春らしい暖かい日が少しずつ増え、ついつい眠くなる日々が続いている。 季節は暖かくなっているのとは反対に、業界はまだまだお寒い状況である。 新台が出ない…というのも、それはそれでなかなかつらいと感じてしまう。 新台だらけの頃は、「新台多すぎ。もう少しペース落としてじっくり打ちたいものだ。」なんて思っていたものだが… (おまえは新台を出している側だろ…) まぁ、出たら出たで、リミッターのある5.9号機をあえて打つのかと問われると…積極的に打つ気分にはなれない。 かといって、旧基準機はもう飽きている。 閉塞感を感じずにはいられない。 というわけで、最近はパチンコの稼働比率が上がっている。 パチンコは、65%でもまぁ連チャンする時はしっかりとした出玉感を短時間で感じられるし、シンフォギアのような継続率80%のヒット機も出現している。 実際シンフォギアは、多彩な法則の面白さや保留連の見せ方などよくできているなーと感心させられる。(楽しい) スロットにも、このような突破口が早く訪れてほしい。 ちなみに私事ではあるが、自身の作っていた機械がようやく適合した。 これでほっと一安心である。 その機種名をこの場で言うことはできないが、年内のどこかでデビューすることになるだろう。 少しでも皆様に楽しんでいただければ幸いである。 みなさん、こんにちは。 お蔵入りだけは免れた男、設定六郎です。 今回は、なかなかスリリングな戦いだったぜ… それでは、さっそく質問にお答えしていこう。 >6号機では、天井・ゾーン搭載できるように規制緩和するんですか? 6号機は、5.9号機より一撃性はなくなるが、良い部分が2つある。 1つ目は、3枚以上の高純増。 そして2つ目は、ゲーム性が多彩になるところだ。 その結果、旧基準機で搭載していた、天井やゾーンといったゲーム性は全て搭載できる。 今までのAT機で遊んでいた人たちには安心できる仕様になるだろう。 「一撃は必要だけど、尖りすぎると4号機の二の舞になるのでは・・」 恐らく、6号機の純増8枚とかが実現した場合、また規制対象になるのでは?と危惧されているのだと思う。 前回のコラムでも触れたと思うが、6号機では高純増は実現できても一撃性には大きな規制がかけられている。 内容としては、1600Gで150%以下の出玉にしなければならないという規制で、差玉は2400枚が限界となる。 この制限を超えられないため、仮に高純増で機械を作っても、短時間でスパッと出て、すぐに終了するという性能にならざるを得ない。 そのため、実質的には旧基準AT機などの方が一撃性は高く、4号機には遠く及ばない性能だ…(4号機打ちたい) >遊技者の任意で純増を変えれたら面白いと思うんですが、やっぱ不可能なんですかね? 一見不可能そうな話だが、できないわけではない。 例えば、特定の演出発生時(???ナビ等)に、必ず逆押しで揃う15枚役が成立しているとしよう。 で、逆押しで15枚役を取る人は、必ず獲得できる代わりに上乗せ抽選をしない。 対して、順押しで打つと必ず取りこぼす代わりに上乗せ抽選を行う。 純増を取るか上乗せを取るか、みたいなことはできるだろう。 >まだ番長2設置してる店あります。法的効力はないのかな? 確かに、P-WORLDを見てみると… 結構あるねぇ。 この辺の足並みの揃わなさ・いい加減さは、この業界ならではのものであろう。 実際、法的な措置がないわけではない。 ほんとにやるかどうかは別として、NGではあるので、摘発されれば行政処分を受けることになるはずだ。 しかし、県によって対応が違うので、緩いところはダラダラ設置してるし、厳しいところはスパッと撤去している。 逆に「もういつ店閉めてもいいし、知ったこっちゃないね」なんて考えのホールもそのままにしてるかもしれない。 なんにしても、はずさなければならないのは事実なので、もしそういうお店を見つけたら…撤去される前に打ち納めしておくしかない! 関東なら、神奈川が若干緩そうかな? では、今週のコラムになるが… 4月が近づいてくると始まるイベント… それは、新入社員の入社である。 最近は、この業界が不況であったり、就職難でないこと、さらには若者があまりギャンブルをしない体質になっていることもあり、総じて人気がないのが我が業界である。 おまけに、入ってきてもすぐ辞めてしまうということもあり、なかなか新人教育も大変である… まぁこの辺は、どこの業界も近い悩みがあるのかもしれないが。 ということで今回は、パチスロメーカーの開発の就職ルートについて軽くお話ししていきたい。 ちなみに、私の就職時の思い出も多分に含まれる(10年以上前…)ので、今全然違ってたらすまん! それでは早速、就職活動について振り返ってみよう。 まずパチスロの開発というと、「面接方法は特殊なのではないか?」と疑問を持たれるかもしれないが、いたって普通である。 いや、厳密には、普通のところもあれば、企画書を作って持ってこいというところもある。 メーカーによって様々である。 実際、当時企画書を作って持ち込んだりもしていたわけだが、今見直したら鳥肌レベルの酷い出来だろうな… しかし、そういったメーカーは稀で、ほとんどのメーカーはSPI試験にグループ面接や個人面接、役員面接といった形で進んでいくので、一般的な企業の就活内容とほぼ変わらないだろう。 一般企業との一番の違いとしては、圧倒的な「就活生の留年率の高さ」だろう。 ストレートで卒業している学生の方が少ないレベルである。 ちなみに、私ももちろん留年だ。 さらに、留年の理由に堂々と「スロットが好きすぎて毎日打っていたため留年しました!(キリッ)」みたいなことを言っても、多少許されるところがある。 これも、普通では考えられないところだろう。 「ヤベー、スロットばっか打って留年しちまった!」と思っているそこの君! この業界では、それが熱意と捉えられるぞ! また、理系の学生の方が有利なのでは?といった疑問もあるだろう。 これに関しては、若干有利であることは事実なのだが(ゲーム性や出玉を設計する際には計算が必要になったりはするので)、とはいえ、そこまで難しい内容ではないため、入社してから十分追いつくことはできるから安心してほしい。 実際、文系の学生でも普通に開発に配属されている。 そもそも、私も文系だし… ほかには、最近では業界専門の某スクールの学生なんかもかなり就活にきているようだ。 で、実際、こういったスクールの卒業生が有利かと言えば… 実は全然そんなことはない。 出資しているメーカーに推薦なんかはあるのかもしれないけれど、普通に就活で来た場合に、こういったスクールを卒業しているからといって優遇されることは別にない。 むしろ、開発の作業的な部分を変に教えられてきているせいで、話してみると頭でっかちの既成概念の塊に育て上げられてしまっているなぁと感じてしまうことがある。 新しいものを生み出すには、既存の作り方にとらわれないような自由な考え方の方が重要なので、新卒のうちから凝り固まった考え方は、むしろしてほしくない。 もしこのコラムの読者に、スロメーカーへの開発志望で某スクールに通おうと考えているなら、特に有利にはならないと伝えておこう。(出資メーカーへの就職が希望なら別だが) むしろ、そこに時間をかけるなら、とにかくいろいろと遊んでほしい! 遊びに真面目になってほしい! スロットだけでなく、とにかく様々な遊びを楽しんで、新しい面白さを今いるオッサンたちに伝えてくれるとありがたい。 ということで、ザックリではあるが、スロットメーカーの就活事情をお伝えしてみた。 これを機に「スロメーカーを目指してみるか!」なんて思ってもらえればこれ幸いである。 では、今週のコラムはここまで。 それではみなさん、また次回。 【 メーカー開発者の独り言〜今宵もオフレコで〜 】 メニューへ
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