7月と言えば、多くのサラリーマンにとっては嬉しい嬉しいボーナス支給月。 昨年末はプチボーナスだった私のボーナスも、自身が昇格した事と業績が好調だった事が重なり、万枚オーバー増額のスーパービックボーナスとなった…… はずでした。 しかし、額面だけを見て大喜びしていた私は、まだ気が付いていなかったのです。 その後に待つ、怒涛の控除額上乗せ特化ゾーンが存在する事を…… 「ピロリロリーン!」 財形貯蓄 −XX,XXX円 ドーン! 「キュキュキュキュイーン!」 健康保険料 −XX,XXX円 ドーン!! 「プシューン!」 所得税 −XX,XXX円 ドーン!!! これだけでも、私のなけなしのボーナスは大ダメージを受けているのですが、こんな時に限って普段は仕事をしないあの人の声が聞こえてきます。 「まだです!」 厚生年金保険料 −XX,XXX円 ドーン!!!! 結局、額面だけが増えて、手取り額は思ったほど増えず…… 万枚出して「やった〜」と思っていたら、7枚交換のお店だった。 そんな心境の伊野谷誠です。 そんな私の懐事情はさておき。 先週は勝手ながらお休みを頂いてしまい、誠に申し訳ございませんでした。 6月中旬くらいから仕事が非常に忙しい状態になってしまいまして、その結果、どうしても時間が足りなくなってしまいました。 本来であれば、沖パラ・北斗の拳将・偽物語と、私が楽しみにしていた新台が次々とリリースされるこの時期。 ホールにどっぷりと入り浸りたかったのですが、これらの機種の新装期間にホールに足を運ぶ事ができませんでした。 しかし、待てば待っただけ想いは募るもの。 ようやく仕事も落ち着き、これらの新台に触れる機会ができましたので、たっぷりと楽しんでまいりました。 今週はその実戦報告をさせて頂きます。 < 7月某日 > この日は仕事帰りに、沖ドキを100台、沖パラも20台ほど設置しているホールでの実戦。 沖ドキに力を入れているホールだけに、沖パラの設定状況にも期待したもののそこにあったのは……無人のシマ。 データを見ても、朝一100G程度回されてその後は手つかずの台がほとんど。 こんな稼働状況では、設定も何もありゃしません。 「ボーナス中の出玉が削られた事で、チカりまくりの天国上がりまくり」を妄想していた私もこれにはガッカリ。 というか、解析を見たらそもそも「チカりまくりの天国上がりまくり」仕様に作られていないんですよね…… 沖ドキを回していて楽しい瞬間なんて、天国中の32Gに集約されているのだから、ボーナス中の出玉を削った分を天国移行率と天国継続率の向上に回せば良かったのに…… まぁ、人にはそれぞれ事情があるもので、沖パラには沖パラの事情があったのかもしれませんが、こんなゴーストタウンに設定が入る訳もなく、早々に素通りして退散する事となりました。 −9,000円(あれっ?) < 翌日 > この日は、沖パラとは対照的に稼働状況の良好な北斗の拳将のシマに。 今作は設定1でもフル攻略で機械割が100%を超える上に、伝統のレア小役確率の設定差、さらにはベル確率にまで大きな設定差がありますので、攻略しがいのある仕上がりが期待されます。 という事で、朝一から北斗の拳将に狙いを決めての初打ちになります。 並び順100番目くらいで入場すると、5台の将に先客は無し。 するのかしないのか知らんけど、とりあえず全台ガックンチェックをやってみます…… が、ガックンする台は無し。 しかし、ガックンチェックをやってみた結果、ある異変に気付いた私。 液晶右上のレベルが0の台とそうじゃない台があったのです。 これも、設定変更時の挙動が判明していない中で確たる事は言えませんが…… 「0の台が設定変更で、そうじゃない台は据え置きなんじゃないの?」 と、予想。 前日が通常営業日で本日が特定日ですので、設定変更(上げ)に期待してレベル0の台に着席します。 事前に予習してきたところでは、通常時のベル、強弱のスイカ、中段チェリーに設定差有りという事なので、これらをカウントしながら打ち進めていくこと、98回目のベルで……「ベル100回成立」のメッセージが出現。 「数え間違えた??」 いやいや、今まで何万回とベルを数えてきたこの手の信頼感はケロット柄クラスです。(つまり微妙な信頼度) 自身のカウントが正しいと仮定すると、考えられるのは…… 「ガックン対策で店員が1ゲーム回している?」 設定変更の有無に関わらず、1ゲーム回すのか、設定変更台のみ回すのかにもよりますが、朝一のマイスロが色々と立ち回りのヒントになりそうですね。 という事に気付いたところで、ベル100回時点の各小役確率がこちら。 ベルが高設定域にいるものの、それ以外は設定1以下の数値。 まだまだ試行回数は少ないものの、やや慎重にならざるを得ない数値と思っていたところで…… 中段チェリーからボーナス成立。 そして、このボーナスが紫オーラで高設定に期待できるというオーラ矛盾に。 出現率が明らかになっていないものの、1つ設定に期待できる要素が追加されたところで意気揚々と回していきます。 〜1時間後〜 やはり自身のカウントと2回ずれたところで、液晶上は200回目のベルが成立。 その時点の各小役確率が…… 頼みの綱のベルまで設定1近辺に。 他の小役を見ても、良い要素が全くありません。 オーラ矛盾の信頼度が不明な状況で、どこまで粘ったらよいものかと思案に暮れていたところで…… 設定差特大の異色ボーナスが成立!! ……隣の隣の台で。 5台シマの北斗の拳将に高設定が2台ある可能性は? 特定日だから全然あるっちゃあるけど…… やっぱり無理…… 自身の小役カウンターを確認すると、なに一つ自信の持てる要素が見当たらず、大ケガをしないうちに撤退する事となりました。 投資9,000円、回収12,000円。 そして閉店を迎え、データを確認してみると。 ■私の打っていた台 ■異色ボーナスを引いた台 「な〜に〜、やっちまったなぁ」 私の打っていた台は、私の撤退した直後から怒濤のBB連で最大出玉が2,000枚。 異色ボーナスを引いた台は結局、終日モミモミして差枚で1,000枚程度。 設定判別要素も多く、簡単な台かと思いましたけど、やはり一筋縄ではいかないようだという事が分かりました。 < まとめ > という事で、今週はパチスロ界の今後を占う試金石になるであろう北斗の拳将についてお話させて頂きました。 実戦結果としては完敗の内容でしたが、自身としては久しぶりにじっくりとパチスロに向き合う事ができて楽しい実戦になりました。 攻略視点でいうと、ボーナスの波はかなり荒そうに見えるこの手の台は、打ち始める前に続行/撤退の基準を決めておく事が大切かと思います。 例えば、 ●ベル200回までは黙って回す ●○○ゲーム消化時点で小役確率が××以下だったら撤退 ●異色ボーナスの有無で判断 といったイメージですね。 先々を見据えてノーマルタイプに力を入れる店舗も出てくるかと思いますし、打ち手も先々を見据えてノーマルタイプに適応していかなくてはなりません。 自分なりの基準を作り、しっかりと設定判別を行なった上で、高設定の投入実績のあるホールで勝負するのが、今後のパチスロ界で生き残っていく為に1番大切なポイントなのではないでしょうか。 という事で、最後に現時点での伊野谷誠的、続行/撤退判断基準をお伝えして今週は終わりたいと思います。 < 判断基準 > ************ ●ベル200回時点で、ベル確率が1/7.00よりも良い ●弱スイカ・強スイカ・中段チェリーの合算確率が1/36.00よりも良い ⇒いずれの条件も満たさないようであれば撤退。 但し、異色ボーナスが1度でもあれば続行。 ************ ●ベル400回時点で、ベル・弱スイカ・強スイカ・中段チェリー確率が設定5の値以上。 ⇒4種類の小役のうち2種類以上、設定5の出現率を下回るようであれば撤退。 但し、異色ボーナスが1度でもあれば続行。 ************ ●ベル600回時点で、ベル・弱スイカ・強スイカ・中段チェリー確率・ボーナス確率が設定5の値以上。 ⇒5種類の判別要素のうち2種類以上、設定5の出現率を下回るようであれば撤退。 且つ、1度も異色ボーナスを引いていない場合も撤退。 ************ ●ベル600回時点で基準を満たせば、打ち切りを視野に続行。 ************ ※補足※ ●ボーナス確率はかなり荒れそうなので、5000回転くらいまではあまり重視しない方向で考えています。 ●オーラ矛盾の扱いは、解析待ちになります。 ************ 上記は、強めの特定日等、積極的に勝負できる状況の場合の判断基準で、通常営業日等、慎重に稼働する場合にはもう少しシビアに判断を行なっていきます。 上記の判断基準で4戦して、結果は下記の通り。 ●ベル200時点で、基準を満たさず撤退 → その後の客側の差枚数、+2,000枚(上記の実戦) ●ベル200時点で、基準を満たさず撤退 → その後、ほとんど稼働せず ●ベル400時点で、基準を満たさず撤退 → その後の客側の差枚数、−1,000枚 ●ベル200時点で、基準を満たさず撤退 → その後の客側の差枚数、−500枚 今のところ、基準を満たす台を打ち切れてはおりませんが、今後も北斗の拳将は積極的に狙っていきたい1台です。 オーラ矛盾の出現率等、解析情報が出揃えばジャグラーはもとより、ハナハナよりも早く・精度の高い設定判別ができそうですので、この連載でも追いかけていきたいと思います。 という事で、最後はお気に入りの1枚でお別れです。 伊野谷誠でした。 (C)武論尊・原哲夫/NSP 1983, (C)NSP 2007 版権許諾証YSL-127 (C)Sammy 【 6の付く日はお先に失礼します 】 メニューへ
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