[1]パチスロ昔話〜万枚編+α〜 [ 2019/9/21 ] |
私のマイパーラーは某地域密着型店
パチスロ5.6枚交換
皆様、毎度ありがとうございます、ビタでございます。
仕事中、右手のひらを5針縫うケガをしてしまいました。
私は左利きですので日常生活に支障は無いと思っていたのですが、これがまぁ不便。
当然スロットを打ちに行くなんて出来ませんでした。
となると、ネタが出来ませんから日記は書けません。
ならケガが治るまで書かなければ良いとお思いでしょう。
でも、アカンのです。
私はスロットを打つのも勿論好きですが、それ以上に日記を書いて『立ち回り講座』へ投稿するコトが好きなのです。
ケガをして暫くは、右手ではマウスどころかスマホのタップさえままならない状況。
数日経って、ようやくマウス操作がかろうじて出来そうなところまで回復しました。
かと思えば、今度は痛風の発作が発動。
もぉ、踏んだり蹴ったりです。
「スロットは打ちに行けないケド、日記は書きたいなぁ。」
「でも、打ちに行って無いからネタが……。」
「こんなトキは昔話でも。」
「でも、昔話はついこの前に書いたしなぁ。」
「そもそも、そんな都合良く昔話を思い出すのはム…リ…。」
「!!!!」
「イヤ! 思い出した!!」
というワケで、短いスパンで申し訳ございませんが昔話を。
またしても一つ思い出し、一旦思い出すと次々と記憶が蘇ってきました。
全てスロットの話ですので、今回もイッキに放出したいと思います。
少々長くなりますが、お時間のお許し頂ける限りお付き合い頂ければと思います。
ちなみに、私が万枚出したお話+αです。
「そんな話はいらんっ!!」と言う方はご遠慮下さい<m(_ _)m>
【第1話 : 夢の万枚初体験】
時は2001年。
4号機全盛の時です。
前回の昔話でも登場したH店へ訪れていました。
この日は特別な日でもなんでもありません。
では、ナゼこの日に訪れたのか。
それは、新聞の折り込み広告に翌日の煽りチラシが入っていたからです。
とは言っても、具体的な内容が書かれているワケではありませんでした。
「○月○日は当店へ!!」とか抽象的な表現のみ。
これまでH店は新台入れ替え以外、この様な告知はしていませんでした。
「これは何かある?」
「店長の交代で設定状況が変わるとか?」
「となると、当日は休みやから何がなんでも行かなければ。」
「その前日も休みやから下見を…」
と、H店に訪れたのですね。
翌日のH店が本当に出す気があるのであれば、前日は全く期待出来ません。
よって、朝から行く必要はありませんがそこは悲しきスロッターの性。
開店待ちの列に並ぶ私の姿がそこにはありました。
まさにダメスロッターの鑑。
でも、朝並んでいる時のワクワク感は分かって頂けますよね。
開店時間となり入店。
まず、私が選んだ機種は初代の『獣王』。
先述の様に、この日のH店は回収に掛るとの予想。
となれば、全台設定1もありえます。
H店は通常営業時は設定6を使うコトはほぼありませんでした。
6を使うコトがほぼ無かった変わりに、1は少なめとの印象。
設定2〜4メインで遊ばす様なイメージ。
早い話がリセット高確狙いです。
朝イチ状態の『獣王』を回し、リセットされて無ければ次々と移動して行く作戦です。
リセットの判別方法として、最もポピュラーなのがガックンチェックでしょう。
しかし、H店は朝イチ全台“7”揃い。
故にガックンチェックは効きません。
ですが、『獣王』にはガックン以外にもリセットが判別できる方法があったのですね。
それは、ランプ判別。
ランプ判別とは、1Gで高確か低確かを判別出来る方法です。
1Gのみ回して暫く放置。
するとデモが始まるのですが、その時右リール上段のランプが素早く3回点滅すれば高確確定。
2回のみだと低確確定(=据え置き)と言うモノでした。
※注)3回点滅は高確確定ですが、前日高確で閉店した場合は据え置きの可能性も残ります
ガックンと違い、店員が盤面を開け手でリールを動かしても有効な方法でした。
早速同手順でチェックして行くも、私がチェックした台は全て低確。
設置されている全ての『獣王』を私が回した訳では無いとは言え、全台下げでは無い模様。
となると、折り込み広告に投函された翌日のイベントはガセの可能性も出てきました。
翌日のイベントがガセであれば、この日は通常営業が濃厚。
通常営業ならば、H店は比較的多く4を使ってくれます。
そんなワケで4を探しウロウロ。
するも、探し当てる事が出来ませんでした。
気付けば、サイフの中には2枚の千円札と数枚の小銭のみ。
これがこの時点での私が自由に出来る全財産。
翌日のイベントはガセとの予想でしたので、この時点では来るつもりはありませんでした。
給料日までおよそ1週間。
当時は実家暮らしでしたので、超節約すればなんとか持ちます。
「今日は帰るか。」
「その前に何か食べて帰るかな。」
と、H店内にある食事スペースへ。
当時のH店内には軽食スペースがありました。
現在の様に敷地内の別スペースでは無くフロア内にあるのです。
仕切り等の類は無く、他の人が打っている所を眺めながら食事が出来ます。
時間はお昼時でしたので、食券販売機には数人が並んでいました。
私はその列の最後尾に。
程なく私の番になり、小銭を食券販売機に投入する際、後ろに並んでいた方(AさんとBさんとします)の会話が聞こえてきました。
Aさん 「今日の閉店後『メダル交換』するらしいで。 そやから今日はアカンな。」
Bさん 「そうやな、出すんやったら明日ちゃうか?」
私 「!!!???」
『メダル交換』とは、その店のメダルを全て新しいメダルに入れ替える事です。
確かに、H店のメダルはキレイとは言えませんでしたので頃合いだったのでしょう。
私の個人的予想ですが、台を入れ替えるよりはメダルを入れ替える方が経費は抑えられると思います。
その分、新台入れ替えよりはお客に還元できるハズです。
即ち、新聞の折り込み広告はガセではなく、信頼できるイベントの可能性が高くなります。
それもかなり。
確かに、私が通常営業だと思い込み、設定4を探し回っても見つける事が出来ませんでした。
ですので、この日は回収日である公算は大。
となると、翌日はより還元されるイベントと予想されました。
それはもぉ後悔しました。
が、時すでに遅し。
信頼できるイベントとは言え、さすがに2Kではどうする事も出来ません。
翌日のイベントは諦めざるを得ない状況でした。
ため息交じりに軽食を受け取り、空いているテーブルへ着席。
スロットコーナーのすぐ横でした。
食事を摂り始めると、カド台に着席中のご婦人が目に付きました。
機種は4号機の『ゲゲゲの鬼太郎』。
程無くして、ご婦人の台にリーチ目出現。
ご婦人はリーチ目に気付かないのか全リールテキトー押し。
数G後、告知ランプである『目玉のおやじ』まで点灯。
が、ご婦人は目押しする素振りさえ見せません。
私は「あぁ、目押しが出来へんのや。」と思いました。
皆様もこの様な光景は良く目にすると思います。
ご婦人は誰かに目押しを頼むでもなく、何事も無かったかの様に回し続けています。
遂には追加投資まで。
さすがにこの光景を、見て見ぬフリは私には出来ませんでした。
ちょうど食事を終えた所でしたので、食器を返却後ご婦人の目押しをしに行こうと席を立ちました。
食器を返却後、ご婦人の元へ向かったのですがそこにはご婦人の姿はありません。
「トイレにでも行ったのかな?」と台を覗き込むと驚きの光景が。
その下皿にはメダルどころか何もありませんでした。
回りにも台をキープしている様子も全くありませんでしたので、ドコからどう見ても空き台にしか見えません。
しかも、『目玉のおやじ』ランプは点灯したままです。
取り敢えずタバコを放り込み暫く様子見。
するも、ご婦人が戻ってくる気配はありませんでした。
ここまで待てばさすがに空き台だろうと、なけなしの2Kの内1枚をサンドへ。
ボーナス図柄を狙うと揃うBIG。
ここで仮にご婦人が帰って来て台を返せと言われても、投資分の1Kダケ返してもらえれば譲り渡す気でいましたがご婦人は姿を見せません。
このまま即流しで帰るのも気が引けましたのでそのまま続行。
すると、あれよあれよと言う間にボーナス乱舞。
最終的には約2500枚流すコトに成功。
そのおかげで、翌日のイベントも参加できるコトになりました。
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