[1]油断編〜バルハチサイフの消失〜 [ 2015/3/26 ] |
こんにちは。
バルハチです。
今回は稼働の話はありません。
写真もありません。
今から8〜10年前の話です。
そして妄想が膨らみ過ぎました。
どんな妄想かは、読んで頂けたらわかるかと思います。
※※※CAUTION!!※※※
以下には下品な話が含まれます。
下品が苦手な方、潔癖症の方はページバックをどうぞ。
お食事中の方は終わってから読んで下さい!
では、覚悟はいいか?
俺はできてる(ブチャラティ)
私は、この「バの巣」の店長兼バーテンのバルハチだ。
薄暗い店内には、数人の客が紫煙を燻らせテーブルで談笑している。
カランコロン。
扉を開け、新しく入ってきたのは女性客だった。
この女性は、この界隈で水商売をしており、早く上がった日などはよくウチに来てくれる常連客だ。
いつもならカウンターでちびりちびりとウイスキーを舐めるように飲みながら、彼女の店に来た客の愚痴を言うか、得意のパチスロの話をするのだが、どうやら今日は様子が違う。
顔色が悪く、テンションも低いようだ。
いつもなら彼女から話し出して、私が相槌を打つのだが、黙ってシングルモルトを呷る彼女にこちらから声をかけた。
私 「今夜はお気分が優れないようですね。 どうかされましたか?」
女 「マスター聞いてよ。 私、昨日財布落としたの。 もう最悪〜」
私 「それは災難でしたね。」
女 「あー、私って本当ドジ。 10数万入った財布落とした〜。 あー死にた〜い。」
私 「お得意のパチスロで取り返してはどうですか。」
女 「そもそも財布落としたのが、たぶんパチ屋なのよ! しばらく近づきたくないわ!!」
私 「そうですか。 私が昔、スロットを嗜んでいた頃の話なのですが、私も財布をホールで落としたことがありました。」
女 「同類じゃ〜ん!」
私 「それも三回。」
女 「マスター、超ドジじゃん!」
私 「フフ、そうですよ。 その話聞きますか?」
女 「してして。 私よりドジな話聞いたら元気出そう!」
私 「わかりました。 では、落とした三回をお話させて頂きましょう。」
そうして私は、ドジなエピソードを語り出したのだった。
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