[1]パチスロ昔話フィクションVer.〜体感器攻略編〜 [ 2021/7/3 ] |
私のマイパーラーは某地域密着型店1店舗
某大型チェーン店1店舗
某地方チェーン店1店舗
パチスロ全店舗5.6枚交換
皆様、毎度ありがとうございます、ビタでございます。
緊急事態宣言が発出されてから打ちに行けていないんです。
ですので、ネタが無いワケなんです。
「こんなトキは昔話でも」と思うも、そんな都合良く思い出すハズありません。
思い出すコトは出来ませんでしたが、思いついたコトはあったんです。
それは、過去に実際にあった攻略法をアレンジし、昔話を創作できないか?と。
で、少し考えたのですが、私のCPUではうまくまとめるコトが出来ず。
でも、取り敢えず書いてみるコトにしました。
書いた勢いでなんとかならないかな?
……と(笑)。
そんなワケで今回は『ビタのパチスロ昔話フィクションVer.』と題しまして、私が創作したオハナシです。
なにぶん私には文才はもちろん、想像力も乏しいですので、凝ったストーリーは書けません。
まぁ、いつも以上によりヒマつぶしだと思って読んで頂ければと思います。
※注)
登場する人物・機種・店・攻略法・その他諸々。
全て私の創作となっていますので実在はしませんし、事実とは異なる部分も多々あります。ですので、悪しからずご了承下さい。
時は3号機時代。
私のお腹が、まだデップリとしていない頃です。
初期の3号機は総じてロースペック。
よって、お客は見向きもしませんでした。
だからと言って、パーラーも指をくわえてガラガラの風景を眺めているワケには行きません。
お客に振り向いてもらう為、パーラーはありとあらゆる手段を講じていました。
しかし、どれだけ告知や高設定を投入しても客付きにさほど変化はナシ。
ソレもそのハズ。
3号機は規制により、エンドユーザーが求めるスペックとはかけ離れたモノだったのです。
では、エンドユーザーのニーズに応えるにはどうすれば良いか。
答えはカンタン。
3号機のスペックを上げてやれば良いのです。
しかし、単純にスペックを上げたダケでは検定に通るハズがありません。
そこで導きだされた答えが「検定通過後にスペックを変える(上げる)」でした。
そう。
ウ●モノ化です。
まさに負のスパイラル。
しかし、エンドユーザーには大いに受け入れられました。
こうして、3号機にはウ●モノが蔓延していったのです。
そんな中、某マイナーメーカーが新機種を発表。
その名も『パチスロボルテージ』。
スペックは3号機の典型例とも言えるREG偏向型。
REGで粘ってBIGで増やす仕様ですが、『ボルテージ』はREG偏向がより顕著に現れたモノでした(その分ボーナスは軽い)。
当然、爆裂ウ●モノに慣れた打ち手はノーマルスペックには見向きもしません。
必然的に『ボルテージ』もウ●モノ化されていました。
当時のトレンド?だった『注射』によって。
原則、メーカーはウ●モノに全く関与していません。
パーラーに設置される際には、基本ノーマルバージョン(例外アリ)。
では、パーラーはソレをどうやってウ●モノ化するのか。
店に設置後、基盤を変えるのはもちろん違法です。
設置した後に基盤を変える(ウ●モノ化)となると、導入したパーラーはかなりのリスクを伴います。
そのリスクヘッジの一つが『注射』と呼ばれるモノ。
『注射』とは、ノーマル基盤のとある場所にコネクタを挿しこみ、プログラムを上書きするコトです。
当然専門知識や機器が必要ですので、パーラーだけではどうするコトもできません。
そこで登場するのが『カバン屋』と呼ばれる人達。
『カバン屋』とは注射器を鞄に入れて持ち歩くコトから名付けられました。
医療用の注射器とは違い、プログラムを上書きするのですから、それなりの機器が必要だったのです。
つまりは第三者の介入により、パーラー側は逃げ道を作ったのですね。
もちろん、『カバン屋』はよりハイリスク。
ですが、時代が彼らを要求していたのです。
※注)ウ●モノが全て注射によるモノではありません
ウ●モノ化されたとは言え『ボルテージ』はあまり注目されませんでした。
某マイナーメーカーが発売した機種と言うコトもあり、全国的にみても設置するパーラーはごく少数だったからです。
しかし、あるコトをキッカケに『ボルテージ』は一躍注目を集めるコトになりました。
『ボルテージ』に攻略法が発覚したのです。
この攻略法は注射バージョンにのみ有効でした。
いわゆる注射によるバグです。
攻略法を説明する前に、まずは裏返った『ボルテージ』の仕様を紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●バージョン:状態バージョン
●ボーナスは状態中でしか当選しない(通常時は未抽選)
●状態突入条件:チェリー成立時の1/11
●状態終了条件:BIG成立時の1/11
●状態中は1/8でボーナス当選(天井32G)
●ボーナス比率:BIG1:REG3
●チェリー確率:1/400
●その他通常時の小役は90%カット
※注)注射では複雑なプログラムを組めない為設定差はナシ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ボルテージ』の、より顕著に現れたREG偏向型を逆手にとった仕様。
REGでは状態は転落しないのです。
なのですが、ご覧の通り通常時のメダル持ちは激悪。
3号機ではリプレイが認められていませんでしたので。
状態突入までの道のりも決して易しいモノではありません(1/4400)。
ですが、一旦状態に突入すれば爆発力はかなりのモノでした。
以下、『ボルテージ』に発覚した攻略法です。
1.体感器でチェリーを狙い撃ち
です。
注射によるバグで、チェリーの周期が一定(3.6秒周期)になってしまったが故に可能となった攻略法です。
ご覧の通り、チェリー周期が3.6秒と非常に遅い為十分狙えます。
狙えるのですが、百発百中ではありません。
体感器を使用しているとは言え、人間はコンマ何秒かの動作を正確には行えないでしょう狙えるのは周期近くのみですので、ムダを省く方法ですね。
それでも、チェリー出現率は大幅にUPします。
以下、体感器攻略の詳細です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1.体感器を3.6秒にセット
2.体感器の任意のタイミングでレバーオン
3.チェリー当選まで2.を繰り返す
4.チェリー当選後は周期に合わせレバーオン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3.6秒1拍だとタイミングが取りづらいですので、3.6秒で5拍等の工夫は必要です(4.の項目を5拍毎に行う)。
ココで皆様は少し疑問に思ったのではないでしょうか?
「パチスロにはウェイトが存在するから3.6秒はムリなのでは?」と。
パチスロには、負けor勝ちすぎないよう(回せすぎてしまう為)プレイ間にウェイトが設けられています。
3号機の規制では4.0秒(4号機以降は4.1秒)。
チェリーの周期は3.6秒ですのでフルウエイトでも狙えないと思われますが、実は狙えます。
では、ナゼ狙えるのか?
まぁ、こちらをご覧の皆様ならすでにお分かりでしょう。
念の為順を追って説明しますが、まずはパチスロに於けるプレイの流れを簡潔に書いてみます。
@ メダル投入
A レバーオン
B リールスタート
C リール停止
D @に戻る
こんなカンジですね。
@〜Dを繰り返し行います。
ウエイトはCから次プレイのCが可能になるまでの4.0秒間。
フラグの抽選はAで既に行われていますので、3.6秒で狙えるワケです。
この攻略法で一番問題なのが詳細3.の項目。
まずは自力でチェリーを引かなければなりません。
その確率1/400。
コレぐらいの確率であれば、1000Gぐらいは平気でハマるコトもあります。
メダル持ちが激悪でしたので、1000Gもハマれば投資はかなりの額。
しかし、ソレに見合った爆発力がありました。
この頃の体感器と言えば、市販のメトロノームが一般的でした。
メトロノームにイヤホンを繋ぎ、音で周期を知らせる。
“体感”と言うよりは“聴感”ですかね(笑)。
しかし、市販のメトロノームをそのままでは使用できません。
詳しくは知りせんが、なにやら改造が必要とのコト。
ですので、『ボルテージ』に限らず、体感器攻略の全般は一般の方にはあまり縁のない攻略法でした。
閑話休題
ある日のコト、所用帰りにとあるパーラーへ立ち寄りました。
そこには『ボルテージ』が。
客付きは良好で、空き台は2〜3台。
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