パチスロ立ち回り講座をご覧の皆様、こんにちは。 伊野谷誠です。 先週のコメントを受けて、1年ぶりに沖ドキの解析を調べたのですが…… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ●引き戻しモード後のモード移行率 モードA : 50.00% モードB : 33.59% 天国 : 15.63% ドキドキ : 0.78% ※(設定1、通常当たり後の場合) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 全くもって、モードB濃厚ではありませんでした。 私の脳内では、設定変更後のチャンスモードと引き戻しモードはその後のモード移行率が同じと記憶されていたのですが、完全に勘違いでした。 謹んでお詫び、訂正致します。 勘違いしてしまった経緯は分かりませんが、情報を発信する者として裏取りをしっかりするという姿勢に欠けていた事を猛省しています。 今回の出来事を教訓に立ち回りの精度を高めていきたいと思いますので、今後も私がおかしな事を書いておりましたらビシビシご指摘頂ければと思います。 さて、今週からは「夕方からの稼働における設定狙い」の実戦例をお伝えしていくと予告しておりましたが、このシリーズの初回となる先週の実戦結果は…… ダメダメでした。 何がダメかというと、記憶から消し去ってしまいたいくらいに全てがダメなしょうもない実戦でした。 ただ、そう思うのは、後から冷静になって振り返ってみればの話。 ホールの中にいる間は間違いなく「これが最善の立ち回り」と信じておりました。 当たり前の事ですが、パチスロでお金を増やしたいと思っているプレーヤーは、常に「どの台が最もお金が増えそうか?」という事を考えていると思います。 私もそうです。 にも関わらず、とてもお金が増えるとは思えないような台に、吸い込まれるように着席してしまう事があるというのもまた事実。 皆様にもそのような経験はないでしょうか? という事で、先週の原稿で恥をかいたついでに、今週は私のダメダメな実戦例を晒しまして、皆様には反面教師としてお役立て頂けたらと思います。 今週の原稿ですが、まず前半部分では、実戦当時に考えた着席根拠をそれっぽく書かせて頂きます。 実戦当時は正しいと考えて行動した内容なので、もしかしたら皆様もなるほど・確かにと感じられる部分があるかもしれません。 そして後半部分では、後から冷静になって考えてみた内容でそれを否定していきます。 このように、パッと見だと正しそうな内容でも、よくよく考えてみるとそうでもない事がある、そんな事例を振り返って反省するというのが今週のテーマです。 ※以降、本文中の丸付き数字(@)(A)(B)は反省を行うポイントとなる箇所を示しております。 よろしければ、皆様も賛否を考えながらご覧下さいませ。 <実戦機種> 5月某日、S県内の某ホール。 この日は、客付き5割程度のホールの特定日。 店内を練り歩くと、とあるシマの賑わいが目に留まりました。 そのシマにあったのはチバリヨ。 3台に1人以上の割合で客が座っているだけでも珍しいチバリヨのシマに、今日は6台中5人も客が付いています。 しかも、そのうち4台は箱を使っております。 となると…… 「設定6でも機械割が105%のチバリヨであれば、店側も設定6を使いやすいだろうし、特定日である事を考えれば全台設定6まであるかもしれない。」 ジャグラー系のシマでは全台高設定と思われるケースをたびたび確認していただけに、低スペックのチバリヨもあり得ると考えて、唯一の空き台の履歴をチェックします。(@) 〜チバリヨ唯一の空き台の履歴〜 277G RB 207G RB 182G RB 187G RB 310G 現在 前回のキンパルの記事にもチラッと書きましたが、最近のこの手の機種は初当たり確率に大きな設定差が存在します。 キンパルで言えば、設定1で1/387.7〜設定6で1/268.8。 南国物語で言えば、設定1で1/323.9〜設定6で1/244.2。 チバリヨで言えば、設定1で1/375〜設定6で1/213。 ここに注目するのがマイブームとなっています。 モードやゲーム数天井を加味できれば、より精度の高い判別となるのですが、チバリヨはゲーム数天井の振り分けが万遍なく振り分けられている為、自力解除とゲーム数解除を切り分ける事はできません。 とはいえ、それを差し引いてもキンパルや南国以上に大きな設定差がありますので、夕方からの実戦ではここに着目していきます。 <着席根拠> 上記を踏まえて、空き台のチバリヨを見ていくと、初当たり確率は1/291。 飛び抜けて良い数字な訳でもありませんし、悪い数字でもありません。 初当たり確率は中間設定付近な訳ですが、前述の通りシマ全体の挙動は良好。 加えて、現在4スルー。 天国準備モードも期待できる状況で、天国準備モード天井(384G〜512G)に近い310Gというゲーム数で空き台になっており、512Gまでは設定云々抜きに回しても良いかと思える状況です。 そこで、ゾーン狙いで様子を見つつ、高設定と思える状況になれば続行していくという二段構えの発想でこの台に着席する事としました。(A) <実戦結果> 実戦開始からわずか20G。 投資1kにてチープなハイビスカスが点灯しBBをGET。 100枚の出玉を手にして、意気揚々と天国ゾーンを消化していきます。 1G…… 2G…… 8G…… 20G…… 一向に点灯しないハイビスカスに諦めモードとなった32G…… シーン…… どうやら天国モードには上がらなかったようです。 狙いがゾーン狙い一本であれば、ここで止めるのが正解なのでしょうが、今回は高設定かもしれないという狙いもあります。 5回目の初当たりを引いた事で、ボーナス確率も1/236まで上昇しましたし、現在5スルーで少なくともモードBという期待もありましたので、引き続き続行していきます。(B) 〜3時間後〜 結果がこちら。 330G BB(終了画面ハート) 327G RB(終了画面ハート) 453G RB(終了画面パラソル) 62G BB(終了画面パラソル) 287G BB(終了画面ハート) 332G RB(終了画面パラソル) 73G 止め(-25k) 道中2回の強チェリーをスルーするという悲しい出来事もありましたが、512Gを越える事なく初当たりを積み重ねる事ができ、初当たり確率だけで言えばトータルで1/272。 高設定の可能性も残る結果ではありましたが…… ご覧の通り、一切天国には上がらず。 ここまで敢えて触れずに話を進めてまいりましたが、この手のタイプの機種の設定判別要素の1つに「モード移行率」という要素があります。 チバリヨの場合、初当たり時のモードアップ確率が設定1で約40%、設定6で約60%という事なので、高設定ほど天国に上がりやすいという事になります。 つまり、 ■10連続で天国に上がらない=高設定である確率はかなり低い という事になります。 途中からその事に気が付いてはおりましたが、スルー台の高モード狙いが成立するのか否かの決断ができず、だらだら打ち続けてしまいました。 結果、時刻が21時半を迎えたところでも天国に上げる事ができず。 残り時間的な意味でギブアップする事となりました。 <反省> 色々と突っ込みどころはあったかと思いますが、ポイントになると思われる部分には番号を振っておきましたので、そこを中心に振り返っていきたいと思います。 @狙いシマをチバリヨに絞ったシーン 全台高設定シマを狙うという立ち回り自体に賛否があるかとは思いますが、それ自体は過去にそういった実績のあるホールでは問題ないと思います。 ここで問題なのは、設定6でも機械割105%のチバリヨという機種を選択した点。 機械割が下がる、あるいは残り時間が少なくなればなるほど、高設定をツモった時のリターンも小さくなる訳ですから、それ相応の勝算を持って戦いに挑まなければ割に合いません。 設定判別までに必要となる投資の大小にもよりますが、個人的な感覚としては、 ****** 〜朝〜昼一くらいまでに高設定狙いをする場合〜 ●機械割115%以上が期待できる状況であれば、勝率17%以上あれば勝負可能(例:バジリスク絆設定6、マドマギ設定6) ●機械割110%以上が期待できる状況であれば、勝率33%以上あれば勝負可能(例:南国物語設定6、北斗強敵設定6) ●機械割105%以上が期待できる状況であれば、勝率50%以上あれば勝負可能(例:バジリスク絆456、北斗強敵設定56) ●機械割105%が期待できる状況であれば、勝率75%以上あれば勝負可能(例:アイムジャグラー設定6、バジリスク絆設定4) ****** 〜夕方から高設定狙いをする場合〜 ●機械割115%以上が期待できる状況であれば、勝率25%以上あれば勝負可能 ●機械割110%以上が期待できる状況であれば、勝率50%以上あれば勝負可能 ●機械割105%以上が期待できる状況であれば、勝率75%以上あれば勝負可能 ●機械割105%が期待できる状況であれば、勝率90%以上あれば勝負可能 ****** くらいを目安にすると、安定した成績を残せるのではないかと思います。 という事で、夕方から設定6の機械割が105%のチバリヨで設定狙いをするのであれば、90%以上の勝算が必要になる訳ですが…… Aゾーン狙いと設定狙いのハイブリッド作戦で着席するシーン この時点で履歴から得られる情報は、初当たり確率が1/291である事と、初当たりを4回引いて1度も天国に上がっていないという2点。 この情報からは、とても設定6である確率が90%以上であるとは言えません。 しかし、この時点で着席するという選択自体はアリだと思います。 なぜならゾーン狙いが成立する事で、勝率がアップしているからです。 単純に南国物語で50%以上の確率で設定6だと思えるシチュエーションを探すとしたら、なかなか見つかるものではないかもしれません。 そういった場合には、例えば「設定6かもしれない確率は25%くらいだけど、2スルーの保険がある」といった形で、保険を掛けて勝負に臨む事も十分理にかなった戦い方になるかと思います。 但し! ゾーン狙い・高モード狙いの保険を掛けたのであれば、その保険がなくなったタイミングで勝算を計算し直すべきなのですが…… B初当たり後、天国に上がらず32Gをスルーするも、続行を決断したシーン この時点で、天国準備モードの天井である384G〜512Gのゾーンを狙うという保険は消えました。 ボーナス確率は上昇したとはいえ、設定6未満。 何よりも大きな問題なのは、1200回転弱で初当たり5回というサンプルの少なさ。 90%の精度の求められる判別をこのサンプル数で行うなど、以ての外であります。 オマケに言えば、この時点で5スルーというモード移行確率の悪さも、高設定に期待する上では大きなマイナス要素です。 ゾーン狙い・高設定狙い共にダメとなると、最後の砦は「スルー回数による高モード狙い」に期待値があるのかどうかというところになりますが…… そこに期待値があるのかどうかは現時点では不明であります。 とすれば、ここは無いものとして扱うのが筋。 1つ1つの要素を冷静に判断していくと、このチバリヨを続行する根拠はどこにも無くなってしまいました。 にも関わらず、この時の私の取った行動は…… <まとめ> という事で今週は、頭では分かっていても、口では話せても、その通りに行動できるとは限らないという、ダメダメな実戦例をお届けしました。 今回の私の例で言うと「先週、設定狙いの稼働をすると予告してしまった以上、なんらかの台を設定狙いで打たないといけない」という意識が強過ぎたのが敗因だと思っています。 打たなきゃいけない、あるいは、とにかく打ちたいといった心境でホール内を見ると、かなりプラス補正が働いて、普段よりも甘い判断をしてしまうという事は誰にでもあり得る事ではないでしょうか。 「人は常に理にかなった行動ができる訳ではない」という事を認めた上で、それをどうコントロールするか。 このようなメンタル的な要素も、勝負事においては大切な要素だと思います。 ご自身の中で何かのバランスが崩れていると感じた時、この記事を思い出して頂ければ幸いです。 さて、話は変わって、来週は1年に1度しかない6月6日がやってきます。 連載タイトルの通り、この日ばかりは仕事をサクサク片づけて今週のリベンジを果たしたいと思っていますので、来週も引き続き夕方からの設定狙いを続けてまいりたいと思います。 以上、そろそろ完全勝利の成功事例をお伝えしたいと雪辱に燃える伊野谷誠でした。 (C)2016 NET CORPORATION. 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