[2]ワルツ・フォー・ラブ [ 2016/2/2 ] |
さて、そんな夜の盛り場での接待を終えた次の日。
以前から狙いを定めていたホールに向かった。
私も立ち回り講座ユーザーの一人、打つならば当然勝ちを狙う。
お金を使ってかりそめの愛に付き合うのは昨日でおしまいだ。
今回はライター伊野谷氏のテクニックを拝借しよう。
氏の記事から学んだ、「高設定を使うホール」の「特定日」を狙って入店。
●ホール選びの根拠
→先月絆で4以上確定演出を出したホール
●特定日
→体感でも出玉が違う11時開店の日
●メール会員情報
→面倒なので未登録
●朝から動ける休日
→昼過ぎまで寝る
うん、全然徹底されていない。
養分ムーブである。
私は新台『鬼武者3 時空天翔』に着席。
新台なのに空いていた。
●鬼武者3の根拠
→新台なので打ちたい
そして、一度コインオーバーをはさみ財布を軽くして終了。
「鬼武者じゃなくてただの鬼だよ、諭吉が天翔していったわ!」と憤る。
あと、ミシェルが微妙に不細工になっている気がした。
その後座った『スーパーブラックジャック2』。
●スーパーブラックジャック2の根拠
→ストックタイムを体験してみたい
さらに財布の軽量化に成功。
ボーナス昇格抽選画面になってから50枚減らし、貸し出しボタンをおかわりした時にはリオに殺意すら覚えた。
彼女がケーキを見て「おいしそー」と言う演出には暗に「お前らはエサだ」というディーラーの思想が込められているに違いない。
そうしたわけで全く良いところが無い。
勝手に名前を出された伊野谷氏もさぞ憤慨していることであろう。
途中から根拠ではなく願望になっている事には気付いていたが、もはや止まれぬと現実から目を背けていた。
そんな中のバラエティコーナーの一角に『ラブ嬢』を発見する。
たしか、知人が面白い台だと言っていた台だ。
今までキャバクラというモチーフが私を遠ざけていたが、愛は滅びぬと北斗神拳の人も言っていたのでとりあえず座ってみた。
●ラブ嬢の根拠
→北斗神拳
開始数ゲームでブドウが揃った。
なんだか、山佐の名機『プレイボーイ』を彷彿させるブドウだ。
その直後に液晶上で数字が揃い、半裸の女性がATへの当選を告知してくれる。
台のシステムをいまいち把握していないが、当たったので満足だ。
なんだか知らんが、とにかくよし!
枚数管理型AT「ラブラッシュ」が始まり、まずはオープニングアタックに突入する。
知らない人に説明すると、要はハーデスの犬です。
ここで黒服の男性がカウントダウンしながら初期枚数が決定される。
こういうバカバカしいノリは嫌いではない、少し楽しくなってきた。
初期枚数は100枚になった。
最低枚数じゃないか、全然楽しくない、情緒不安定だ。
そして指名するラブ嬢を選ぶ画面になる。
よくわからないので初期カーソルの原さんにする。
「原さん」と書くと大工のあの人のように感じるがそうではない。
原幹恵嬢だ。
ついでに、大工の方は源さんだ。
そして入店しAT開始。
退店。
あっという間に終わった。
夜の街はこんなにも残酷だ。
レバーオンすると、時折原さんが「ねぇねぇ」と話しかけてくるが何もおこらなかった。
まぁ私ほどのスロッターになると、「ねぇねぇ」と話しかけられると「なんでもなぁーい」が待っている覚悟が完了しているのでそれほどダメージは無い。
次のページへ
男爵の記事一覧へ
読者ライターの最新更新一覧へ