[3]パチスロ小ネタ集〜第2弾〜 [ 2016/7/26 ] |
■ 謎の女性V ■
マイパで『北斗の拳〜強敵〜』を打っていた時の事です。
隣の男性が女性と何やら話しています。
女性がスマホの画面を男性に見せると、男性は軽く首を振っていました。
その後、女性は軽く頷き、去って行きました。
その時に「はっっ!!」と思ったんです。
「さっきの女性は、あの時の謎の女性ではないか?」と。
前回の『パチスロ小ネタ集』にも書いたのですが、私は昨年、一昨年と続けて同じ体験をしています。
それは、20歳代後半と思われる女性が私の肩を「ツンツン」としてきて、スマホのLINEの画面を私に見せます。
そして、とある名前の所を指差し、私に向かい「違いますか?」と尋ねてきます。
確か昨年は『ただし』。
一昨年は『としあき』だった様な……
私の名前は『ただし』でもなければ『としあき』でもありませんので、過去2回共「いえ、違います。」と返事をしました。
すると、その女性は軽く会釈をし、去っていきました。
昨年も一昨年も、彼女は一体何者で、その目的は何だったのかが気になり、眠れない夜を数えたものです。
今回も、私が隣の男性に変わっただけで、状況的にはほぼ同じ。
気がかりなのは、今回の女性がこれまでの女性と同一人物かどうか。
ですが、それを確かめる術は、残念ながらありません。
仮に、隣の男性が私と同じ経験をされていれば、事情を説明し、その謎を共に解き明かそうとの考えです。
そして、それを機に“クランキーセブンウェスト”へ勧誘しようかな?との目論みもありました。
まずは、隣の男性が私と同じ経験をされたのかを確認しないといけません。
ですが、いきなり「さっきの女性の用件は何だったんですか?」と尋ねても「なんや?コイツ」と思われ、答えてはくれないでしょう。
隣の男性は私と同様『サイレントヒル』でハマッている模様。
慎重に言葉を選ばなければなりません。
私 「あの〜、ちょっとお尋ねしても良いですか?」
男性 「……はい?」
やはりハマッているからなのか、少し機嫌が悪そうです。
ですが、ハマッているのは私も同じ事。
話を切り出した以上、ここで引く訳にはいきません。
私 「さっきの方は、お知り合いですか?」
すると男性は、
男性 「……なんで!? ……なんか用!?」
と怪訝な顔で答えます。
この時私は「ヤバッ!言葉を間違えたかな?」と思いましたが、もう後には引けません。
私 「以前に見掛けた様な気がして……。 え〜と…スミマセン。 それだけです。」
男性 「………。」
私 「………。」
やはり不機嫌そうです。
すると、男性は呟く様に言いました。
男性 「……嫁ハンやけど何か?」
私 「えっ! あっ! そっ、そうやったんですか!?」
男性 「ついでやけど、(二人共)この店初めてやで。」
私 「そうなんですか。 スミマセン、僕の勘違いでした。」
男性 「………。」
も
う、“クランキーセブンウェスト”へ勧誘なんてとても出来る雰囲気ではなかったです。
私は逃げる様に席を立ち、そのまま店を出ました。
もし、あの時の男性が、この日記をご覧になっている様でしたら、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
大変失礼致しました。
●この日の収支:−1000枚
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