パチスロ立ち回り講座をご覧の皆さん、こんにちは。 伊野谷誠です。 本日からゴールデンウィークに突入し、今年は奇跡の10連休なんていう方も多いのではないでしょうか。 本来であれば私も、楽しい休日をエンジョイするはずだったのですが…… 先日、地下にあるBARを出て、階段を上り、地上に出てきた時の事。 見上げると、空にはキレイな三日月が。 「見て、キレイな三日月。」 3%くらいの可能性で彼女にできるかもしれない候補のツレが、空を指差します。 彼女はまだ知らないようです。 世の中には、三日月を見るとテンションが下がってしまい、半月を見るとテンションが上がる人種が存在する事を。 私も漏れなくその人種。 無意識のうちに三日月を見ると、家に帰らなければいけない気持ちになってしまうのです。 「あれ？ どうしたの？ もしかして……」 私の様子を察して、彼女が首を傾げます。 しかし、普段はスロットのみならずギャンブル全般興味ありませんというクリーンなイメージを装っている私。 理由を説明する訳にもいきませんし、そもそも説明したところで理解が得られるとも思いません。 「いや、ちょっと飲み過ぎたかも。」 誤魔化そうとする私をよそに、彼女は続けます。 「わかった！」 これだけのやり取りから一体何がわかったというのか？ 私が心の中で思った当然の疑問に、彼女が答えます。 「絆、打つ人なんでしょ？」 ！！！！！！ 何故、それを！？ 困惑しつつも、常々、彼女にするならスロット打つ人の方がいいと切望していた私。 スロ好き女子という希少種の剥ぎ取りチャンスが遂にきたのか？ 「えっ？ なんで？」 私は彼女に問いかけます。 「だって、私の元彼が絆の三日月はダメって言ってたから。」 「ふ、ふーん…」 あくまで「絆？何それ？美味しいの？」というスタンスで振る舞う私に、彼女は続けて言いました。 「前の彼氏がパチスロにハマってて、私もよく付き合わされてたの。 でも、全然面白くなかったし、ギャンブラー最低。」 「そ、そ、そうだよねぇ(震え)」 一瞬期待してしまっただけに、  が、外れた後のような心境に…… 結局、この日もいつも通り、三日月を見たら家に帰る事となり……少し泣きました。 以上、今週の前置きは、「これだから三日月はダメなんだ」というお話でした。 ＜GWの立ち回り＞ さて、傷心の誠としては、今週はここで終わりたいところなのですけど、そうもいきません。 そこで今週の「6付く」は、GW突入初日という事で、大型連休の立ち回りについてお話させて頂きたいと思います。 とはいえ、大型連休と言えば「設定が入らない」で悪名高い時期。 「存在しない高設定を捜してはいけない」典型的な期間です。 となると、ゾーン・天井狙いがメインの立ち回りになってくるわけですが、それだって簡単に拾えれば苦労はありません。 最近はスマホで調べれば、ホールにいながらにしてすぐに情報を得る事が出来ますから、期待値のある台はほとんど空き台になる事はありません。 そんな状況下でもなんとか収支を伸ばそうという事で、例年私がやっていたのが、「閉店チェックからの宵越し天井狙い」作戦です。 普段、期待値稼働をしている専業の方が少なくなり、且つ、ベタピン据え置き傾向の高まるこの時期には有効な作戦…… だったのですが、それもちょっと前までの話。 最近では、前日の最終ゲーム数が表示されるデータ機器が当たり前になってきた事で、閉店チェックをした者だけが得られるアドバンテージがなくなってしまい、単純なゲーム数の据え置き天井狙いも難しくなって参りました。 そこで、これまでの作戦に少し手を加えて、今年は「宵越しポイント狙い」作戦を試してみたいと考えました。 今週はその内容と、予行演習として週末に実戦した結果をご報告させて頂きます。 ＜宵越しポイント狙い作戦とは？＞ データ機器上は表示されない前日のポイント数を閉店チェックしておき、翌日ポイントの貯まった台を狙う作戦。 具体的には、 ●戦コレ2 ： コレ数 ●黄門ちゃま喝 ： 赤箱のポイント数 ●戦国乙女2深淵 ： 乙女ポイント ●北斗転生 ： あべし数 等々、閉店チェックをした自分しか知らない情報を基に有利に立ち回ろうというケチな作戦です。 ＜4/22 閉店間際＞ この日は3軒のホールを閉店チェックし、明日の狙い台に当たりをつけていきます。 狙いは、前日の最終ゲーム数とポイント数がリンクしない機種という事で、前述の機種を中心にチェックした結果、次のような情報が得られました。 〜黄門ちゃま喝〜 ○○店 A番台 印籠箱 112 ○○店 B番台 印籠箱 203 △△店 C番台 印籠箱 154 △△店 D番台 印籠箱 86 〜戦コレ2〜 ○○店 E番台 最終ゲーム数 36G 184コレ □□店 F番台 最終ゲーム数 130G 260コレ □□店 G番台 最終ゲーム数 294G 404コレ 〜戦国乙女2深淵〜 ○○店 H番台 乙女ポイント 9,470 ○○店 I番台 乙女ポイント 5,600 ○○店 J番台 乙女ポイント 6,630 ○○店 K番台 乙女ポイント 7,340 △△店 L番台 乙女ポイント 6,140 △△店 M番台 乙女ポイント 8,260 □□店 N番台 乙女ポイント 5,390 □□店 O番台 乙女ポイント 6,080 □□店 P番台 乙女ポイント 7,250 ＜4/23 朝一＞ 上記の結果から、朝一は無条件に狙える戦国乙女のH番台狙いで○○店に並びます。 入店順は30番目くらいだったものの、やや旬を過ぎた機種。 前日の乙女ポイントをチェックしているライバルもいなかった事から、難なくH番台をGETする事ができました。 朝一36G、最初の勝負所を迎えます。 前日の最終ゲーム数が164Gなので、36G付近で乙女ポイントをGETできれば、据え置き濃厚となるところで…… 無事、乙女ポイントGET！ 据え置きに自信が持てたところで意気揚々と回していくと、当日200Gを超えたところで、  天下統一モードに突入。 ちなみに前日・当日合わせて10,000ポイントを獲得してから天下統一モード発動まで数ゲームのタイムラグがありますので、設定変更と勘違いして止めてしまわないように注意が必要です。 ここは初戦の50%をクリアできず、ボーナスには結びつきませんでしたが、投資はわずか5k。 気にせず次の狙い台に進みます。 ＜4/23 朝二＞ 黄門ちゃま喝のB番台が朝一から稼働していたのが気になっていたところ、当日200回転ちょっと、印籠箱54の状態で空き台となりました。 前日からの合計で257になりますので、次はこの台を310まで回してみる事にします。 すると、開始わずか15G、強チェリーから「＋70」で310ルーレット発動。 これが前兆を経由して当選し、投資2kで初当たりをGET。 大きな見せ場はなかったものの、400枚ほどの出玉を手にすることができました。 ＜4/23 11:00過ぎ＞ ここで○○店では打てる台がなくなった為、△△店に移動します。 30分ほどうろうろしたところで、M番台が当日乙女ポイント1,470で空き台に。 据え置きならば、前日からのトータル9,730というお宝台だったのですが、回してみると残念ながら当日乙女ポイント1,740で天下統一モード発動せず。 設定変更の20%で乙女ポイント8,000スタートになりますので、当日乙女ポイント2,000まで回して天下統一モードが発動しないのを見届けて止め。 投資が6kとなりました。 ＜4/23 12:00過ぎ＞ 最後に□□店に入ると、戦コレG番台が当日260G、260コレの状態で空き台になっているのを発見。 据え置きならば天井まであと333コレ。 設定変更であっても、モードBの割り振りが50％(天国天井の128Gを超えた時点で67％)もあるので、いずれに転んでも当たるまで打つ事にします。 結局、据え置き天井と思われる600コレ手前で当たってからまずまずの継続と上乗せが絡み、1200枚ほどの出玉をGET。 その後、128コレまで回して当たらず200枚ほど減らしてこの台は終了となりました。 ＜4/23 14:00＞ □□店でも打てる台がなくなり、帰宅がてら途中にある△△店に移動。 店内を一通り見て回ると、黄門ちゃま喝のD番台が当日140G・印籠箱210で空き台に。 最悪、当日既に1回印籠箱が溜まった後の可能性もありますが、それでも210からなら大怪我はないと踏んで着席することに。 すると、これが大当たり。 最初の310ルーレットでの初当たりから、レインボーや激熱を絡めながら、順調に印籠チャンスを射止めていきます。   消化した印籠チャンスは全部で6回。 それが…… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・表バランス ⇒ 家康(5%) ・表挑戦 ⇒ 家康(12.5%) ・裏バランス ⇒ 怒髪天(50%) ・表バランス ⇒ 家康(5%) ・表バランス ⇒ 怒髪天(15%) ・表挑戦 ⇒ 家康(12.5%) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 …と、奇跡の連続当選をみせて、上乗せが…… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・100＋30(強チェリー) ・100 ・140 ・119 ・70 ・100 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 家康の頑張りが足りないものの、気が付けば残りゲーム数が300G超えに。 この後、さらに紅炎モード中の勧善懲悪アタックで、  一撃3,000枚OVERと大満足の結果を得る事ができました。 ＜まとめ＞ ●H番台 投資 ： 5k 回収 ： 0枚 ●B番台 投資 ： 2k 回収 ： 437枚 ●M番台 投資 ： 6k 回収 ： 0枚 ●G番台 投資 ： 10k 回収 ： 987枚 ●D番台 投資 ： 3k 回収 ： 2,812枚 ●合計 投資 ： 26k 回収 ： 4236枚 この日はGWを想定して、ベタピン据え置きの想定で立ち回ってみましたが、良いタイミングで空き台に巡り合えた事もあって、しっかりと初当たりを手にする事ができました。 本来、こういった立ち回りをご紹介するのは私の本分ではないところではありますが、「GWで毎年状況が悪いのは分かっている、でも、打てるタイミングは今しかないんだ」という方も中にはいらっしゃるのではないかという事で、GW初日のタイミングで原稿にまとめさせて頂きました。 GWだからこそ頑張るというホールもあるとは思います。 しかし、そういったホールが見つからなかったとしても、苦肉の策としてリスクを抑えた立ち回りもあるかと思います。 何もできる事がないような大型連休という状況下で、それでも打ちたいという方は、よろしければ参考にしてみて下さい。 それではみなさん、良い休日を。 伊野谷誠でした。 (C)山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO (C)UNIVERSAL ENTERTAINMENT (C)OLYMPIA (C)C.A.L/2014 【 6の付く日はお先に失礼します 】 メニューへ
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