11回目、春川亭三七でございます。 先々週に書いた検定通過状況等に加えて、様々な新台の販売予定状況が見えてきましたね。 ●SANYO ⇒ 魔法少女リリカルなのは ●ビスティ ⇒ エヴァンゲリオン 希望の槍 ●SANYO ⇒ 大工の源さん 桜満開 源DREAM ●エンターライズ ⇒ バイオハザード6 などなど・・・。 保通協の試験方法が変わって間もない中、各メーカーとも新試験方法でも通過できるよう頑張っているのがうかがえます。 素晴らしいことです! ・・・・・・って素直に言えるかい!って話です!! 「麻雀物語3」から始まったとされる新試験方法通過機。 なんなら、麻雀物語3が今後のAT機を占うとさえ言われ、新5号機のエポックメーキング台になるのではないかと言われたほど、新試験通過を評価された麻雀物語3。 しかし、どうやらこの麻雀物語3の申請通過自体も「厳密な」新試験方法通過台ではないとのこと。 最低限守るべき数値のみを選定し、一番厳しいところに持っていくまでに徐々にハードルを上げていくという方式の一発目の合格台が麻雀物語3だそうです。 正直、どうなってんだ?って話です。 いや、別にその方式がダメだと言っているのではないのです。 徐々にハードルを上げていくことで、これまでにメーカーが開発していたものをマイナーチェンジすれば出せるというスタンスは良いと思います。 実際問題、ぱちんこメーカーが2社潰れ、回胴メーカーも1社撤退ですから、メーカーが全く売れないという状況をなくしたこと自体は間違っていないと思います。 しかし、最終的にその販売された台を吟味するのは「エンドユーザー」です。 打つ側が評価をするのに必要な情報が出ていないということに問題があるのではないかと思います。 新試験方法になり、 「どうやら、『また』パチスロ遊べるようになったらしいよ」 「え? なんで? なんで?」 「なんでも試験方法が変わって・・・云々」 「へー。 じゃあ『また』打ちに行ってみようかな?」 となった人がいたとして、行ってみて、「別に変わってねーじゃん!?」って思われたら、もう期待してもらえなくなってしまいますよ!この業界。 「今はソフトランディングの時期ですよ〜。」という事を明確にアナウンスせずに、打ち手から「つまんなくなった」という評価が下されるのを憤るのは違うと思うのです。 情報公開するところはきちんとして、実際市場でどうなのかというのを評価される地盤を築いてほしいと思います。 前置きが長くなりましたが、さて本題です。 今回のテーマは「抜き打ち性能試験実施について」。 内容についてご存じない方のために簡単に説明しておきますと。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ―稼働中のホールにて。 無通知での調査実地試験。 ―不正改造や無承認変更が行われていないかを試験する。 ぱちんこなら釘まげがないか、回胴なら不正基板と疑わしい動きはないか、など。 ―その試験の結果を受けて、疑わしいと思われるものを使用していたホールには遊技産業健全化推進機構より「半年間の猶予期間」をもって通知し、その後改善がみられなければ行政通報。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ざっくり言ってしまえば、こんなところでしょうか。 元々、警察庁現保安課課長の就任時に、「無承認変更での処罰など言語道断」といった内容の行政講話をたまわっていたのですから、業界関係者としては何かしらの対応をとる姿勢を見せたということだと思います。 我々も何も考えていないわけではありませんよ、と。 そもそも、無承認変更での行政処分は主にぱちんこがメイン。 極端な話、命釘(スタートチャッカーの上の2本釘)に玉が乗ってしまって、スタートチャッカーに入らないというような事案が発生したこともあり、それにより行政処分を受けたホールもあるくらいですから。 しかも、釘の調整についてはメーカーからホールに「釘打ちマニュアル」なるものまで配られていたみたいで、「ベース20回転なら○○ミリ開けると効果的」みたいなことを「メーカー」がやっていたというのですから、「そら、警察も怒るわい」って話です。 ぱちんこ遊技というものは、基本的には不規則な玉の動きで持って数少ない大当たり入賞口を狙い、出玉を獲得するところにあるわけです。 いわゆる「正村ゲージ」というものの発生の成り立ちの話です。 正村ゲージというものは、基本的にはすべての釘の配置を機械的に完全に同一にしたとしても、ひとつとして同じ玉の軌道を描かないところにそのゲージの評価はあったわけです。 なので、ただただスタート回転数を増減させるためだけに命釘をいじったところで、ぱちんこ遊技の面白さに変化はないとされるのが、業界&行政の考えるぱちんこのしかるべき姿なのです。 しかし今は液晶機が主流で、「技」を持って出玉を獲得することが難しい時代。 扱う側のホールとしても、どう扱えば理想的なのかを図りかねているのが現状なのでしょう。 でなければ、上述のような命釘に玉が乗るなんてことは起こらないはずです。 だから、第三者がその性能を見てあげなくてはならない事態に陥ってしまったと。 ぱちんこの運用について画一的ではない、ホールによって特徴のある運用というのが難しくなってしまった結果が、ぱちんこにおいての性能試験調査といったところではないでしょうか? では、パチスロについてはどうでしょうか? この性能試験調査はパチスロにももちろん該当するわけで、こちらも覆面調査員が一定時間試射し、その性能に不備がないかを調べるわけですが・・・。 正直、打っていてわかるの?そんなこと? 例えば、重複当選設定がされていないのに、当選したりしたら「ん?まずくない?」と思ったりもすると思いますが、あれだけサブ基板の不正変更が蔓延していても相当数発生してからでないと気付かなかったわけですから、調査員が一日数千回転打って「不正基板か否か」なんてものは気付かないのではないかと思いますがね。 どうなんでしょうね? もし、厳密にパチスロ機に対して不正審査をするのであれば、開店前に調査員がアポなしで行って「台開けてください、基板確認です。」で良いと思いますけどね。 それで、疑わしかったら「調整中」の札を張ってしまえばいい。 そうすれば、それが稼働することもないし、もしホールが意図的に何かしていたのであれば行政通知&処分、ということでいいのではないかと思います。 別の側面から見れば、ゴト行為に対しての抑止力にはなるのかもしれません。 こういうことを業界がやっているのだから、違法行為ができなくなると。 実際問題、「出玉管理をサブ基板からメイン基板に移しましょう」という発表がされてから、不正改造基板に取り換えられるというゴト被害が減ってきているようです。 それに追随するかのように、メーカー各社もコイン投入口にコイン以外のものでクレジットを満タンにできないようにする機能をつけだしてきています。 大都技研なんかもそうじゃなかったかな? コイン以外のものが投入口を通ったらアラームが鳴るとか、そんなことが出来たとか噂を聞いたことがある気がします。 投入口の作りで言えば、あの形状に賛否はあるもののユニバーサルが先駆けですね。 あれ、機構的なことで言えば、ゴト行為に対してという意味では他メーカーが「かなわない」って言っていましたからね。 要は、パチスロに関して言えば、抜き打ち出玉試験をするよりは、保通協での出玉試験にて基板関係だけでなくハード面でゴトをされるような機構的な「穴」がないかを試験すれば済むのではないかと思います。 抜き打ち検査したところで、「この店は設定使っている・・・。優良店だ!」位しかわからないと思いますよ。 しかも、別にその情報は我々エンドユーザーには展開されませんからね。 パチスロに関しては、正直何のための調査なんだろう?という気がしてなりません。 なので、総括としては、「抜き打ちの性能試験、ぱちんこではそれなりに機能しても、パチスロでは難しいんじゃない?」ってことです。 ただし、こういう事を業界が先立ってするのはいい兆候ではないでしょうか? もし、きちんと機能すればの話ですが・・・。 前のエントリーでも何度か書いたことがありますが、基本的に一枚岩になれない業界です。 ちょっと前の話ですが、「ジェットカウンターのカウント調査」で機構の人間がホールに立ち入り検査をしたら、「拒否します。」なんて言われたこともあったみたいですからね。 「いや、やるって言ってあったでしょ?」って話なんですけど、それでもこういうことを言っちゃうホールがあるわけですからね。 なので、こういう性能抜き打ち調査をするという事を周知徹底して、業界健全「アミューズメント」としての地位をきちんと確立してほしいものです。 もし、機会があれば、ホール関係者などからこういう実地試験に関しての意見が聞ければいいなぁと思います。 もし聞けたあかつきには、当サイトにてご報告させていただければと思います。 といったところでお時間です。 ご拝読ありがとうございました。 【 回胴小噺 】 メニューへ
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