職場での休み時間の過ごし方は色々あるだろうが、昨今ではおそらくスマホでゲームというのが見慣れた光景であろう。 それは、私の職場とて変わらない。 むしろ、一応ゲームのようなものを制作している我々のような人間からすると、非常に折り合いがよいらしく、独りコツコツとプレイする人間もいれば、集まってワイワイといった具合にさまざまだ。 おまけに、スロットで金銭感覚の壊れた輩が大多数であるため、重篤な課金中毒者も多数と、別業界でも十分な養分となっている次第である。 みなさん、こんにちは。 やはり、見返りのないスマホゲーにはどうしても熱中できない男、設定六郎です。 私はやらないから分からないわけだが、しかし周りでは結構な課金を相変わらずしているようで… スロットは時間制限があるが、スマホゲーは時間制限なくユーザーの資金力を奪っていくわけで、ある意味他メーカーよりも最も恐ろしい存在と言えるだろう。 今後は、スロットがよりダラダラして投資価値を感じにくくなる分、すでに投資に対して回収以外のリターンを生み出しているスマホゲーからは色々学んでいかなければならないだろう。 真面目か。 というわけで今回も、いただいたコメントの中からいくつか抜粋して質問に回答していこう。 >公表の機械割と実際の機械割が違う場合などにメーカーに罰則はないのか? これは特にないな。 というのも、機械割に関しては、算出の仕方などによって数値が変わってくるので、一概に保通協での数値とメーカー公表の機械割が違うものを出しているとは言い切れない。 例えば、リセット恩恵が強い機械で必ずリセットをかけて回す場合と、必ず据え置きで回す場合とでは、回す区間によっては大きな差が出るだろう。 なので、発表値がどういう意図で出されているものか知りようがないし、このような条件で算出したものを機械割として発表しなさいというルールもない。 だから、ペナルティは実質かけようがないと言えるだろう。 ただ、ユーザーからしたら毎度設定6の機械割が公表値を下回っているなど、フェアでないと感じてしまうのは無理からぬ話。 まぁ、ただ最近のネット社会においては、この手の詐称はさまざまなデータなどからすぐわかるし、それが設定データとして暴露される時代だ。 そして大きく詐称しているような機械は、大体が残念な結果に終わっていることが多い。 そうそう甘い世の中ではないということだ。 >ボーナス図柄をちゃんと揃えたり、おまけのボタンを押さないと実は打ち手が損してる台ズルくないですか? うーん、これに関してはスロットの遊技性がそもそも、プレイヤーの熟練度による差が出ることを法的にも強制されている遊技なので、仕方ないとしか言えないのだよ。 特に5.9号機以降の機械では、MB消化中は必ず特定箇所を押した際に取りこぼすポイントを作らなければならなくなっていることからも、誰もが平等に打てるということが推奨されていない。 まぁ、その分知っていれば得をする部分があるというのも、またスロットの魅力だと思う。 ノーマルタイプの技術介入要素など、4号機と比べればゴミみたいな効果しかないが、成功時の満足感はたまらない。 ボーナス内部当選時に1枚掛けで消化するのも、さりげない優越感だったりする。 知識である程度差がついてしまう可能性があるものとして捉えた上で、その部分を逆に楽しんでいくという考え方をしていただければ幸いだ。 >ISで話題にあがったが、タイマー機能ってやっぱりあったの? なにかと話題になったタイマーに関してだが、これは状況を見れば「あった」と考えて間違いない。 このタイマー、サブ基板でARTを管理していた頃であれば割とどうとでもなったといえるだろう。 例えばIN枚数30,000までの吸い込み天井の地獄モードというものに、初期出荷時は必ず入っているとする。 そして、30,000枚吸い込んだあとは通常モードに移行し、それ以降は地獄モードに移行する契機は存在しない…なんてシステムにしてしまえば、初日、二日目くらいまでは地獄を見るが、以降は普通の挙動に切り替わるなんてことは可能だろう。 逆に、初週出したいというのであれば、逆のことをやればいいだけということになる。 こんなことをやるメリットがどこにあるのかといえば… 例えば、型式試験に適合させやすくするために、あえて最初の一週間分くらいを辛くしてしまおう!というのはわかりやすい。 全然出ないので、まぁ適合は通りやすいだろうが、キツイ期間が長すぎると、市場で騒ぎになってしまうというわけだ。 逆に、甘めからスタートするタイマーに関しては、ユーザーにとっていいことしかないのでユーザーは歓迎だろうが… なぜ適合できているのかなど疑問は尽きないところだ。 闇の要素があるのかもしれないし、ないかもしれない… >政府は2020年までに今あるホールを3分の1にする計画って噂本当ですか? うーん、まぁ6号機の規制の締め付けからいろんな話がでているが、これに関してはわからないとしか言いようがない。 しかし、ホール数が現在の1/3になる場合、現状が10,000店舗程度に対して3,000店舗程度に縮小されるということになるが… まぁ、なかなか現実的ではないだろう。 現在、このパチンコ・スロット業界の産業規模や就労人数を考えた際に、それがわずか3年で1/3になったら、経済への影響もかなり大きい。 まぁ大体こういう規制が厳しい時期は、極端に不安を煽られるようなニュースが出てくるものだが、総じて大げさになりがちだ。 台風みたいなものである。 それにしても、もし本当にそこまで業界が縮小したら、私も失業してスロプーにでもなっていそうだな。 いい大人が平日から毎日パチ屋とか。。 あれ、意外と悪くないかも… >今回のテーマに非常に密接した質問です。ゼヒご回答を! おっぱい派orおしり派? おしり派である。 何を言わせるんや、君は。 さて、それでは今週のテーマだが、もうすぐ5.9号機のデビューが近づいてきているので、5.9号機のスペック表のどこに注目していくべきかの話をしていきたい。 まずは5.9号機について簡単におさらいしよう。 最大の特徴になってくるのは、ARTの突入率に設定差がつけられなくなるということだ。 これはどういうことかと言うと、例えばこれまでの一般的な機械に関しては、強チェリーを引いた際に「設定6:20%、設定1:10%」などのART抽選に設定差を持っていた。 これが5.9号機では、設定差をつけることができなくなり、5.9号機においては設定1〜6:15%でART抽選と、設定に関係なく一律抽選になってしまう。 つまり、ARTに入りやすいから高設定という慣れ親しんだ図式は崩壊してしまうことになる。 では、どこに設定差が設けられるか? それはズバリ、「ボーナス確率」と「小役確率」である! …ノーマルタイプかよ、とツッコミが聞こえてきそうだが、その通り。 ノーマルタイプと全く同じ部分に注目していくしかなくなる。 まぁ、設定推測に関しては既存の旧基準機よりは圧倒的にシンプルになるだろう。 だが、設定推測がしやすくなるかどうかはわからない。 なぜなら、機械を作る上で、今までのように機械割を97〜115%などに設定しようとしたら、ARTに設定差がつけられないため、その18%分をボーナスと小役確率で持ってこなければならなくなる。 それはかなり厳しい… それを実現するには、設定1は全く当たらない上に回らないのに対し、設定6はすごく当たるしすごく回るといったバレバレの仕様にせざるを得ない。 こうなってしまうと、商品として成り立たないだろう。 結論としては、設定がバレバレにならずに、商品として成り立つART機の出玉率は97〜107%くらいになるだろう。 ということで、スペック表を見てみた時に、設定6の機械割が110%を超えていたときは3つの可能性が考えられる。 @設定6の機械割を詐称している Aバレバレになることを前提に、ボーナスと小役確率に思いっきり設定差をつけている B何か特殊な手法を使って裏をかいている 上記、3つの考えに絞られる。 そしてその際は、スペック表を手に取ってみよう。 説明していたように、5.9号機は非常にシンプルになりやすい。 そのため、スペック表のボーナス確率を比較して、体感できるほどの差がついているようならAの可能性が高いし、今までのART機とさほど変わらない程度なら、その機械のスペックは表記よりもかなり低いのかもしれない。 実際、こういったことが事前に推測できたところで特に意味はないかもしれない… しかし、5.9号機と上手に付き合っていく上で、妙なギャップが生まれずに済むかもしれないので、一度スペック表を手に取って、機械の性能について考えてみるのも面白いかもしれない。 それでは、今週のコラムはここまでとなる。 それではみなさん、また次回。 【 メーカー開発者の独り言〜今宵もオフレコで〜 】 メニューへ
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