やぁ。 トーテムポールだよ。 冒頭の「やぁ。」は、核シェルターから出てきたケンシロウとユリアにトキ兄さんが言った感じで読んでほしい。 要は、燃え尽きた感でいっぱいということだ。 ■ 6月4日(木) ■ 仕事が終わり、毎週恒例のテニスをしていた時。 私主催の第2回スロット大会での覇者であり、かつ万枚10回以上達成者であるタケシが、ニヤニヤしながら近づいてきた。 タケシ 「ちょっとこれ見てよ!」 と、スマホを差し出す。 私 「ちょっ、これ!! アルティメットバトルじゃないですか!?」 ※アルティメットバトルとは、魔法少女まどか☆マギカで滅多に突入することのない上乗せ特化ゾーンのことである タケシ 「引いちゃった☆てへぺろ」 私 「マジですか!? 私の時は13戦で185Gでしたけど・・・どれだけ続いたんですか?」 タケシ 「聞いちゃう?」 私 「聞いちゃう!」 ※画像は36戦だが、最終的には42戦まで行ったらしい 私 「・・・・・・(言葉が出ない)」 私 「・・・・・・(言葉が出ない)」 私 「(抜けた魂を必死に引き戻して)どんな流れだったのですか?」 タケシ 「説明しよう。 まずは色々あってこうなったわけだ。」 私 「この時点で充分すぎるくらい凄いですけど・・・」 タケシ 「そう? ラッシュの引き戻し確認が終わったところでちょうど400Gのゾーンに入ったから、抜けたらやめようと思ったわけよ。」 以下、簡潔に。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ゾーンでBBに当選 →完全告知を選択し、「!」ナビで扉が顔を出す →何気に左を押したら中段チェリーがズドーン!! →ビビるタケシ →始まったアルティメットバトル →頑張るまどか →終わらないアルティメットバトル →パニくるタケシ →獲得する988G →迎える閉店 →悲しみのART700G残し 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 私 「えっ!? 取り切れてないんですか?」 タケシ 「だって、アルティメットバトルに突入したのが閉店1時間半前だよ。 42戦を消化するだけでもかなりの時間がかかったからね。 すぐに終わると思ってゆっくり回していたし。 取り切れていたら、その前のと合わせて万枚に届いたんだろうなぁ。」 私の心の中 「この男・・・持っているモノが違いすぎる。 悔しがってはいるがひどく落ち込んでいる様子でもない。 きっとこの男にとっては、これくらいのことが定期的に訪れているのだろう。 なんて言ったって、万枚を10回以上経験しているのだ。 普通のヒキの持ち主ではないことは確かだ。」 自分のヒキとタケシのヒキを比べたら、燃え尽きてしまう気持ちも分かってもらえるのではないだろうか。 同じ目的地まで行くのに、各駅停車の鈍行電車で行くのと新幹線で行く位の差がある気がしてならない。 ということで、今回はヒキについて少し話をしてみようと思う。 と思って書いてみたが、書き終えた後にもっと書きたいことができたため内容を変更することにした。 ちなみに、ヒキについての内容は大人気漫画であるハンターハンターの念能力にヒキの種類を当てはめたクソつまらないものだったぞ。 【トーテム的ヒキ分類】 ●強化系 設定に関係なく出るときは出るし出ないときはトコトン出ない ●放出系 フリーズや特定フラグを確率以上に引く が、出玉に繋がるかは別の話 ●操作系 BBとRBの比率が偏ることが多い 小役の出現するタイミングが集中する ●具現化系 無欲のときに大勝することが多いが、閉店間際などに「出るな、出るな」と願うと大量上乗せをしてしまう ●変化系 メーカーによって得意不得意が分かれる 継続率は得意だがストックは苦手など、力が発揮される分野が特定されている ●特質系 何事も期待値や理論値に届かない又はその逆 そして、書きたくなった内容とはズバリHANABIについて。 私は通称北斗世代のため4号機時代のHANABIは知らないし、今でも決して詳しいとは言えない。 そのためこれから書くことが間違っていたり、もっと効率の良い打ち方もあるかもしれないが、その点はご了承いただきたい。 では、参る。 最近は、友人であるヒキ強魔神のKと仲良く並んでHANABIを打つことが多い。 我々が気に入っている打ち方は、 「単独ドン狙い」 「毎G中リールに氷を狙う順押し」 「遅れ発生時の逆押し上段ドン狙い」 「BB成立時の全リールビタ」 「高速リプレイ外し」 である。 色々とやっている風に書いたが、詳しい人からすればどれも「何を今更?」という打ち方だろう。 しかし、私が見ている限り8割近くの方が「暖簾狙いのハサミ打ち」のみである。 「暖簾狙いのハサミ打ち」だけでも十二分に楽しめる機種ではあるが、実際に私が色々な打ち方をしてみて感じたことは、「楽しい」だけでなく「得をする可能性がある」である。 得と言っても1枚、2枚の話のため収支に大きな影響は出ないが、より楽しくなって少しでも得になる部分があるのであればやって後悔することはないはずだ。 まずは「単独ドン狙い」について。 この打ち方は、苦手な人が多いと思う。 私もやり出したのは実は最近だ。 なぜ苦手かといえば、リーチ目がよくわからないということが一番の理由だろう。 暖簾狙いではリーチ目になるダブルやトリプルテンパイハズレも、停止形によってはほとんどが通常出目として止まる。 ただやり続けてわかったのだが、特有のリーチ目は実は多くはなくて、大抵はゲチェナ、暖簾リプドンの通称ノリオハズレ、氷とチェリー否定状態の花火演出による当選告知がほとんどである。 決して難しくはないため、慣れるまで打って欲しい。 では、単独ドン狙いによる利点は何なのか? 単独ドンを枠上に狙って枠内にドンが滑ってきたら、ドンBBである可能性が高い。←ボーナスを揃えるときは1枚掛けで右リールドン狙い 逆にドンが滑ってこないリーチ目が出たときは、RBか赤7の可能性が高い。←ボーナスを揃えるときは1枚掛けで中リールに暖簾狙い 個人的な感想だが、暖簾狙いよりはドンか赤7の区別がつきやすいと思っている。 どんな状況でもボーナスを揃えるときに右リールにドン狙いをする人よりも、長い目で見れば察知して揃えるまでのG数は少なくなると思われる。 また、こんな停止形のとき。 このトリプルテンパイは風鈴と氷が外れれば当たりだが、この際に中リールに「チェリー・氷・チェリー」を狙う。 もしドンBBが成立していれば、風鈴と氷を否定してドンがすべってくる。 そう、成立Gでボーナスを揃えられるのだ。 ドンがすべってくるのを想像しただけで気持ちよくならないかい!? 単独ドン狙いには、私もまだ知らない色々な可能性が秘められている気がしてならない。 次に、「毎G中リールに氷を狙う順押し」。 私の場合あまり効果はないのだが、Kにはとても合っている打ち方のようだ。 Kはハサミ打ちをしているとたまに氷を取りこぼす。 先日も見ていた間に2回取りこぼしていた。 そこで私が薦めたのが順押しである。 左リールは暖簾か単独ドンを狙って、中リールは毎G氷(赤7を狙うとやりやすい)を狙う。 そのかわりに、右リールは適当打ちでオッケーというもの。 毎G2リールの目押しが必要なため、聞いているだけだと面倒くさそうだが、やってみると常に同じリズムで打てるため案外ストレスはない。 Kがやってみても氷の取りこぼしはなくなったし、当たった時の感じがいつもと違うということで気に入ってくれた。 氷をよく取りこぼしてしまうという方や、ハサミ打ちに飽きたという方は是非試してもらいたい。 次は、「遅れ発生時の逆押し上段ドン狙い」。 動画か雑誌を見て真似してやり始めたのだが、これがなかなか面白い。 やり方は簡単で、タイトルにある通り。 遅れがわからない方には頑張って感じ取ってくれとしか言えないが、頻繁に打っていれば絶対にわかるようになってくる。 私も未だに「遅れた気がする・・・ ピシッ! あっ遅れてなかった(笑)」みたいなことが度々あるレベルだ。 この打ち方の何がアツイかというと、消灯と出目のコラボレーションである。 法則をいうと、逆押しで上段にドンを狙うとほとんどがノリオの形で停止する。 これだけではチェリーが揃う形なだけだが、その停止時に消灯が伴うと状況は一転して、1リール確定のリーチ目に昇格するのだ。 その後は左リールで下段に3連ドンの一番上(通称長男)を狙って、止まれば中リールにもドン狙い。 左リールで暖簾まですべってきたら、中リールも暖簾を狙えばオッケー。 また、右リール上段にドンが止まるときがあるのだが、このときは先ほどの法則とは逆になる。 消灯するとチェリーで、消灯無しで1確になっている。 出目は同じでも、消灯の有無で当たりか否かが変わるのはメチャクチャアツイ! 消灯と出目をここまで堪能できる打ち方もなかなかないだろう。 法則もすぐに覚えられるため、これも是非やってみてほしい。 ちなみに私は、RTである花火ゲームでパネルが点滅したときもこの打ち方をしている。 消灯演出こそないが、どうなれば当たるのかを現在検討中だ。 まだまだ続くぞ。 次は「高速リプレイ外し」。 カッコイイと思ってやり始めた高速リプレイ外し。←とんだ勘違い野郎 これが思わぬ効果をもたらしている。 目押しは決して苦手ではないが、長時間打って疲れが溜まってくるとミスをすることがあった。 ただ、高速リプレイ外しをやり始めてからは全くミスがなくなった。 ※高速の定義は、左リールで暖簾を2周以上させない やるのに勇気はいるし、失敗したらクソ格好悪いが、もしリプレイ外しが苦手な人がいたら速く押した方がミスは減るという可能性もあるので試してみてくれ。 最後に「BB成立時の全リールビタ」。 ある日のこと。 散々打ってきたのに今まで知らなかったのだが、BB成立時に全リールビタ押しが成功するとBGMが変わるらしいと聞いて、Kと二人でそれに挑戦していた。 HANABIの島は3台で、K−私−知らないお兄さんという並び。 連れ打ちということもあり、良く言えば私達は楽しんでいたが、大抵の場合はウザイ奴と捉えられる状態であった。 そして私はドンBBが確定し、Kとワイワイキャッキャ言いながら右・中とドンを揃えて、左を狙おうとしたときに、隣のお兄さんに声をかけられた。 私の心の中 「やべっ、うるさかったかな・・・ 怒られるか!?」 お兄さん 「単独ドンの2つ上のブランク図柄を中段にビタ押しすると、3連ドンがすべってくるよ。」 私の心の中 「!!! 絶対怒られると思ったのに・・・ うるさい私達を怒らずにプチ情報をくれるなんて、なんて優しい人なんだ。」 私 「そうなのですか? ありがとうございます。 やってみます。」 お兄さん 「うん、せっかくだからやってみて。」 私は、知らなかった情報をもらえたことと、このような交流を持てたことに幸せを感じていた。 お兄さんもきっとずっと言いたくてウズウズしていただろうから、言えたことでスッキリしていたと思う。 そんな和やかな雰囲気の中で私が考えていたことはこうだ。 私の心の中 「えっ!? ちょっと待って。 情報をもらえたのはとてもありがたいんだけど、よく考えたらガン見を公認した上で、私はビタをしないといけないのか? ただ、高速リプレイ外しをしたり色々な打ち方をしていて目押し力がある奴オーラを出していたのは確かだし、私ならできると思ってお兄さんも言ってくれたのだろう。 だからといって、知らない人に見られている中で苦手な中段ビタを、決して見やすいとは言えないブランク図柄でやるなんて・・・ えぇい! 退かぬ媚びぬ省みぬ! やってやるぜ!!」(この間わずか0.01秒) ビタッ! ズルッッ! 3連ドンの声 「てやんでぃ! なかなかやるじゃねぇか。」←妄想 成功したら、お兄さんは満面の笑みを見せてくれた。 良かった。 成功して本当に良かった。 それにしても、スロットで知らない人と交流ができたのってどれぐらい振りだろう? 7揃えや打ち方解説の依頼以外では初めてかもしれない。 こういうのもいいものですね。 今回の記事はここまでとする。 ぐちゃぐちゃと書いたが、色々な楽しみ方があるということが少しでも伝われば幸いだ。 皆さんも良いHANABIライフを〜! 【 パチスロ徒然考 】 メニューへ
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