[2]5号機最高の一日を振り返ってみる [ 2016/5/30 ] |
〜某月某日〜
この日私は休日でした。
私の職場には数人の外国人研修生が在籍しており、その研修生達の所用に付き添いをしなければなりませんでした。
全て終わったのが午前10時10分前。
この後予定は何もありません。
はい、打ちに行くこと確定です。
午前10時10分マイパへ到着。
時間はタップリありますので、狙うは万枚です。
この日は新台『花の慶治〜戦極めし傾奇者の宴〜』入れ替え初日。(1台)
我がマイパでは1台のみの入れ替え時は、超高確率で高設定が投入されます。
いちおー確認へ行くと、すでに青年が着席済。
まぁ、当然ですね。
ここで私は考えました。
「せっかく朝早い時間から打てるから、設定判別でもしてみよう」と。
出来るかどうかは別の話ですが……
周りは朝イチ台がゴロゴロ。
マイパは朝イチ全台7揃いの為、ガックンは効きません。
この日私が最初に選んだ台は。
●機種 : 北斗の拳〜転生〜
●理由 : 上げ狙い(前日・前々日ともヘコみ台)
●作戦 : 128あべしまで回し、リセット挙動が無ければ移動
ちなみに朝イチ台です。
128あべしまで回すもリセットらしい挙動はなし。
サクサク移動。
次に選んだ台は。
●機種 : 北斗の拳〜転生〜
●理由 : 同上
●作戦 : 同上
同じく隣の朝イチ台へ移動。
デジャブ?と思われる挙動の為離席。
私には、その日のヒキのバロメーターみたいな物があります。
それは、「打ち始めて100G以内にどれだけレア役が引けるか」と言う物。
引ければ引ける程その日は調子が良かったりします。
それが例えATやARTに当選しなくてもです。
これまで『北斗の拳〜転生〜』を2台合わせて260G程回しました。
落ちたレア役は0回。
この時私は「今日はヒキが悪いから慎重に…」と気を引き締め、次なる台を探し求め放浪。
そこで目についたのが朝イチ165Gで捨てられている台。
●機種 : 北斗の拳〜強敵〜
●理由 : 高設定(だったらい〜な)狙い
●作戦 : 当たるまで打つ
この時点でのAT回数0回。
前任者はナゼ165Gなんて中途半端なG数でヤメたのかを考えました。
その結果以下の考えに到達。
「朝イチ高確っぽい為粘る」
↓
「高確が抜けた為離席」
↓
「朝イチ高確なら高設定の可能性アリ?」
と、二見氏も二度見する根拠で着席。
いちおーレア役をカウントするも、相変わらずレア役のヒキは激悪。
200G程回した時点でのレア役は、なんと角チェリー1回のみ。
しかし、この角チェリーから『伝承の刻』へ。
もちろん『伝承の刻』は華麗にスルー。
ですが、これで少しは高設定への期待が高まったのでそのまま続行。
引き続きレア役をカウントし回し始めます。
すると、突然隣の青年が声を掛けてきました。
隣は、新台である『花の慶治〜戦極めし傾奇者の宴〜』
朝からノーボーナス・ノーARTです。
ここが、この日最初のターニングポイントとなりました。
青年 「これって、狙わないといけないんですか?」
私 「???」
液晶にはボーナス確定の文字が。
青年 「僕、初めてなんですよ。」
どうやら目押しが出来ない様です。
私 「そうなんですか。 狙わないと揃わないんで押しましょうか?」
青年 「お願いしてい〜ですか?」
私 「い〜ですよ。」
と、ボーナスを揃えました。
青年は軽く会釈をし、ボーナスを消化。
難なくARTにも当選。
私 「やりますねぇ〜。」
青年 「これ、ど〜するんですか?」
私 「ナビが出るから、その通りに押せば大丈夫ですよ。」
青年 「そうですか……。」
青年のARTはいきなり295Gスタート。
私は自分の台を回し始めました。
その後もレア役の落ちは悪く、合算で1/80辺りをウロウロ。
低設定が濃厚となりましたが、当るまで打つと決めた以上続行。
すると隣の青年がART中にボーナス確定。
青年は自力で揃えようと必死で頑張っていますが、なかなか揃いません。
見かねた私が「揃えましょうか?」と尋ねると、
青年 「お願いします。」
私がボーナス絵柄を揃えると、青年は「ありがとうございます。」と恐縮しながら会釈。
私 「遠慮なく言って下さいね。」
青年 「スミマセン。」
と、ボーナスを消化。
その後、青年は席を立ちました。
ART中で、しかも下皿にはメダルが残っていましたので、おそらくトイレにでも行ったのでしょう。
案の定、暫らくして青年は戻ってきました。
すると、私に向かい。
青年 「さっきはありがとうございました。 よかったらコレどうぞ。」
と、右手には缶コーヒーが。
そうなんです。
この青年、たった2回目押しをしただけの私に、「お礼のコーヒー」をくれたんです。
昔はちょくちょくこの様な事はありましたが、最近はあまり見掛けませんよね。
私 「こんなんせんでい〜のに。」
青年 「次から自分で頑張ってみます。」
私 「頑張って! アカンかったら言って下さいね。」
青年 「ありがとうございます。」
いかにも今風の若者でしたが、なかなかに礼儀正しい青年です。
ですが、ひとつ問題が…
私の台は低設定濃厚でしたので、一度当たれば席を立つつもりでした。
しかし青年に「アカンかったら言って下さい。」と言った手前、青年が目押しをマスターするまで席を立つ訳にはいきません。
私の台がようやくATに当選したのは、頭上のG数表示が1300の時。
なんと、このATが伸びに伸びて230枚ものメダルを獲得。(涙)
本来であればここで席を立つのですが、隣の青年は相変わらず目押しに苦労しています。
もちろん見捨てる事なんて出来ません。
青年の台のARTは一向に終わる気配を見せず。
ボーナスもガンガン引いています。
私はボーナス絵柄のタイミングに合わせ、ボタンを押すゼスチャーで青年をサポート。
青年はスジが良いのか、暫らくするとボーナスは自分で揃えられる様になっていました。
私の『北斗〜強敵〜』はAT後600Gハマリ。
さすがに移動を決意し、青年に声を掛けました。
私 「もう大丈夫そうですね。」
青年 「なんとか。」
私 「じゃぁ、頑張って。 これ(コーヒー)ありがとう。」
と、席を立ちました。
ここで帰れば良かったのですが、なんだか消化不良。
それもそのはず、結構な枚数を消費したのに、当ったのは先程の『北斗〜強敵〜』の1回のみ。
店内をウロウロしていると、ジャグラーが全体的に良さそうなカンジ。
空き台を発見しポチポチ。
その時点でのデータ。
●総回転数 : 2200G
●BIG : 10回
●REG : 8回
●ボーナス合算 : 1/122
悪くはないと思いませんか?
マイパではジャグラー全台高設定なんて事が度々あります。
もちろん二見氏も納得する(←?)であろう根拠ですので確保。
●機種 : ニューアイムジャグラーEX
●理由 : 高設定狙い
●作戦 : ぶどうをカウントし、こまめに確率チェック
普段私はジャグラーを打つ際、ぶどうのカウントなんてオシャレな事はしません。
ですが、今回はマコトっち(←専属ライターである伊野谷誠氏の事です。大変失礼ですが、私は敬意を表しこう呼ばせてもらっています)の
第19回目の記事内で「ぶどうは嘘をつかない」を思い出しカウントする事に。
ジャグラーシリーズには呪われている為、こまめにブドウをカウントし、悪ければ早めの見切りを付ける為です。
ちなみに、ぶどう確率は全て累計での数字です。
このらしくない行為が、この日2回目のターニングポイントとなりました。
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