さて。皆様ごきげんよう。 春川亭三七でございます。 今週土曜日の2/11。 とうとう連打も4打目を迎えます。 この度の連打は「in 名古屋」。 我らが二見りょうをして選別されたホールということで、参加予定である三七としては大変喜ばしい限りなんですな。 まぁ、ホント楽しみにしているのですが…。 どうせね、他のサイトライター陣はね。 「おまえ(=三七)は、ホールの意気込みとか関係ないだろ…。」 って思われているのだろうなぁと。 まぁ、そらそうですわな。 何だかんだで、皆勤賞で参加している連打。 1打目〜3打目まで「なんかフォールドウェーブ感じたから」って理由で「マクロスフロンティア2」打って適当に勝ってるだけですからね。 そら、舐められるわって…。 ただし、今回はね。 マクロス置いてないんですよね…。 そこで、設置機種をしかと確認した結果、わたしが愛を注ぐべき台が一台あることに気づいたわけです。 パチスロ上手な皆様のお邪魔にならぬよう、わたしはその台目指して一直線でしょう。 まぁ、当然のものとしてバラエティ設置です。 そしてもう一つは、「てめぇのレバーオンでなんとかする台」です。 そう、前段方式を採用されているパチスロにおいて、レバーオンで成立役を確定させた時点でその行先がはっきりする台です。 大げさなとらえ方をすれば、「前段方式発明の祖・ユニバーサル会長 岡田氏への挑戦」のような台がわたしは大好きなんですな。 マクロスにしてもそうなんです。 基本的に「ここでシングルを引かずしていつ引く?」ってタイミングでシングルを引いた時の気持ちよさたるや…。 パチスロ打っていて、脱力と緊張が一気にやってくる瞬間なわけです。 ええ、あくまで個人の見解です。 パチスロは適度に楽しむ遊びです。 自分自身の尺度で楽しむ。 それが出来れば、それでいいものだと思っているわけですな。 ノーマルタイプで狙い台を定めて、その通りツモるもよし。 爆裂フラグのある台でその爆裂フラグの為に打つもよし。 己の楽しむ尺度は人それぞれ。 私も連打では、取材がメインでありつつも、己の尺度で自由にパチスロを楽しみたいと考えている次第です。 当日はどうぞよろしくお願いいたします。 さて。 今週のテーマですが、「連打」を行なっていく上で外せないテーマとなります。 「広告宣伝規制」についてと致しましょう。 1月下旬の「賀詞交歓会」の行政講話にて、2017年の喫緊の課題とされた「依存対策問題」。 そして、それに関連付けてテーマとされた「広告宣伝規制」。 今年の業界展望を考える上で避けることのできないこのテーマを、今一度改めて掘り下げてまいりましょう。 【賀詞交歓会でテーマとなった「警察庁が考える」依存関連問題とは?】 これまでのコラムでも何度か触れているが、「賀詞交歓会」で必ず行われる警察庁保安課からの行政講話。 この毎年の恒例行事にて、その年の業界の課題を浮き彫りにし、業界の向かうべき方向性を決めていくのが、この「賀詞交歓会」である。 今年の賀詞交歓会での講話においては、やはりというべきかIR推進法案の絡みから依存症対策問題が喫緊の課題として最重要テーマとされた。 正直、業界においてぱちんこやパチスロが「遊技」なのか「博打」なのかというのはわきに置いて考えるべきだ。 たとえ、風営法の括りにおいてはぱちんこ・パチスロは遊技であるとの大義名分を最前線に押し出したとて、それが依存度の高いものであれば、「依存症問題」においては手っ取り早いテーマにされてしまうのが業界の常なのだ。 特に競馬などの公営ギャンブルと違い、「現場に行く」という意味では、そこかしこにホールがあるという環境下が、「触れやすい」という意味で「依存度」を高くしていると思われているわけである。 そしてその依存症というものは、二つの大きなテーマをクリアにすれば解決できると、少なくとも警察庁は考えている。 それが「射幸性の抑制」と「広告宣伝規制」である。 あえて「少なくとも」と書いたのは、わたしはそうは思っていないからである。 依存症というものを調べていくと、それがギャンブルであれ、薬物であれ、対象が何であれ、その対象物を排除することが根本的な解決にはならない。 ・・・と個人的には思っている。 本来ならば、ここで依存症について掘り下げるのが筋だとは思うが、本稿のテーマとは少しずれるので、割愛することとさせていただく。 話を戻して、警察庁が考える「依存症対策」=「射幸性の抑制」と「広告宣伝規制」の二つは対象がはっきりしている。 「射幸性の抑制」=メーカー向けであり、「広告宣伝規制」はホール向けと大別することが出来る。 射幸性の抑制は、一定のアクションを起こし、その効果がみえたものと判断されている。 ぱちんこで言えば、MAX機の大型撤去であり、パチスロで言えば、AT廃止であり、出玉の完全メイン基板管理化になる。 その成果についてはこれからの判断ということになるわけだが、MAX機の撤去やサブ基板の形骸化についてすぐにアクションが起きたことについては警察も評価している。 そして、出玉性能の可視化の義務化をベースに、メイン基板に7セグの搭載まで目指している。 これについての成果が見えてくるのはもう少し先の話になるし、現時点において前述のぱちんこ・パチスロの性能対策にてそれなりの成果を得た(=依存症対策に対しての口実を得た)という意味では、「射幸性の抑制」において、メーカーに対してしばらくは静観の姿勢を見せることになりそうだ。 しかし、ホールに対しては違う。 昨年末に警視庁管内において「立ち入り検査」が多発した事例があるのだが、それの大きなテーマは「ハンドルの調査」。 ぱちんこの球を打ち出すための装置の部分。 あれを目いっぱい右まで回して、そこで手を離した時に左まで戻るかどうかを確認していたのが、その調査の大義名分。 そして、そのハンドルが手を離した時に戻らなければ「指示処分」をうつ、という事例が多発していたのだ。 この「ハンドル調査事変」、普通に考えれば「構造設備の維持義務違反」と思われてしかるべき。 ホールとしてはそうならないように設備をメンテナンスしているべきだということかと思っていた。 しかし、そうではない。 要は「射幸心を煽っている」、つまり「20条の1項違反」にて、指示処分をうってきたのだ。 これを読んで「???」となった読者がいれば、勘がいい。 わたしも最初にこの事例を目にしたときは、「は?」と思った。 因果関係がよくわからないからだ。 「ハンドルが戻らない=射幸心の煽り」がつながらないのであるが、警察庁の見解としては違う。 「射幸」というのは、要は「労せず偶然の利益を得ること」なので、ハンドルが固定されているということが「この『労せず』の部分にあたる」と言いたいわけだ。 ここまでくると警察庁の言い分もずいぶん乱暴だなと思うわけであるが、まぁ、こう読み解ける環境を作ってしまっているわけだから、それに対して指示処分をうつという意味では一応の大義名分があるだろう。 この射幸性の抑制が、ホールにも向いてきているのである。 この体制は、そっくりそのまま広告宣伝規制にまで及んでいる。 そして、その規制の輪は各所をベースに全国にまで拡がることを示唆している。 【各所の営業停止は見せしめか?】 ここで、昨年末から続く広告宣伝規制による営業停止を列挙してみよう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 -東京、スロット専門店の営業停止命令(設定示唆等) -大阪、ユーチューブを利用しての宣伝規制違反(ユーチューブ内での発言等) -京都、店内ポップの文言とイラストによる宣伝規制違反 -愛知、詳細不明ながら広告宣伝規制による営業停止 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ざっと知るだけでも、これだけの営業停止命令がうたれているのである。 東京なんかの場合は、前述した「立ち入りの強化」からホールに対する広告宣伝の調査が強くなっているのは目に見えてわかる部分なので、この規制の強化は警察の考えからしたら「2011年に具体例を出してまで広告宣伝の文言を強化したにも関わらず・・・」に対する延長線上的意味合いが強い。 そう、元々「うるさい」のだ、東京は。 そして、大阪・京都。 こちらも「ライター来店イベントの禁止」や「等価交換の廃止」を先立って行なった関係から、「運用」として、「射幸」を抑える動きをとっているエリアと推察できる。 実際問題、「等価交換の廃止」や「ライター来店イベントの禁止」は、警察からの指導の下に組合主導で決めた自主規制がその端を発しているのである。 そういう意味では、大阪・京都も「元々」広告宣伝規制に対して神経質な姿勢が伺える。 問題は、愛知。 こちら、ぱちんこのくぎ曲げ等については厳しい姿勢を取っているのは有名であるが、その裏で広告宣伝規制の解釈運用については、なかなかに緩い立場をとっていたエリアである。 つまりどういうことが言えるかと言えば…。 この営業停止命令をもって、近隣他店にも「こういうことがありうる」という警察の姿勢を見せたいのであろう。 そして、名古屋がその姿勢に追随したということは、この警察の姿勢は現時点で全国に普及していく最中であることが想像できる。 今後は現時点でも厳しいエリア、岐阜や福井、長野にも簡単に普及するのが想像できるし、今後福岡などの大都市ながら解釈運用に緩い姿勢を取っているエリアにまで普及するようであれば、それは一つ、広告宣伝規制の線引きの答えが出ると言っていいだろう。 年末から今年にかけて「射幸性の抑制」と「広告宣伝規制」の強化は顕著になりつつある。 これが現在警察が考える「依存症対策」の初手と考えていい。 これらのスケープゴート的な「射幸性の抑制」(ハンドル事変)と「営業停止強化」にて、それなりの答えが出れば、次は線引きを「自発的に」決めることが業界の課題である。 その課題は、実のところ「MAX機完全撤去」の時にも警察からは触れられていたことでもある。 要は、「自発性」の問題である。 射幸性については、メーカー、ホール一体になって取り組まなければいけない作業だ。 機械のもつ性能を「設計」した通りに「運用」すること。 そして、その機械の持つ「売り」をアナウンスするにあたり、それが「射幸性の煽り」につながらないように「広告」するということ。 これらを「指導」があってから動くのではなく、自身から発信する姿勢を今業界は求められている。 「作ったメーカーが悪い」ではなく、「運用したホールが下手だ」ではなく、両者が手を取り、業界の魅せ方を定めるための2017年。 そんな1年になり、その結果として先々まで残る業界であることを期待してこの稿を了としよう。 【終わりに】 ともあれ、警察の指導の方向はなんとなく斜め上な印象は否めないんですよ、個人的にはね。 広告宣伝規制の強化は、メーカーにとっては触れられない治外法権ですし、エンドユーザーにとっては、ホールと「駆け引き」できないほど、ホールが「ガセ」の横行によりその信用度を失ってしまったと考えられるわけです。 その結果、サミートロフィーのように機械の性能による設定示唆というものに依存しなきゃいけない環境になってしまったわけですよ。 これは6じゃなくてもいいやという甘え。 6じゃなくても稼働とれますよという機械設計・出玉設計。 「メイン基板7セグ表示」や「(正当な)広告宣伝」によって、正しい線引きを見つけてほしいですな。 といったところでお時間です。 お目通しありがとうございました。 【 回胴小噺 】 メニューへ
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