[1]思い出のホール「四国・徳島」 [ 2014/9/21 ] |
どうも。
43歳の転勤族サラリーマン。
ナラ シカオです。
20年前。
私は大学を卒業後、今の会社に就職。
初めての配属が、四国、徳島県でした。
キレイな海に、雄大な吉野川。
阿波踊りに、渦潮。
実家の福岡からの移動手段がプロペラ機だったことに恐怖を覚えましたが、のんびりした環境の好きな私は、たちまち徳島が好きになりました。
徳島在住2年目。
私の住んでいたアパートの近くに、パチンコ屋がオープンしました。
店名は「パーラー・なると(仮)」
今では徳島県にも全国チェーンの大手ホールが進出しているようですが、当時、徳島県では「ミリオン」というパチンコ・チェーンが、ほぼ県下を占めていました。
徳島県の町々にあるパチンコ屋は、そのほとんどが「ミリオン」。
「パーラー・なると」は、
ミリオンが支配する徳島パチンコ市場に、果敢にも殴り込みをかけたわけです。
ただ、その「パーラー・なると」…
プレハブと錯覚するような安っぽい建物。
狭い駐車場。
店名が「なると(仮)」という、「町の名前」→個人経営?
オープンした瞬間から、残念な未来しか見えませんでした。
「なると」オープンから3か月後。
500m先に「ミリオン・なると店」がグランドオープン。
「なると」オープンから半年後。
300m先に「ミリオン・なると2号店」がグランドオープン。
「なると」、
完全に潰しにかかられています!
オープン当時はそこそこ集客があった「なると」ですが、瞬く間にお客さんはミリオンに流れてしまいました。
私も通っていたのは、もっぱらミリオン。
面白半分でたまに「なると」を覗くと…
駐車場の端っこには雑草。
ホールに店員は2人。
客は両手で数えられるくらいでした。
「なると」も、新台導入など抵抗を試みていましたが、
駐車場の雑草は伸びる一方でした。
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