この度新たに連載を持つことになりました、ライター名「伊野谷誠(いのやまこと)」と申します。 30才くらいの普通のサラリーマン(システムエンジニア)であります。 趣味は当然、パチスロ。 しかし、あくまで趣味。 所詮は悲しきサラリーマンという身分。 平日は仕事終わりに週に2回も打ちに行ければいい方ですし、休日も月に4日も打ちに行ければ上出来という状況です。 ですので、そんな私が二見氏と同じ攻略ライターに立候補するのは、甚だおこがましい話だと私自身も思います。 しかし! 私もライターに立候補する以上、どうしても世のスロッターの皆さま方に伝えたい事があります。 先ずは、それを声高々に宣言させて頂く事で自己紹介とさせて頂きたいと思います。 【『設定』と『期待値』を追い求める立ち回りは本当に正しいのか?】 これをお読みの方全員が、 「攻略ライターとして名乗りを挙げているくせに、こいつは何を言い出すのか? 正しいに決まっているだろう!」 と思うであろう事は私にも分かっています。 だからこそ、私は問いたいわけです。 「設定」と「期待値至上主義」は本当に正しいのか?と。 何故なら、プロではない一般のスロッターの方にとって、設定は目には見えないものであることはもちろん、期待値は(試行回数が限られてしまうので)そう簡単には収束しないものだからです。 そんな「目に見えない不確かなもの」を追いかけ続けるのが、本当に正しいのか? 少なくとも、一般のスロッターの方の現実にはマッチしていない考え方だと私は考えています。 よく、プロの方はこういったことをおっしゃいます。 「設定1で大爆発して5000枚出るよりも、設定6を8000回転打ちきって1000枚マイナスになる方がいい」と。 プロの方が「後者がいい」と言われるのはごもっともな事なのかもしれないと私も思いますが、一般のスロッターの方にとっては前者の方がはるかにいいに決まっている、というのが現実ではないでしょうか? というより、プロの方だって立場上そう言っているだけで、本音は前者の方が嬉しいのでは?とさえ思っています。 数字の話をするのであれば、前日に設定1で大爆発しようが設定6で大負けしようが、次の稼動の期待値はあくまで機械割通りにしかならないわけですし。 なので、少なくとも我々サラリーマンスロッターは、目に見えない設定、不確かな期待値を追い求める立ち回りはもう辞めましょうよ。 それよりも、もっと頼るべき、目に見える確かな事実が別に存在しているんじゃないのか。 それに従う方がはるかに一般のスロッターの方の実情にマッチした、現実的に実現可能な攻略法なのではないか。 というのが私の主張であります。 なお、誤解無きように付け加えさせていただきますが・・・ 設定が目に見える、期待値が収束するまで試行回数を増やす事ができるというプロの方の立ち回りを否定する気は全くありませんし、私自身も期待値有りとされている天井狙いもすれば、設定判別の為に小役を数えたりもしています。 私が言いたいのは、プロの方と一般のスロッターの方では、置かれている状況が違うのだから、誰もがプロの方と同じ立ち回りをできるか、又そうすれば勝てるのかというとそうではないだろうという事です。 ですので、プロの完璧な立ち回りを紹介する二見氏のような攻略ライターがいる一方で、完璧ではなくともサラリーマンの私でも現実的に実現可能な範囲の立ち回りを紹介する攻略ライターもまた必要なのではないかと私は考えています。 【目に見える確かな事と、目に見えない不確かな事】 私は先ほど、「目に見えない不確かな事」を稼動の基準とするのはもう辞めようとご提案させて頂きました。 では、稼動の基準とすべき「目に見える確かな事実」とは一体何なのか? それは「結果」です。 もう少しそれっぽく言うのであれば、「差枚数」。 俗っぽく言うのであれば、「出たか出ないか」。 ただそれだけです。 最近はデータ機器が進化していて、スランプグラフや差枚数、ボーナス履歴等が当たり前のように確認できるようになりました。 しかも当日分だけでなく、過去に遡って確認できる店舗も多いのではないかと思います。 出たか出ないかという結果が目に見えるというのは、そうしたデータが表示されている店舗で打っている事が前提になります。 では何故、設定を無視して結果にのみ着目するのか? その答えは、サンプルの集めやすさにあります。 あなたが毎日朝から晩までホールにいることができて、「高設定っぽい出方をしている台」と「低設定のまぐれ当たりで出た台」とを全て把握できるのであれば、どの台が高設定だったかに着目してサンプルを集める事も可能だと思います。 そしてその成果として、二見氏の記事にもよく出てくる「前日までの流れからこの日は角台が高設定である確率が高い」といった判断もできる事かと思います。 でも、せいぜい週に2〜3回、仕事終わりの夕方から打ちに行く方にとって、そんな事は実現不可能ですよね。 一般のスロッターの方が判断できるのは、せいぜい自分が夕方から座った台が高設定っぽかったかどうかの判断に限られるのではないでしょうか? 一方で、設定を無視して、出たか出ないかのみに注目するのであれば、スランプグラフが表示されているホールであれば、全ての台で正確な情報を誰でも把握する事が可能です。 比較してみましょう。 仮に日曜日に朝から打つ為に、今週1週間、あなたが2日に1度(火曜日と木曜日と土曜日に)夕方からホールに通ってデータを取ったとします。 このホールでは、前日と当日のスランプグラフが確認可能とします。 あなたが日曜日に、自分が打ちたいと思っていたA機種の角台のデータは次の通りでした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ≪設定に着目した場合≫ 月曜日 不明 火曜日 低設定っぽい? 水曜日 不明 木曜日 不明(稼動無し) 金曜日 不明 土曜日 高設定っぽい? ≪出玉に着目した場合≫ 月曜日 客側の-2000枚 火曜日 客側の-1500枚 水曜日 客側の+4000枚 木曜日 稼動無し 金曜日 客側の-2500枚 土曜日 客側の+3000枚 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 どうでしょうか? 前者の設定に着目した場合に比べて、後者の出玉に着目した場合だとなんとなく「赤・赤・黒の法則性」が感じられないでしょうか? 勿論、これは説明を分かりやすくする為に、ものすごく単純化した事例です。 実際はここまで単純なパターンは少ないでしょう。 しかし、このようになんらかの法則性を発見できれば、それこそが勝ちにつながる攻略法なのだと私は考えています。 そして、その法則性を発見する為には、より確かな事実を少しでも多く集める必要があるわけです。 それが私の主張の1番の理由であります。 【必ず法則性は存在する】 先ほどの例は、特定の1台にのみ着目した事例でしたが、実際にはホールの中には多数の台が存在します。 そんな中で、どのようにして法則性を発見するのか? それが、私が読者の皆様へお伝えしたい今回の主題であります。 一般論としては、以下のようなところに法則性が現れやすいと言われています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ≪場所≫ ●入口付近の島が出やすい ●角台に設定6が入りやすい ≪機種≫ ●この店は沖スロに力を入れている ●この店はしばしば全台高設定の島を作る ●ホームページやメールで特定機種を推している ≪台番≫ ●イベント日の日付と台番の末尾が同じ台が出やすい ≪前日までの稼動状況や差枚数≫ ●前日爆発した台は翌日設定を下げる ≪台と台の相互関係≫ ●この店は高設定を隣同士で並べては使わない ●1島に高設定は1台しか使わない 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 どれも、皆様1度くらいは耳にしたことがある、あるいは意識したことがあるのではないでしょうか? こうした法則性は、店によって違えど必ず存在します。 まず機械的な観点で言うならば、メーカーの人間は意識的に波を演出できるような乱数を作っているからです。 同じ設定1をずっと打ち続けたとしても出る日と出ない日があるというのは、皆様既に経験されているかと思います。 そして人間的な観点で見れば、設定を入れる店側の人間もまた人間なわけです。 多かれ少なかれ、なんらかの癖があるのが当然ですし、高設定を入れている事をアピールしたいが為に分かりやすく法則性を作って設定を入れるという設定師さんも中にはいるでしょう。 これが、私が「法則性は必ず存在する」と主張する理由です。 もし「どうしてもそんな法則性はない」というアドリブ店長な店舗があったとしたら、そういう店では打たなければよいだけの話だと思います。 まとめると・・・ ●出玉の法則性に従って打てば勝てる確率が上がる ●勝つ為に、出玉の法則性を捜す ●法則性を捜す為に、より確かな事実を少しでも多く集める ●確かな事実を少しでも多く集める為には設定は敢えて無視して、出玉のみに注目する これが勝利の方程式だと私は考えています。 とはいえ、読者の皆様の中には、まだこうお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「そんな簡単に法則性が見つかるのは、筆者の通っているホールだけじゃないの? 自分の住んでいる地域にはそんな分かりやすい店舗は存在しないよ」と。 安心して下さい。 法則性は必ず存在します。 私自身は転勤族の為、社会人になってから東京→岡山→茨城→埼玉と転居を繰り返しております。 そして、その都度一からの法則性捜しを余儀なくされてきましたが、今のところ全ての居住地にて法則性のある店舗を複数発見できております。 上記の4県をもって、必ずと言い切ってしまうのはいささか早計かもしれませんが、所詮出す出さないを決めているのは人間なわけです。 自分がホール側の設定師になったと想像してみて下さい。 365日、何の規則性もなくランダムに100台あるスロット台の設定を決める事ができると思いますか? 仮にサイコロで設定を決めるとしても、毎日100回サイコロを振らないといけなくなるわけですから、途中でめんどくさくなると思いませんか? それよりも、自分の中で決めた特定のルールに従って機械的に決めていった方が楽チンですよね。 所詮は人間のする事だから、必ずそこになんらかの癖が出る、私がそう考える理由も少しはご理解頂けたでしょうか? 【どのようにして法則性を捜していくか?】 ここまでで、着目すべきは設定ではなく、出玉であるという事と、そこから法則性を導き出していくべきだという事をお話させて頂きました。 そして、いよいよ本題、如何にして法則性を発見するかについて話を進めて参りたいと思いますが、まずは法則性を捜す際の観点のみ列挙しておきたいと思います。 <店舗の情報発信ツールを知ろう> <出る日と出ない日の法則、特定日を捜せ> <法則性の仮説が見えたら検証せよ> <出す台と出さない台の決定基準を捜せ> <出す場所と出さない場所の法則、魅せたい席を捜せ> <出す機種と出さない機種の法則、強化機種を捜せ> <店舗の特徴を知ろう、大型チェーン店と地域密着型店舗の違い> こうしてラインナップを見てみると当たり前の事しか書いてないような気もしますが、今後ひとつひとつのテーマについて、考え方ややるべき事を述べていく「解説編」と、実際ホールでそれをどのように実践し、結果どうなったかをご報告させて頂く「実稼動編」に分けて連載を進めていければと考えております。 【最後に】 こうして記事を書かせて頂く以上、私はあくまで「世の中の普通の人がどうしたらパチスロで勝つ事ができ、パチスロで楽しむ事ができるのか」という事を攻略ライターとして最も重視したいと考えております。 その為、設定に代表されるような、パチスロにとってとても大きなウエイトを占める要素であっても、複雑過ぎたり、情報収集に多くの手間がかかるような要素は極力省いていくつもりでおります。 皆様に予めご理解頂きたいのは、この省きによって、私のご紹介する立ち回りは、完璧なプロの立ち回りと比べて、勝率も勝ち額も低いものにならざるを得ないだろうという事です。 繰り返しになりますが、「プロはこうして勝っている」といった完璧な立ち回りもさることながら、不完全ながらも普通の人でも実現可能な方法で「こうすれば勝てる」をお伝えすることも非常に意味のある事だと私は考えています。 誰でも実践可能な攻略法となっているのか? これを日々自問自答しながら、今後の連載を続けて参りたいと思いますので、読者の皆様におかれましても是非ご自身のホームにてお試し頂ければと思います。 初回という事で、多少長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。 今回の記事では「法則性」という言葉を多用しましたが、字数の都合もあり、法則性を知る事によって具体的に何ができるのか、何をしたいのかというところまではお話できませんでした。 そこで次回は、その法則性を利用して私がどのような立ち回りをしているのか、北斗の拳強敵の実戦例をご紹介したいと思います。 次回以降も、皆さまに少しでもお役に立てるような記事を書けるよう精進していく所存でございますので、今後ともよろしくお願い致します。 伊野谷誠でした。 【 6の付く日はお先に失礼します 】 メニューへ
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