[2]ゴイケン・シャッフル [ 2017/2/21 ] |
【ご意見・ご要望】
「勝たせる気ないだろ、遠隔多過ぎ クソ店!」
最後の一言に怒りをにじませていますね。
勝敗が出てしまう以上、こうした意見は当然予想されていたでしょう。
さて、店長はどう答えるのでしょうか。
【店長より】
「申し訳ありません、台の仕様によりご満足いただけない遊技結果となることもございます。 鋭意環境を整えてまいりますので、今後もご期待下さい。 また当店では台の遠隔操作の事実はございません。」
パチンコ屋も商売なんだよ、という意見をオブラートに包みまくった模範解答です。
ただ、「遠隔操作の事実」については疑っているわけではありませんが、宣言したところで確認のしようが無いのではと思ってしまいます。
【ご意見・ご要望】
「ここはサラリーマンのための店なのか いつも夕方からサラリーマンが出している サラリーマンばかりで常連に還元する気が感じられない」
この短い文に「サラリーマン」が3回も含まれていることに目を奪われがちですが、夕方から勝てるような店ならいい店じゃないかとも感じてしまう私です。
【店長より】
「申し訳ありません、短期間では遊技結果が偏る事も多くございます。 当店は特定の方に有利な調整はされておりませんので、安心してご遊技下さい。」
むしろ朝から打てる方が有利だろとは言わない大人な店長です。
批判ばかりで文頭の「申し訳ありません」がテンプレート化しているのがちょっとかわいそうな気もします。
【ご意見・ご要望】
「トイレが汚い時がある 汚物がまき散らされてる。」
これは困りましたね、汚物は消毒だぁ!
まき散らすのは店じゃなく客だろうとは思いますが。
【店長より】
「申し訳ありません、トイレ巡回数を増やしチェックを強化します。」
まぁそれしかないでしょう。
お客様の黄門ちゃまがいつ特化ゾーン入りするかはわかりませんし。
【ご意見・ご要望】
「スタッフ村上さんの笑顔にいつも癒されます」
めずらしくお褒めの言葉、スタッフが評価されるというのは店長も嬉しいでしょう。
【店長より】
「ありがとうございます! 村上ともどもいっそうがんばります!」
おお、はじめて「申し訳ありません」以外のはじまりが!
感嘆符からも喜びが伝わってきますね。
【ご意見・ご要望】
「スタッフさんの好きな機種や趣味等を教えてほしい。」
ネームプレートや、スタッフ紹介パネルで書かれているお店もありますし、親近感を感じられて良いかもしれません。
【店長より】
「精算機横の掲示板にスタッフ一覧を設置しました、是非ご覧ください!」
ホールは出玉を増やしてナンボと言われそうですが、こうした取り組みも経営努力には違いありません。
こころなしか店長も楽しそうです。
【ご意見・ご要望】
「スタッフ村上さんが最近出勤されていないようで心配です、次回出勤日がわかれば教えてください。」
あれ?
なんでしょう、ちょっと雲行きがあやしくなってきましたね。
【店長より】
「申し訳ありません、スタッフの個人情報をお伝えすることはできません。」
何かを感じ取ったのか店長も事務的な対応、「申し訳ありません」も復活しました。
【ご意見・ご要望】
「僕も村上さんが心配です、無事かどうかだけでも教えて下さい。」
利き手じゃない方で書きました、と言わんばかりにぎこちなく書きなぐられていましたが、これさっきから全部同じ人ですよね?
【店長より】
「病気や怪我ではありませんが、個人情報となるためご容赦下さい。」
うん、そうなるよね。
店長もだんだん怖くなってきたよね。
【ご意見・ご要望】
「最後に村上さんの車を駐車場で見かけたのが○月〇日です、それ以降は出勤されていないのでしょうか。」
村上さん逃げて!早く逃げて!
【店長より】
「申し訳ありません、諸事情により今後スタッフ個人に関わる内容は返答・掲載を控えさせていただきます。」
うん、仕方ない。
というか村上さんが出勤しなくなった原因はこの【ご要望】の人では?
【ご意見・ご要望】
「番長で次回予告出たのにハズレました、遠隔ですか?」
否定的な意見のはずなのに、妙に安心するのはなぜでしょう。
さきほどまでの恐怖投書の反動でしょうか。
【店長より】
「激アツではありますが、ハズレることもあるようです。 私もハズしたことがあります(泣」
自分も同じ経験をしたというエピソードで同調することで、仲間意識を持たせ怒りを鎮めるテクニックですね。
店長め、やりおるわい。
【ご意見・ご要望】
「食事処にとろろそばが欲しい」
まさしく要望ですけれど、ホールの食事処って経営会社が違ったりするような……
【店長より】
「私はカレーうどんが大好きです、オススメです!」
微妙にズレた返答、まさかの店長カレーうどん大好き宣言。
とろろそばへの遠回しな拒絶を表しているのでしょうか。
【ご意見・ご要望】
「海すら回らないとかやる気なさすぎ、〇〇(ライバル店)の方がよっぽどがんばってるぞハゲ」
パチンコのお客さんみたいですね。
たまにこういった具体名を出しての他店比較をする人がいますが、ライバル店からの刺客なのではと邪推してしまいます。
【店長より】
「当店もがんばっています、それが実感いただけるよういっそう努力いたします。 そして私の毛髪のフサフサぶりも是非実感して下さい」
お前なんかに何がわかると言いたいのをグッとこらえる店長でしたが、毛髪に関しては言い返さねば我慢できなかった模様。
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