全国のパチスロ立ち回り講座をご覧のみなさん、こんにちは。 伊野谷誠です。 自分の中でGWガチ稼働期間と定めていた4/28〜5/5が終わりまして、この原稿を書いているのが5/6。 その間の稼働結果が… ■稼働日数 : 8日間 ■稼働時間 : 60時間 ■収支 : +248,700円 休憩スペースではじめの一歩を読んでいた時間も含めて、時給換算で約4,000円。 GWの大半の時間を費やしたとはいえ、収支の面では満足できる結果を得る事ができました。 という事で、今週の「6付く」は、そんなGW稼働の中で私が出会った「都市伝説とも思われていたあれ」についてお話させて頂きたいと思います。 <GW期間の基本戦略> GW期間中、朝の伊野谷誠ルーティーンは以下の通りです。 ●車の中で甲賀忍法帖を熱唱しながら、パチ屋に向かう ●北斗強敵のリセット高確を消化する ●沖ドキで朝一早めに当たって、単発で止められている台を狙う 本当はマジハロ5とか転生とか朝の狙い目は他にもあるのですが、ライバルもいる中で自分一人があれもこれも全部打てるなんて事はまず現実にはありえません。 それらを打つために30分家を早く出て抽選に参加するよりは、台数が多く一般入場でもカニ歩ける強敵の方が時間効率的にも良いだろうという作戦です。 幸い実戦ホールは全台リセット・ガックン有りでしたので、打つ台には困りませんでした。 だいたい、強敵を消化する為の所要時間が30分程度。 それらを消化し終わった後に、沖ドキの設定変更後、チャンスモードで当たっていると思われる台をモードB狙いで消化していきます。 こちらもリセット多めの傾向の中で、朝一早い当たりから400Gくらい嵌まると止めてしまうお客さんが多く、なかなかの台数を消化する事ができました。 興味のある方は、別添のGW稼働全データをご確認頂ければと思います。 ■ 伊野谷誠の『GW稼働全データ』はこちら ■ <沖ドキ稼働の中から発見した、都市伝説とも思われていた「あれ」> そんな訳でこの期間、かなりの台数の沖ドキをヒット&アウェイで打ってきたのですが、ある日気になる挙動の沖ドキが目に入りました。 〜 沖ドキX番台の挙動 〜 ●天国抜け後、次回天国までの所要初当たり回数 : 平均1.5回/全8回 ●初当たり確率 : およそ12/1800(1/150) ●現在出玉 : およそ3,000枚 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 まぁ沖ドキなんで、設定なんて分からないと言えば分かりませんけど、なんとなく設定6もあるんじゃないかという気がします。 但し、この時点ではあくまでもなんとなく。 私が意識している、次の3つの設定判別要素になんとなく適合しそうかなぁというレベルの話です。(共通パインに関しては不明ですが) = 沖ドキの設定看破ポイント = ●天国抜け後、次回天国までの所要初当たり回数 奇数設定で平均3.6回、偶数設定で平均2.9回になります。 引き戻しモード滞在時に32G以内に当たってしまうケースを考慮して、平均2回くらいであれば偶数設定だろうと読み取ります。 ●初当たり確率 設定1で1/242、設定6で1/188になります。 引き戻しモード滞在時は初当たり確率が変化するため、天国抜け後2回目以降の初当たりに限定するとより精度が高まります。 サンプル不足になる場合には、設定6以上の1/150くらいをボーダーに高設定を期待していきます。 ●共通パイン確率 設定1で1/168、設定6で1/128。 こればかりは自身で打ってカウントするしかありません。 ============== 少し気になったので、空き台になるようであれば触ってみようかとも考えましたが、この日この台が空き台になる事はありませんでした。 この日、この台に座っていたプレーヤーが1日中打ち切った事も、設定6であった事を窺わせる追加要素になります。 <翌日> 同じ台の朝からの挙動を確認してみると、サンプルは少ないものの相変わらずの偶数挙動。 そう思ってデータ機器をいじっていると…… 画像ではわかりにくいですが、スランプグラフとボーナス履歴を合わせて確認すると、どうもここ数日ずっと前日と同じような挙動を見せております。 「設定6を1週間放置しても誰も気が付かない」 そんなホール店長の話は、ネットの世界の中だけの都市伝説だとこの時までは思っておりました。 しかし、目の前にあるデータは少なくとも連日偶数挙動。 4日間で15,000枚のコインを吐き出しております。 こうなるともう、共通パインを確かめるしかありません。 他に着席できるレベルの台もありませんでしたので、この沖ドキで勝負してみることにします。 <沖ドキX番台 実戦結果> 意気揚々と設定6を期待して回し続ける事、400Gちょっと。 投資がちょうど20kとなったところで、この台で初めてのボーナスを引きます。 しかし、ほっとしたのも束の間、残念ながらこのボーナスでは天国には上がらず、さらなる投資が必要となる苦しい展開となります。 これはやっちまったか…… 徐々に後悔の念が強くなりだしましたが、唯一の心の拠り所である小役カウンタを確認すると、共通パインは5回/534G。 サンプル数は少ないものの、設定6以上の数値となっております。 歯を食いしばって、次のボーナスを待ちます。 そして、1回目のボーナス後240G、追加投資が8kとなったところで、ついに待望のボーナス。 しかもこれが「右のみ点灯」の特殊パターンで天国モードを射止めます。 このボーナスが運良く連チャンし、2,000枚ほどの出玉を得たところで再度小役カウンタを確認すると、共通パインは17回/1652回転。 相変わらず設定6をぶっちぎっております。 本来であれば、設定6期待で着席してこの挙動なら「打ち切らなければ一貫性がない」のですが、この日は所用があって18時までしか打てなかった事と、南国物語の4スルー台が空いた事が重なって、この日はここでX番台から離席する事となりました。 ここが実は、GW期間中における最大の反省点。 18時までしか時間のない状況で、沖ドキの設定狙いは立ち回りとしてはありえなかったと思います。 打ち切れない状況下で設定不明の台を判別する事は、低設定かもしれないリスクだけがあって、高設定だった時のリターンがありません。 このような立ち回りをしてしまった事は猛省しなければなりません。 なおこの後、このX番台は、私からの情報を聞いた友人が着席して、共通パインも良好。 4,000枚ほどお持ち帰りしたとの事でした。 <さらに翌日> この日は朝一からの実戦で、その後の予定もありません。 開店〜閉店まで打つ事ができるとなれば…… 朝一はマジハロ・強敵のリセット狙いを消化します。 「沖ドキX番台じゃねぇのかよ」と全米が突っ込んでいる事かと思いますが、このホールの据え置き傾向がどこまで通用するのか不明な状況で、沖ドキX番台には座れませんでした。 <昼過ぎ> この日の沖ドキX番台の挙動は朝一、86G→50Gとボーナスを引いて、そこから天国が3連。 その後、440Gまでボーナスがなかったところで空き台になっております。 これを、設定6の据え置きによる初当たり確率良好・偶数挙動とみて良いものかどうか…… 否。 設定変更後、チャンスモードによる早い当たり。 そこから、モードBに移行して2回目のボーナスで天国に、と考えるべきだとこの時の私は判断し、この時点でもX番台には着席せず。 しかし、結果を先に言ってしまうと、この判断はNG。 夕方になって履歴を確認してみると、この日もこのX番台は設定6の据え置きを思わせるデータとなっておりました。 <夕方> 夕方までの間に絆→南国→沖ドキ3台を消化して、再びX番台の履歴を確認してみると、 ●天国抜け後、次回天国までの所要初当たり回数:平均 2回/全4回 ●初当たり確率 およそ8/1700(1/212) 初当たり確率がやや落ち、連チャンも短め。 差枚数こそマイナスなものの、前日・前々日と同様、偶数設定を思わせる挙動を示しております。 但し、前日猛省した通り。 沖ドキは残り時間を考えると、夕方17時から設定6に期待して座る機種ではありません。 他の条件が何もなければ、敢えて着席する事はないのですが…… 幸いな事に天国抜け後220Gで1回当たっている、1スルーという保険がありました。 設定狙いであれば座れる条件ではありませんでしたし、スルー台狙いであれば最低3スルーは欲しいところです。 ですが、両者を合わせて考えれば1回天国に上がるまでは座っても良いレベルであろうと決意し、遂にこのX番台と対峙することとなりました。 すると、投資7k。 最初のボーナス後に狙い通り天国をGETし、その後も順調にボーナスを積み重ねていきます。 出玉が付いてきたのはたまたまですが、結局この日は2,500枚ほどのコインを手にする事ができました。 そして、天国を抜けたところで振り返ってみると、共通パインも9回/1211G。 まずまず良い数字です。 続行するかどうか非常に迷うところではありましたが、当初の計画通り、1回天国に上がったところでこの日は離席。 もう1台、別の沖ドキをモードB狙いで消化したところで、この日の実戦は終了となりました。 <まとめ> という事で、今回は都市伝説とも思われた「設定6・1週間ほったらかし(と思われる)沖ドキ」の実戦結果をお話させて頂きました。 本来、据え置き傾向に気が付いた時点で朝一からじっくり腰を据えるべきだったのかもしれませんが、設定看破の難しい沖ドキ、設定6でも機械割が108%と低めの沖ドキだった事から、リスク回避の発想が勝る事となりました。 逆に言えば、だからこその据え置きだったのかもしれませんね。 今回ご注目頂きたいのは、最後に記載した夕方の実戦。 出玉が付いてきたのはたまたまですが、1スルーの台で早めにボーナスを引き、そこから狙い通り天国モードに入ったところはたまたまではありません。 普段なら着席しないような台に着席根拠を持つ事ができ、そこで期待した通りの結果が得られたのは、ひとえに「設定6据え置き傾向」に気が付いていたからに他ならない、という事をご理解頂ければと思います。 ホールの傾向を意識した立ち回りについては、一朝一夕にできるようになるものではないかと思います。 今回の沖ドキX番台だって、私が意識する3日も前から据え置き挙動だった訳ですから、気が付くのが遅すぎです。 しかも、1日たりとも朝から晩まで打ち切る事はできておりません。 私自身まだまだ未熟ではありますが、「法則性を意識した立ち回りを書くべし」というコメントも頂いておりましたので、今回はこのような内容でまとめてみました。 今回の内容が少しでも皆様のお役に立つ事があれば幸いです。 伊野谷誠でした。 <おまけ> 最後にさらに翌日に取得したX番台のスランプグラフがこちらになります。 結局のところ、ちょうど1週間、設定6据え置き放置だった模様でした。 【 6の付く日はお先に失礼します 】 メニューへ
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