考えに間違いはない。 今日は俺のラッキーデーだ。」
まず、手っ取り早くフリーズを引く事にする。
この「世紀末」ではまだフリーズを引いた事が無い。
が、いつまでもフリーズを待っている訳にもいかない。
そろそろ引いておかないとこの機種も撤去されてしまうだろう。
今日の俺は意気込みが違う。
気合いを入れてレバーを叩けば良い。
アレだ。
鳴かぬなら
鳴かせてみせよう
ほととぎす
…というヤツだ。
ここで一句。
フリーズしないなら
フリーズさせてみせよう
北斗の拳世紀末救世主伝説
少々字あまりだが、まず問題あるまい。
問題があるとすれば季語が無い事くらいか。
この意気込みでレバーを叩くのだ。
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