[1]ワルツ・フォー・ラブ [ 2016/2/2 ] |
読者諸兄ご機嫌よう、男爵です。
突然ですが、愛とはなんでしょうか。
いつの時代も人をひきつけてやまない永遠のテーマ。
歌に活字に映像に、多くの人を魅了しつづけるものが愛。
愛は惜しみなく注ぐもの。
愛は全力で奪うもの。
愛に目が眩むやつかをためすもの。
この記事を見ている方の大半は、パチスロに愛をもっていることでしょう。
今回は、愛深きゆえに金を失うも、一縷の望みをかけてレバーを叩き続ける男爵の話、すなわちラブ。
スロット紳士こと男爵の体験談を聞いて欲しい。
先日、会社の飲み会の2次会としてキャバクラに行くことになった。
私はキャバクラというものがあまり好きではない。
女性が嫌いなわけではない。
しかし、あのシステムにはどうにも納得がいかないのだ。
キャバ嬢と呼ばれる彼女達が特に面白い話をしなくても、隣に座って酒を飲むだけで驚くほどの金銭を請求されるシステムは、相当無茶なシロモノだと思う。
例えば落ち着いた雰囲気のバーで一人グラスを傾ける女性の二つ隣に座り、軽くマスターと話してから、ふと目があった彼女に一杯ご一緒してよろしいですかとたずねる。
彼女の隣に座り直し、注文したギムレットを楽しみながら、彼女の仕事の愚痴等を聞く。
そして30分ほどでご馳走様でしたと席を立ち、代金は彼女につけてくれとマスターに告げる。
そうすると、どんな淑女でも「いやいや、ちょっとまたんかい」くらいは言うであろう。
いくら私が福山に似ているからといっても、それは許されないのだ。
性別は違えど、同じことが夜の歓楽街では連日繰り返されているのに。
いや、需要と供給の関係なのはわかっているんですがね。
また、世の女性はキャバクラに行ったと判明した時に夫や彼氏を責めることがあるだろう。
「私というものがありながら、浮気よ!」
「他の女に貢いでチヤホヤされたいの?」
「キャバクラってなんかえっちな店なんでしょ!」
そうした店に出入りする男の半分近くは付き合いでの入店であり、自発的に通う男も一部の例外を除き、本当に大切なのは妻であり彼女だと思っている。
あと、キャバクラはそれほどえっちな店ではない。
えっちな店は他にあr……ゲフンゲフン、いや失敬。
ともかく、寛大な心をもって見守ってほしいのだ。
そもそも、私の記事に女性読者がいるかどうかはいささか疑問だが。
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