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読者ライター【ビタ】の記事28


[2]ビタのパチスロ昔話〜ノリ打ち編【前編】〜 [ 2015/11/7 ]

時は、私が若かりし頃。

当時の私は、パチンコライターの草分け的存在である故田山幸憲氏の影響を受け、羽根モノの釘をかなり勉強しました。
その甲斐あって、羽根モノの釘読みには自信が持て、2〜3軒のテリトリーで打てばほぼ負ける事はありませんでした。
勝ち額は少ないものの、羽根モノを打っている限り確実に勝てる事ができたのです。

しかし、この「確実に勝てる」が、なかなかのクセモノ。
「確実に勝てる」となると、なかなか打たなくなるものなのです。(時間効率が悪いのも理由の一つでした)

羽根モノを打てば勝てるという考えから、羽根モノ以外の台選びはテキトー。
もちろんテキトーに選んだ台では勝てるはずもなく。
手持ちが少なくなると羽根モノを打っていました。

が、羽根モノで得る事の出来る出玉は最大で4〜5000個。(打ち止めの為)
当時、大阪の換金率は1玉2.5円がほとんど。
つまり、取り返せたとしてもその金額は10000〜12500円。
しかも、「確実に勝てる」台を探し求めていた為、打てる台にもそうそう巡り会えなかったのです。

そんなこんなで、給料日前になると毎月金欠でした。


そんなある日、私のテリトリー内に某地方チェーンH店が新規オープンするとの情報をGET。
当時の新装開店は、主に午後6時開店の午後9時閉店という超短時間営業。

その為、パチンコの釘はガバガバ。
パチスロも高設定がゴロゴロ。
ましてや、周りに競合店がひしめく中での新規オープンとなると、顧客確保の為に『超お祭り』状態になるのは誰にでも予想出来ました。

数日後、いよいよH店が新規オープン。

当日、私は所用で午後6時の開店には間に合わず。
H店に着いたのは、開店から1時間半ほど経った頃でした。

「さて、『超お祭り』状態の出玉は…?」と、入店。

すると、私の目に驚くべき光景が飛び込んできました。

全く出ていない!!
しかも少々空き台が。

空き台の中の羽根モノの釘を見てみると、とても新規オープンの釘とは思えない調整。
もちろん見せ台もありましたが、その台数はごく僅か。
超ボッタ店確定です。

当然そんな店では打つ気も失せ、店を出ようとした時、一枚の張り紙が私の目に留まりました。
その張り紙にはH店の営業形態が書かれてあり、内容は当時としては大変珍しいハウスルールだったのです。

と、その前に、当時大阪での一般的なハウスルールを紹介します。(私の住んでいた地域だけかも知れませんが…)


1. パチンコ : 40個交換(2.5円)

2. パチスロ : 7〜8枚交換(14.2〜12.5円)

3. 打ち止め個数 : 4〜5000個

4. デジパチ : ラッキーナンバー制(3・7図柄で大当たりの場合のみ4・9図柄で大当たりするまで持ち球遊技可。3・7以外は1回交換)

5. パチスロ : 持ち球遊技可(無制限)

6. 持ち球移動・共有禁止


以下、当時のH店の営業形態です。


1. パチンコ : 40個交換

2. パチスロ : 7枚交換

3. 打ち止め個数 : 4000個

4. デジパチ : 持ち球遊技可(無制限)

5. パチスロ : 持ち球遊技可(無制限)

6. 持ち球移動・共有可


換金率や打ち止め個数は組合の申し合わせだかなんだかで、他店と変わりが無いのですが、4.の項目と、特に6.の項目が当時としては斬新でした。
まぁ、その分釘や設定が厳しかったのだと思います。

私は「ふ〜ん、珍しい営業形態やな、ケドもう来る事は無いかな…。」と、思い店を後にしました。


H店新規オープンから約1年が経った頃です。
H店の近くで、高校の同級生Oを見掛け声を掛けました。

私 「おぉ〜、Oやん。 久しぶり。」

O 「おぉ〜、ビタやんけ。 久しぶりやな。」

私 「こんな所で何してたん? お前この辺に住んでるの?」

O 「いや、あそこのパチンコ屋に行っててん。」

と、H店を指差します。

私 「H店に? あそこの店アカンやろ!」

O 「そんな事ないで、パチスロのモーニング狙ってるから。」

私 「モーニング!? あそこモーニング入ってんの?」

O 「1〜2ヶ月くらい前からちゃうかな?」

当時のモーニングは、現在のリセット(設定変更)による恩恵狙いとは違い、店側が意図的にビッグボーナスを仕込んでいました。
つまり、朝イチ1回転目でBIGが揃う訳です。

私 「で、勝ててるん?」

O 「パチスロだけやったらな。」

私 「すごいな、あの店で…。」

O 「けど、パチスロ以外で負けてるし(笑)」

私 「あっ! 俺もそう、羽根モノ以外で結構負けてる(笑)」

O 「今度一緒に行こか? ほぼ確実にモーニング取れると思うで。」

私 「マジで!? どうやって?」

O 「メシでも食べに行こか? そこでゆっくり話すし。」

私 「オッケー!!」

と、モーニングの取り方を教えてもらう事に。

当時、H店に設置されていたパチスロは、3号機の『マジカルベンハー』1機種のみ。
確か当時は、1店舗につき1機種しかパチスロを設置する事が出来なかったんだと思います。

後にこの機種は、裏返ったり、BIG1000枚抜き打法などの攻略法が発覚し、話題になった機種です。
この時はまだノーマルで、私も攻略法を知りませんでした。

H店には50台ほど設置されていて、その中の5〜6台はモーニングが仕込まれているとの事。
そこでOが話したモーニングの取り方とは次の様な物でした。

『1枚掛けで1回転のみ回し、ハズレなら次の台への移動を繰り返す』です。
(※ボーナスが成立していれば1枚掛けで揃う、15枚の払い出しあり)

話を聞いただけでは超簡単なのですが、実はこの方法、H店以外で勝つ事はまず不可能なのです。

その理由は、先に述べたH店の珍しい営業形態にありました。

もちろん、H店の近隣店にもモーニングは入っていました。
しかしH店以外の場合、持ち球移動・共有が禁止の為、最初に座った台にモーニングが仕込まれていなければ、借りたコインを全て消化後次の台へ移動。
再び1000円分のコインを借りなければなりません。

一発でツモれれば問題ないのですが、その確率1割強。
9〜10台打って1台モーニングが取れる計算です。

当時のパチスロは3号機のノーマルAタイプのみ。
1BIGあたりの出玉はどの機種も360枚程。
金額に換算すると約5000円。

9000〜10000円投資の5000円回収では勝てるはずもありません。

その点H店の営業形態は、持ち球移動・共有が可能。
1000円分(50枚)のコインがあれば50台のモーニングチェックが出来るのです。

さらにH店が超ボッタ店だと周りに認められていた事も幸いしました。
朝イチから並ぶライバルが極端に少なく、運が良ければ2〜3台モーニングが取れると言うのです。

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