[1]バレンタインデーの悲劇 [ 2015/4/7 ] |
皆さんこんにちは。
未承認スロッターソゲキングでございます。
これまで年がら年中パチンコをやっていた私は、季節や世間の一般的なイベントがあると、その都度思い出すことがなにかしらある。
桜が咲けば、「花見のあとみんなで酔っ払ってあれ打ったなぁ。」
暑くなれば、「くそ暑い中何時間も並んであれ打ったなぁ。」
紅葉が彩り始めたら、「あのホールからの景色が綺麗だったなぁ。」
雪が降れば、「電車が止まってしまってわざわざ歩いて打ち行ったなぁ。」
七夕はあのイベント、クリスマスは好きな子に断られて結局いつものホールに。
このように、常日頃同じことをやっているとそれぞれに思い出がある。
そして、この記事を書いている今日はバレンタインデー。
世の中の恋する乙女、時には恋する漢が大勝負を仕掛ける1日である。
今の私にとっては、会社の女性から大量に義理チョコをもらってお返しがめんどくさい行事にしか過ぎないが、若かりし頃は、それなりにエピソードはあった。
熱々のメシマズ話も少しはあるが、一番印象に残っているのはバレンタインデーに起きた悲劇だ。
学生時代、当時付き合っていた彼女がいた。
暖かくなったら、沖縄に旅行に行く約束をしていて、二人でバイト代を貯めていた。
ちなみに彼女は、私がギャンブルをしていることは知らなかった。
付き合って始めてのバレンタインデー。
もちろん会う約束をしていたが、前日の夜中に高熱が出てしまったため、明日は厳しいという連絡が彼女から入った。
お見舞いに行こうか?と社交辞令で聞いたが、彼女は実家暮らしということもあり、大丈夫とのこと。
私にうつしたら嫌だから、元気になってから会おうとのこと。
もちろん彼女のことは心配であったが、翌日、朝から打ちに行けることが急遽確定し、そこに関しては喜びでいっぱいであった。
最低ですね。
すぐに友人を誘ったが、友人は彼女と旅行するとのことで断られた。
そして、翌日。
念のため彼女に連絡をいれてみると、まだ体調がすぐれないため1日休んでいると。
そして私は意気揚々と家を出た。
まさか数時間後、この場所が修羅場になるとは知る由もなく…
その日、何を打ったかはさすがに覚えていないが、時代的に、黄門ちゃま、北島三郎、カイジ、7Cafe、おそ松、あたりをよく打っていた時代。
本っ当に毎日楽しくパチスロを打っていた時代だ。
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