「SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜V」記者発表レポート
早速ですが、春川亭三七のレポートのお時間です。 復帰して早々に新しいお仕事をいただきまして、レポート記事を書かせていただきますよ。 本日のわたくしのお仕事は、「SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜V」(以下「バジV」)の記者発表会レポートでございます。 この記事が出た後には、我らがガリバー君とジャンク君により、試打レポートがありますのでね。 この記者発表会レポートの役割は、それらレポート記事のイントロダクションのようなもの。 で、さらに言えば、我らのサイトにおける新台試打レポートは、読者諸兄の皆様がホールで楽しむためのイントロダクションのようなもの。 ということは、わたくしのこの記者発表会レポートは、イントロダクションのイントロダクション。 なんだろう? どんな役割でこのレポートを伝えたらいいのだろう・・・。 そんな悩みを吐露したところで、文字数しか稼げません。 そしてそこで稼いだ文字数では、せっかく発表された「バジV」の良さは伝わりません。 というわけで、記者発表レポートを受けてこれまでのバジリスクシリーズを振り返っていくことといたしましょう。 それでレポートが成立するかって? 大丈夫! だって・・・ ↑ こちら、株式会社ユニバーサルエンターテインメント マーケット戦略室 長谷川室長。 30オーバーのぱちんこ・パチスロ好きなら誰もが知っているであろう長谷川室長です。 その長谷川室長が、この記者発表で「バジリスクシリーズ」について・・・ 「・・・バジリスクシリーズというのは、その時期その時期のパチスロのトレンドを取り入れ、時代の最先端を走ってきたシリーズであると・・・」 というようなことを仰っていたわけです。 確かにバジリスクシリーズは、その時代時代のニーズをとらえ、人気を博してきたように思います。 そんなバジリスクシリーズをとりあえず、このレポートでは振り返って参りましょう。 そして、試打レポートまでの「お茶請け」よろしく、期待に胸を膨らませてください。 ■「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」 何事にも始まりはあるわけで、それがこのシリーズの第一陣を切った「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」。 いわゆる「初代青ドン」筐体で、その姿をお披露目することとなった。 時期的には「銀河英雄伝説」なんかも同時期だったかと思う。 この機種、実は初動はいうほど良くはなかったと記憶している。 販売時期的な絡みもあったのかもしれないが、初週導入がそれほどの数ではなく、なかなかその姿を見る機会がなかったように思うのだ。 特に時代的には、この機種の発売3か月前に登場したサミーの「交響詩篇エウレカセブン」がホールシェアを独り占めくらいの勢いだったから、仕方のないことだったのかもしれない。 しかし、そう簡単に万歳するほど甘くなかったのが、このバジリスクシリーズがここまでのロングランシリーズになった所以であろう。 爆発的なシェア獲得はなかったが、じわりじわりその数を増やしていったように思う。 いわゆる「スルメ台」というやつだ。 時間の経過と共に、気づいたら、ホールによっては「バジリスク>エウレカ」みたいなホールもまま見受けられた。 爆発的ではなかった初代バジリスクの人気だが、2代目にて一気に花開くこととなる。 ■「バジリスク〜甲賀忍法帖〜U」 まさにパチスロ界の「ロッキー」である。 この「バジリスク〜甲賀忍法帖〜U」(以下バジU)は、初動の稼働もシェアも一気に獲得した。 しかし何の因果か・・・ 「バジリスクシリーズ」発売の裏に人気機種ありは宿命なのか何なのか、バジUも数か月前に大都技研から発売された「押忍!番長2」と否応なく争うこととなった。 ただ、ここに共通点が見受けられる。 「エウレカ」も「番長」も持っていない特徴が「バジリスクシリーズ」にはある、ということである。 エウレカにせよ番長にせよ、言ってしまえば、いわゆる「A+ART」という当時の王道スペックだ。 しかし、バジリスクシリーズは言わば、「入ってしまえばいつまで続くかわからない」という上述2機とは大きく異なる特徴を有していたのである。 これが結果的に、「時代を反映するシリーズ」と評されることとなるのであろう。 そして、初動稼働もよくシェアも拡大したバジU。 当たり前のようにロングラン稼働を確保し、いつまでたってもバラエティに追いやられないホールの主力機種として活躍することとなるのだが、今度は自身との闘いになるのである。 ■「バジリスク〜甲賀忍法帖〜絆」 リールの役構成をより可視化しにくくすることで、「液晶リール」の遊びを初代よりもUよりも進化させたこの〜絆〜。 だが、初代バジリスクのゲーム性に回帰したようなゲーム性は、そこに賛否を生む結果となった。 しかし、そのゲーム性の奥深さはこれまた大きなシェア拡大につながり、またも稼働のロングランを実現。 さらには、来年の10月に「パチスロメイン基板役比確認用7セグ導入」があるにも関わらず、このタイミングで「再認定」を獲得し、稼働可能期間まで確実にエース扱いを約束にされる至った。 もはや、これにてバジリスクシリーズはいい意味で「頭打ち」なのではないかと思われた。 しかし、「時代のトレンドを取り入れ、先頭を走る」バジリスクシリーズはこれで終わりにならないのである。 ■そして今作、「SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜V」 満を持しての登場である。 内規変更を受けて、これまでのように「メインリールは可視化不可」になってしまったので、わかりやすくするため、そのメインリールにはチェリーやベルが並ぶものの、これまでのシリーズ同様高揚感溢れる演出に一喜一憂すること必至である。 ざっと、画像を載せておこう。 分かりにくいかもしれないが、いわゆる「争忍の刻」は3D自力バトルになり、進化を遂げた。 こんな演出も相変わらず健在だし。 朧さんは少しばかり前作より凛々しくなったような気さえする。 これが「新台レポート」であれば、出し惜しむ必要はないのだが、いかんせんこのレポートの立ち位置はイントロのイントロ。 洋楽のCDで言ったら「ライナーノーツ」のようなものである。 この後に続くガリバー・ジャンクの新台レポートの為に、私の「SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜V」の記者発表レポートはここいらで「了」といたしましょう。 お目通し、ありがとうございました。 (C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO (C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT 「SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜V」 機種ページへ 回胴小噺_楽屋裏 メニューへ戻る
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