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回胴小噺



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「新内規」とはつまりどういうこと? [2015/4/13(月)]

第4回目の登場です。
春川亭三七でございます。

第3回まで様々、毛色の違うものを用意させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
まだまだ半人前のわたくしではございますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

と、自分で自分のハードルを下げておきます。

だって・・・

なんか、花火さんがハナビの記事の冒頭でえらくハードル上げてますから!

大体ね。
「師匠」とか「先生」とか言ってくれている癖にあの人、わたしの「連打!」レポートの時にコメントで、

「間違った方向に行ってしまったら、かごは三七さんが書いてくださいね」

って言ってきましたからね。

・・・まったく・・・。
花火のやつめ・・・。
師匠を「かご書き」にしやがって・・・。

って、これ、「抜け雀」って落語の演目のオチのセリフなんですけどね。

多分、「連打!」レポートを受けてのあのコメントだったのだと思うんですけど、どうだったんですかね?
花火さん?

抜け雀の演目というのはですね・・・

と、ここで落語の解説を始めると、今度はわたしがクランキー先生に怒られてしまいますのでね、やめておきます。

ただ、わたしの記事を読んでもらって、落語にも興味持ってもらえたらうれしいなぁなんて思っております。

一概に「抜け雀」と言っても、演者によって内容が変わってきます。
メーカーによって台の特徴が違うのと一緒です。

例えば、「バジリスク」のぱちんこを・・・

っといけねぇ!
また、版権記事を展開してしまいそうになりました。

脇道にそれる前に、本日のテーマに参るとしましょうか・・・

第4回テーマは、「パチスロの新内規」について掘り下げよう!です。

 


【新試験方法とは?】
以前の記事にて、「激震が走った9.16行政通知」とお伝えいたしましたが、まずは実際に何が起きたのかについてかいつまんでお伝えしようと思います。

今回の行政通知によって、業界的に法律が変わるというわけではありません。
5号機時代から6号機時代になるわけでもありません。

言うなれば、これまではメーカーが法律の範囲内で出来ることを模索した結果、法の網の目を通り抜けるようなやり方をしていたという事になります。
その網の目が緩かったのが、タイトになったと思っていただければいいかと思います。

これまでの試験方法から新試験方法になって、「ARTやATにおける押し順を無視して、左からの順押しにて試験を行う」と発表したわけです。

 


【では、なぜこれが「激震が走る」ことになるのか?】
ぱちんこ・パチスロは、射幸性を抑えるために「出玉率」というものを決められております。

特に重要視されているのが「長時間出玉率」というもの。
皆様がよく見かける「機械割」に相当するものです。

その長時間出玉率の上限は、「17500ゲーム消化で120%未満」と法律にて定められております。
なので、各社設定6の出玉率は「119%」を目標に申請に持ち込みます。

そして、これまでの試験においてはこの出玉率の上限にのみ焦点が当てられ、この出玉率を超えてしまえば不合格、超えなければ合格、というように定められていました。

しかし、今回の「押し順無視」の試験方法により「長時間出玉率の下限を見る」という事になってしまいました。
つまり、17500ゲーム消化でどれだけ吸い込むのか?を見る事になります。

この「出玉の下限率」というのが、「55%以上」でなければならないという事。

各社これまで、ART・AT中に任意の押し順をナビすることによってその出玉を管理しておりました。
現行主流のART・AT機では、ベルなどの小役の押し順「左第一停止」を少なくすることによって出玉率を著しく下げて作られています。

おそらく、現在ホールにあるART・AT機にて、ART・AT中に押し順を無視して左から押し続ければ、まず間違いなく出玉率は10〜20%程度にしかならないはずです。
その代わり、通常時にペナルティを無視して「中押し」や「右第一停止」をし続けていれば、おそらくコイン持ちは格段に上がるはずです。
通常時にも「押し順にてそろう小役」というものは発生しているからです。
ナビがないだけで。

通常時に、左第一停止を絶対条件の縛りとしてつけることによって、通常時は払い出される小役を制限し、ART・AT中においてはナビにおいて出玉を獲得しやすいようにする。
それが、現在のART・AT機の大まかなつくりになります。

つまり、現状の台にて「下限率」をみる試験方法になると・・・

「左第一停止」のみでは下限率の制限をクリアできないから、申請不合格確定。
ART・AT中において、押し順ナビを無視すると出玉率が大きく下がるから申請不合格確定。
という事になります。

現行主流のAT機が作れなくなるのは、この辺が原因になるわけです。
なので、「激震が走った」と表現できるわけです。

 


【試験方法変更の理由】
大まかに言えば以下の二つ。

1.射幸性の高い台が市場に多すぎることへの警鐘

2.「メイン基板」と「サブ基板」の役割の明確化


「1.」については、メーカー各社に対しての指導的なもの。
「いい加減にしなさいよ」とお灸をすえた格好ですね。

「2.」については、その説明の前に、メイン基板とサブ基板で何をしているのかを簡単に説明しておきます。

メイン基板は、人間で言えば脳。
サブ基板は、その他の機能性のある部位という事になります。
手とか足とか。

メイン基板から「ベル払出しまーす」という信号を受けて、リールにベルが揃うように制御します。
ここまでがメイン基板の役割。

その後、メイン基板の信号を受けて、液晶などに「ベル」に対応した色のものを出すように演出を発生させます。
それがサブ基板の役割。

あくまで、「主役の仕事」を外から見てもわかりやすくするのがサブ基板の役割です。
つまり、出玉率を主役とするならば、その出玉率はメイン基板でのみ管理されていないといけません。

法律で定めるところの「サブ基板」のあり方というのは、あくまで「遊技の結果」に対しての補助の役割。
出玉に直接影響するような機能を持たせてはいけないのです。

しかし、現行主流のART・AT機はそうなっていません。

液晶上で指示される「右→左→中」などの「押し順ナビ」は、「サブ基板」で管理されています。
さらに言えば、レア役での上乗せゲーム数の決定もサブ基板にて行なっています。

これに対して、行政から「指導」が入ったわけです。

保通協の実射試験というのは、「メイン基板」での出玉性能試験のようなものなので、サブ基板の性能試験については莫大な資料の提出こそ求められているものの、実射試験対象外なので、メーカーとしてはサブにメイン基板とは違う「補助脳のようなもの」を持たせて、そこに出玉の波を作るような台を生み出していたわけです。

厳密にNGかと言われれば、NGでもないのですが、そこはもうあくまで限りなくグレー。

しかし今回の規制により、実質的に警察から「黒!」と言われてしまったので、もう同じことはできません。

今後の開発の指針は、サブ基板の役割をメイン基板に移行することが大きなテーマになってきます。

 


【「麻雀物語3」はいかにして申請合格したか?】
ここまで、メイン基板とサブ基板の役割を簡単に説明したところで、

『「麻雀物語3 役満乱舞の究極大戦」でも通常時の押し順ペナルティはあるのに、いかにして申請合格に持ち込めたのか?』

について解説したいと思います。

まず考えられるのは、通常時のコイン持ちを良くしてきたこと。
これは、左第一からの小役の発生率を上げて下限率の抵触を避け、通常時のコイン持ち上昇により起こりうる出玉の上限をクリアするために「AT当選」の確率を下げた、という事だけのように思われます。

AT中の出玉の管理はあくまでサブ基板で管理しているので、メイン基板での出玉管理以上のことが起きる可能性があります。
なので、おそらく「麻雀物語3」でも、普通に「事故待ち」で万枚は大いに可能と踏んでいます。
AT当選率がこれまでのAT機に比べて低く設定されているため、これまでより大変だとは思いますが、可能は可能です。

つまり、現状この程度のマイナーチェンジで現行AT機は販売することができます。
内規が変わったといっても、いわゆる試験方法の変更では、メーカーにも逃げ道はあるわけです。

しかし、それが許されるのも2015年11月までとなります。

 


【新内規を作「らなければならない」理由】
「現行のサブ基板の持っている能力は、今後メイン基板に移行しなさい。」
というのが、今回の警察指導の大元です。

なので、「現状の申請合格品も含めて、サブ基板で出玉管理のできるものは11月までに設置を終わらせなさい!」という指導を警察からたまわりました。

そして、日電協はこれを承認。
つまり、11月以降は「麻雀物語3」のような多少のマイナーチェンジごときでは申請通過できるものは一切出てこないという事になります。

サブ基板での出玉管理をメイン基板に移す必要があるために、「新内規」という形でメーカー各社の「意思の統一」を図ったわけです。
それが、「内規」というものを起こす理由になります。


余談ですが・・・

上記の事から、カンのいい方なら気づいたかもしれませんが、「麻雀物語3」は厳密には「新内規」台ではありません。
「新試験方法での申請合格1発目の台」というだけです。

もし新内規に当てはめたとすると、まだAT時の出玉性能の管理がサブ基板に依存しているため、販売には至らないと判断できるためです。

 


【では、新内規の中では何ができるの?】
基本的なことで言えば、「押し順ペナルティ」や「ベルリプレイ」のある台は作り難いと言えます。

押し順ペナルティやベルリプレイというのは、「左第一」からの出玉率を下げるための苦肉の策。
となれば、そういう機能のあるものは必然的に開発しづらいと言えます。

ART・ATの出玉管理をメイン基板に移し、かつ押し順ペナルティをなくす・・・
つまり、「エウレカセブン(初代)」の頃まで戻ることになります。

しかし、エウレカ自体もARTのストックという概念がありましたから、そこはクリアしないといけない。
ARTのストックはサブでの管理のはずですから。

ボーナスのストック機能はすでに4号機時代に禁止されていますから、たとえ、ARTやATの機能をメイン基板に移せても「ストック」という概念があれば、それはもう申請は通らないはずです。

なので、個人的には「戦国無双(初代)」位まで戻らないといけないのではないかと思っています。
色をナビゲートして、ということ自体はNGになっているはずですので、マイナーチェンジは必要ですが、現状はこの辺が限界なのではないかと思います。

「HANABI」のような付加価値として「RT」がついているAタイプは問題なく作れます。

なのでやはり、改めて5号機時代初頭のように、AタイプとAタイプに付加価値程度のRTやARTが付いたものが主流になってくるのではないでしょうか?

 


【いかんともしがたいメイン基板の容量問題】
そもそも論として、メイン基板ではATの機能をつけるだけの容量がなかったから、サブ基板が生まれているのです。
そのサブ基板の能力を減らして、メイン基板にその能力を移行させること自体、土台無理な話なのです。

そこで現在日電協が掛け合っているのが、メイン基板の容量アップ。

その昔、まだ1号機・2号機くらいの頃は容量に制限がなかったのですが、あまりに規格外の動きをする台を作るメーカーや、「ゴト師」などが多発した対策としてメイン基板に「いけないこと」をしてきたために、容量に制限をかけていたメイン基板。

「今後サブ基板の能力をメイン基板に移しします!」というムチで、そのかわりに「メイン基板の容量を上げてくれませんか?」というアメを頂戴しようとしているのが、日電協として行政にお願いいしているところです。

これが可能か否かで、今後出てくる台の質は大きく変わってくると思います。

この時点においては、ユーザーとしても業界に従事して仕事している者としても、日電協を応援して、今後開発・販売される台の「可能性」を広げてもらいたいと思っております。

 


【業界はどうなるの?】
今回「射幸性」を盾に行政から入った指導というのは、これまでの指導に比べ、あまりに厳しいと言えます。

もちろんその大元の理由は、メーカー・ホールともに調子に乗り続けた結果だと言わざるを得ません。
ここで、改めてメーカーもホールも「ぱちんこ・パチスロとはなにか?」というものを今一度見直す必要があるのではないかと思います。

大衆娯楽としてのあり方は、今のままでは過剰なのです。
それは、今回の指導だけではなく、低貸しの市場が活況なのを見ても、やはり「20スロ・4パチ」というものが時代にそぐわなくなってきているのだと判断できるでしょう。


では、すべてを低貸しにすればいいのではないか?と言われれば、そうでもない。
なぜなら、今の販売単価のベースというものは、「20スロ・4パチ」をベースに作られているからです。

低貸しばかりになってしまえば、結果としてエンドユーザーが楽しめるための設定は、ぱちんこパチスロ問わずほぼなくなると思っていいでしょう。
低貸しの為の筐体単価ではないのですから、回収を急ぐのは必然となり、遊技人口の減少に拍車をかけることになります。

そのままでいけば、業界は終わりです。
「はい。ちゃんちゃん」です。

しかし、少なくとも「製造業」としても「娯楽産業」としても、「社会性」「社会貢献性」というものは内包している業界です。
パチンコ税しかり。
それをいかに見せていくかが必要なことだと思っています。


いつも具体的なアイディアが出てこないですが、現状、もう業界的にも徳俵に足がかかっている状態です。
業界が業界として機能するために、メーカーもホールも「社会意義」というものを生み出す必要があると思います。

そのためにもまず、業界のあり方というものをもっとオープンにしてもいいのではないでしょうか?
もっと触れやすく接しやすい業界であれば、おのずと社会評価も変わってくるような気がします。

見えないから興味がない。
興味がないから見える埃をたたく。
結果的に叩く行為が目立つから、よくない業界にうつるのだと思います。

そして、どうしても「換金」という行為があるため、日陰に隠れる必要があり、そこに「ゴト師」という明らかな違法行為をするものを生み出す可能性を作っている気がします。

やはり、結局は業界として誰もがなぁなぁで進めた結果、今のいびつな形になってしまい、業界縮小の憂き目にあっているのだろうと思います。

 


【もっと、みんなが気軽に遊べる環境を】
「換金を合法化すれば客はかえってくる」とか、「脱税をなくせば業界は明るくなる」とか・・・

そういう事ではなく、なんで上のようなことを言われるようになってしまったかをもう一度考えてみる必要があると思います。

別に管理人に書けって言われているわけじゃないですけど、「こんな機種ってどうでしょう?」って企画、楽しくないですか?

法律とか規制の事は置いておいて、「あーでもない。こーでもない。」って自分の意見を書いているのって。
同じ趣味を持つ同士で「あーだったらどうだろう?こうしたらどうだろう?」って。

こういうのって、ぱちんこパチスロを問わず「健全」じゃないですか?

そういった試みが、もっと前に出てくればいいと思います。

ただホールに行ってお金を使うだけが遊びじゃない。
こういう台があれば面白いなぁと考え、そのアイディアをぶつけ合う事って至極「まっとう」ですよね?

もし可能であれば、「こんな機種ってどうでしょう?」のアイディアをまとめて、メーカーにぶつけてみようかと個人的には画策していますが、どうですかね?

もしそういう事が現実に向かえば、「エンドユーザーの声が届く業界」として、すごく「社会意義」の高いことだと思うのですがね。

みなさん、こんなわたしの「考えってどうでしょう?」


といったところでお時間です。
ご拝読ありがとうございました。



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