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メーカー開発者の独り言〜今宵もオフレコで〜



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メーカー開発者の市場分析方法〜SISデータは見逃せない〜 [2017/10/19(木)]

私は、ギャンブルが好きだ。
だから、身近にあって気が向いた時にできるスロットとは長い付き合いになり、こうして仕事にもなっている。

職場の連中も大体そんな感じで、みんなそれぞれスロット以外にもギャンブルをしている人間が多い。
その中で、最も多いのが競馬をやっている人間だ。
さすが、公営ギャンブル様様である。

最近では、競馬好き=ちょっとおしゃれみたいな風潮もある印象だ。
デートで競馬場に…なんてこともあるらしく、好きな理由も「馬がきれいで好きなんだよね〜」とか言っちゃえば耳障りはいいものになるから不思議だ。

我々パチンコ・スロットユーザーが「黄金の狼が台から出てきて、きれいなんだよね〜」なんて言っても鼻で笑われる次第であろう…

そんな、皆に愛される競馬だが、私はいまいちのめり込めない。

理由としては、私のギャンブル観によるものが大きい。
私は、とにかくギャンブルは“自分”でやりたいのである。

競馬は、どうしても性質上、ジョッキーと馬がいて、そのレースの外馬に乗るような形で賭けることになる。
それが、どうにも好きになれないのだ。

競馬を愛する方からすれば、展開などを予想して、どの馬が勝つか決めていくのが醍醐味という話をされるのだろう。

しかし私は、人に最後の勝敗を委ねたくないのである。
仮に勝てなくても、自分の力で勝敗を決したい。
だから、やるなら自分が走りたいのである。


みなさん、こんにちは。
たまに友人に競馬を買ってもらっても、一度も当たったことのない設定六郎です。
やっぱ誕生日の3連単買ってるだけじゃダメか…


さて、さっそく質問に答えていこう。


>レベル3のバグは誤って確定画面がでるのか、本当は当たっているのに無効にされたのかどちらになりますか?

レベル3のバグとは、前回のコラムで定義した「当たってもいないのに確定告知にいってしまう」という笑えない感じのバグのことだ。

で、この場合当たりも消されているのでは?という質問だが、結論は、当たりが消えているわけではない。

そもそもこの問題の本質は、メイン基板とサブ基板の関係によるものである。

メイン基板は、いわゆる出玉に関する抽選を扱っているもので、当たりハズレはここで抽選される。
そして、その抽選結果に応じてどんな演出を液晶上に出すかというのを抽選しているのがサブ基板となる。

このケースのバグは、このメイン基板上で「ハズレだよー」という抽選結果を送っているのに対し、サブ基板が当たりの抽選結果を出していることになる。
なので、実際は当たっていないのに液晶上は確定告知画面に飛んでしまうということだ。

逆に、当たっていても確定告知にいつまでも飛ばないというバグも当然ありえる。
例えばノーマルタイプで、当たっていても数G前兆を挟むが確定告知に飛ぶという演出が選ばれなくなっていれば、当たっているのにいつまでもユーザーは察知できないことになる。
もっと極端な例なら、ジャグラーでランプが切れているということが起きれば、確定告知に飛ばないバグと同様の話になるだろう。

というわけで、(まぁないとは思うが)ジャグラーでメチャクチャはまった時は、ボーナスを狙ってからやめたほうがいいかもしれない…


>サ○ラ大戦3は出過ぎるからって何だよ。メーカー悪くないだろ!

ふーむ、2011年の出来事になるので今から6年前。
撤去騒動になったのは記憶に新しい。

これに関しては、何が原因かと言えば、ホールからしたらメーカーから説明された性能と違うということに問題があるのだろう。
設定1の出玉率が97%と発表されているのに、実際は100%以上で動いているのだから、ホールとしては困りものというわけだ。

実際問題、我々に置き換えても、例えば買ってきたパソコンのスペックが説明されたものより悪かったらやっぱり怒るだろうから、ホールも悪くはないだろうな。

しかし、逆に「設定1が抜けすぎる」「設定6が出なさすぎる」などの問題が起きてもホールは何も文句を言ってこないのに…という不公平さはユーザー視点では感じてしまうものだけどね。

ただ、この手の「甘すぎる」などの問題でメーカーが保証するケースは中々ないので、もしかしたら、開発側で結構な設計ミスが本当にあったのかもしれない。
少なくとも保証しているということは、メーカーが“悪かった”と認めているということだ。


>バグが出た場合の保証はないの?

残念だが、メーカーでの保証は行なっていないはず。
ホールの対応によるだろう。

読者様から「AT中にナビなしバグ体験したわ。AT中に追加投資とか笑えない。」なんてコメントもいただいたが、さすがにこんなレベルのバグが出たのであれば、ホールも対応してくれるところがほとんどだろう。

ただ、もちろんバグでないケースも存在する。

例えば、ARTの準備中に押し順ナビを無視してしまう。
その時に普通に打っていると起きないが、ペナルティしたがゆえにフリーズする状態に上がってしまう。
結果、本来起きるべきでないときにフリーズが発生してしまうというわけだ。

ペナルティが起きた時にどうなるかなどユーザーはわからないので、フリーズしたのに何も起きなかった等のクレームにつながる場合もある。

大体、「ユーザーからホールへ問い合わせ⇒ホールからメーカーの営業に問い合わせ」と来て、ようやく発覚する。
そして、大体がこういったケースである場合が多い。

デバッグはきちんと期間を取って行なっているので、前回コラムにあったようなヤバいレベルのバグは一番気を付けているところであり、真っ先に排除されるところなので、中々お目にかかれるものではないだろう。


>AタイプはARTに比べ開発は楽ですか?出目演出が難しそうですが。

うーん、一概にAタイプなら楽だってことはないな。

そもそもAタイプは、ジャグラーが圧倒的に強いフィールドであり、どうやってそこからシェアを取ってくるかなどの問題がある。
さらに、ART機ならゲーム性で違いを持たせやすいが、Aタイプでは差をつけることは難しい。

なので、まずどうすればホールに買ってもらえるか、そしてユーザーには打ってもらえるか、といった点で頭を悩ませることになる。

さらに、質問で頂いたように、リールの重要性が高く、作り手のセンスが問われる部分である。
液晶がついたタイプだと、どうリールと液晶を絡めるかなども重要だ。
リールで結果が出ているのに、ダラダラ連続演出をやられると興ざめしてしまうものだ。

まぁ、設計期間という意味では、液晶がなければ短期間で作れるだろうが…面白いAタイプを作るために考えるべきことはいろいろあるということだ。


>生活持ってる人は月に2〜5万程度しか使えない現状を開発は理解してるか?1万超えたら既に怖ぇんだよ

貴重なご意見ありがとう。

まぁ私などは金銭感覚が崩壊している人間なので、1万は当たり前のように投資してしまうわけだが、一般的に考えると1万円は短時間でなくなっていい金額ではない。
実際そういう方も多いだろう。
もちろん理解していないわけではない。

我々が機械の企画を考える際は、まず市場とターゲットについて考える。

今、ユーザーに求められているスペックはどういったものか?
市場に競合がなく、潜在的なユーザーがたくさんいるのであれば、最高の狙いどころとなる。

で、今回のケースに当てはめると、1万円以内にあたるART機を作るとなると、その分、当たっても全然出ない台が出来上がることになる。
当たるけど出ないART機にどれだけユーザーの要望があるのかというと、あまりいないのではないか?と想定されているのが、今のホールのラインナップからみても明らかだろう。

さらに、低投資のノーマルタイプとハイリスクハイリターンのART機という形で住み分けられているので、余計にART機でそういったローリスクローリターンの機械は開発されにくい傾向にあるだろう。

しかし、今後5.9号機・6号機になり、ハイリターンが難しい時代になるので、ローリスクローリターンの機械が増えてくることが予想される。
「出玉がなくても面白い」という要素がなければ生き残っていけない時代になるので、今後はご期待にそえる機械が出てくるかもしれない。
楽しみにしていただきたい。

 


さて、今週のテーマだが、開発が市場での機械の動向をどうやって見ているかを紹介していこう。

いろいろあるのだが、まずは一番ベーシックに確認する方法としては、ダイコク電気が出しているSISデータというものを参考にする。

ダイコク電気とは、ホールに設置してあるホールコンピューターの最大手で、市場の約4割で設置されている。
そのホールコンから得られるデータがSISデータなので、市場サンプルが一番多く信憑性の高いものとなっている。

ここから得られる情報としては、機種ごとの設置台数や平均稼働、平均粗利などとなっている。


例えば新台が出た時に、まず平均稼働をチェックしてみる。
平均稼働はメダルのIN枚数で表示されているので、回転数をざっくりイメージするなら3枚投入して1回転させるので、3で割ってやればいい。(実際はボーナス中のメダル投入とかも含むのでもう少し下がるがまぁそこは割愛)

最近の新台の初日の稼働の合格ラインは、IN枚数20,000枚を超えているかどうか、といった感じである。(20,000÷3で6670回転くらい)
逆にここを下回ってくると赤信号ラインなので、大物機種で20,000以下は各社戦慄が走る状況だ。

しかし、ひと昔前の新台初日は、24,000くらいまで稼働していたので、やはり市場の稼働低下は深刻と言える。

ちなみにここ最近でSISの初日データが一番よかったのがSANYOの聖闘士聖矢で、確か24,000を超えていた。
抜群の高稼働である。

対して、5.5号機ラストの9月の新台は軒並み20,000を下回っていた。
まぁ、新台が多すぎてユーザーが分散してしまったという要因もあるだろうが…厳しい結果である。

なお、平日新台を抜きにすると一番稼働しているのは…相変わらずバジリスク絆だ!強すぎィ!


続いて、粗利に関してだが、これは大体5,000円〜6000円くらいで収まっている。
10,000を超えると結構辛い台と感じる。

まぁ、普通に打っていると1万なんて余裕でなくなるので、納得いかないところはあるだろうが、みんなの幸せと不幸を平均するとこのくらいというわけだ。

ちなみに、近年まれにみる粗利を叩きだしていたのが、SANKYOのインフィニットストラトスであった。
粗利が1万どころの騒ぎではなく、6万近くまでいっていたので、数字を見るだけで触ってはいけないと肝に銘じたものだ。
おそらく、適合がらみで色々ゴニョゴニョあった結果だろうが…

逆に、ジャグラーや大物機種などは、初日の粗利が2,000円以下になっていたりと、期待の表れが設定に見て取れたりする。

ただ、どれだけ期待の新台で設定を使っていても、基本は粗利が取れているわけだが、ごくまれに粗利がマイナスの台が出てきたりする。
こういう時は、設定が入っているとかではなく、確実に激甘、ないしは設計ミスが起きている可能性があるので、大チャンスということになる。
すみやかに定時後は打ちに行くことになるだろう。


このような形で、SISデータをもとに機械の稼働状況をとらえているというのが、一番ベーシックな手法になる。

もっと詳しく機械の性能を見たい時は、機種ごとのデータ詳細などをさらに追っていくことになる。

ただ、本当の機械の面白さなどはやはり自分で打ってみてみないことにはなかなかわからない。
実際にホールで打つ習慣は無くさないように心掛けていきたい。


今回のコラムはここまで。
では、みなさんまた次回!



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