[1]50歳の現役専業スロッターとの連れ打ち [2016/4/15(金)] |
<4月X日 22:30 某ホール>
この日、仕事を終えた私は、ある男と会う為に某ホールへと向かう。
男の名は『園長』。
私が男と出会ったのは10年前。
当時、人気を博していた麻雀漫画「兎-野性の闘牌-」の登場人物「園長(風間 巌)」にそっくりの風貌であった為に付いたあだ名である。
私がLINEで到着した事を伝えると、園長は大景品を片手に店の入り口へと現れた。
手にした大景品の数が、50歳を過ぎた今も園長が現役の専業スロッターであることを物語っている。
その姿を見つけて、私は園長に話しかけた。
「お久しぶりです。 お仕事は順調みたいですね。」
私が差し出した手を握ると、園長は笑って答えた。
「仕事? 俺は無職だよ。」
<園長と私>
全国のスロッターのみなさん、こんにちは。
伊野谷誠です。
少し雰囲気を変えて、書出しをナレーション風にしてみた今週の「6付く」ですが、内容は先週の予告通り。
50歳にして現役専業スロッターの園長との稼働についてお話させて頂きたいと思います。
という事で、早速ですが、まずは簡単に園長のプロフィールと私との関係についてご説明させて頂きます。
■園長のプロフィール
御年50歳になるが、パチスロ歴自体は15年と年齢の割には短め。
園長がパチスロを始めてから2年。
37歳の時に脱サラをして、それ以降スロットで生計を立てている。
パチスロ専業となって、今年で14年目という猛者。
■園長と私の関係
私が園長と初めて出会ったのは10年前。
私がまだ大学生だった頃の話になります。
当時、園長はいわゆる乗り打ち軍団のリーダー的なポジションにいて、園長の軍団はレギュラー団員だけでも7〜8人を抱える大所帯でした。
当時、園長の軍団は、1日限定といった形であっても来る者は拒まず、誰とでも乗り打ちするというスタンスで活動を続けておりました。
その為、友人に誘われた私も度々軍団のお世話になり、そこから園長と私の関係はスタートしたという訳です。
正直、当時の園長のカッコいいエピソードを語りだしたら、字数がどれだけあっても足りなくなります。
事実、園長の自宅で飲みだしてから早2時間が経過した今も昔語りは尽きず、500ml缶のビールもあっという間に足りなくなってしまいました。
本当は語りたいエピソードはたくさんあるし、皆様が気になるであろう貯金の話や生活面の話、将来の話、人生の話なんかも聞いてみたので、書きたい事は山ほどあるのですが……
ただでさえ「長すぎる」とご批評いただく私の記事。
ここは断腸の思いで割愛して、そろそろ本題の稼働の話に移りたいと思います。
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