前回の続き。
なんやかんやありながら、夜はそこそこお高めの焼肉屋で家族サービスを締めることにした僕。
これには、嫁も子供も大喜びの大はしゃぎ。
「家族サービスの印象付け」に大成功した僕も大はしゃぎ。
しかしはしゃぎつつも、焼肉は注文が命。
適当に頼んじゃいけません。
自分の腹具合と相談し、美味しく食べられる量をギリギリのところまで攻めつつ、全体的なバランスを調整していかなければなりません。
焼肉は「技術」が要求されます。
焼く技術だけでなく、頼む段階で技術が必要なんです。
以上、クランキーによる焼肉無駄講義でした。
ということで、値段や食べる順番構成、今日の体調に合わせたメニュー選び等、入念にじっくり考え、「これだっ!」という超絶バランスの取れた会心のオーダーを決定。
満を持して、呼び出しボタンで店員さんを呼びます。
すると、訪れたのは鬼のようにかわいい女性店員。
「なんでアイドルとしてデビューとかしてないんですか?」と問い質したくなるくらいのかわいさ。
注文するときなんて、その子の顔に釘づけですよ。
こんなに見つめながら注文したのは初めてです。
もはや不審者一歩手前ですね。
まあ、一歩手前で済んでると思ってるのは僕だけで、その店員さんご本人からすれば超アウトだったりするのかもしれませんが・・・
そしてその店員さんが去った後には、嫁とこんな会話も。
僕 「ごめん、あの子をなんとかしたいと思っちゃってる俺がいる・・・」
嫁 「ごめん、あの子ならなんか許せちゃう私がいる・・・」
まさかのGOサインですよ。
嫁もあまりのかわいさに絶句してた模様。。
そんなことがありながら、まずは飲み物が到着。
チビチビ呑みながら、うだうだ話しながら、食べ物たちの到着を待っていました。
しかし、10分経っても20分経っても一向に何も到着せず。
焼肉ってのは、基本切って盛り付けるだけなので到着が早いはずなのに。
その他、サッと出そうな品すらも全く来ませんでした。
「高級店だからじっくり切ってるのかも」
「日曜日だから混んでるのかも」
そんなことを嫁と話しながら粘り強く待っていると、30分程経った頃に例の激可愛い店員さんがやって来まして・・・・・・
「すいませんっ・・・ 私のミスで、先ほど頼まれた品が全部通ってなくて・・・ すみませんっ!!」
なぜか、全く腹が立ちませんでした。
むしろ、「何で謝ってるんですか? それの何が問題なんですか?」と思わず聞いちゃいそうなくらいに。
渾身の笑顔で「全然オッケーです! まだそんなにお腹減ってなかったんで!」と、ペコペコのお腹を全力でごまかしながら返答。
ふと嫁を見ると、嫁も嫁で「うんうん」とニコニコしてました。
凄いぜ高級焼肉店。。
こういう事態まで想定して従業員を選んでいるのかっ・・・(←考えすぎ)
で、味の方はもちろん抜群。
最初のトラブルを除けばあとは完璧で、非常に楽しく美味しく過ごせました!
唯一の心残りは、あの子の電話番ご・・・・・・いや、なんでもありません。
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