カナカナカネ…カナカナカネ…。 どうも、ヒグラシです。 「俺で良ければ抱いてやるよヒグラシ」、そんな声が聞こえて来るようです。 相変わらずスロットが好き過ぎて、胃が痛いです。 なぜなら、好きなのに勝てないから。 この苦しみを恋愛で例えると、 「ものすごく好きなのに…」 ってそのままか。。。 要するに何が言いたいかと言うと、恋もスロットも程々にって事ですね。 はい、そんな感じで2017年7月29日(土)。 第13打目となる連打取材に行って参りました！ お店は、東京都品川区にある【オークラ西大井】さんです。 既に【第13打目の連打レポート】が、ライター陣によって様々な角度からたくさんの画像付きで記事として更新されていますので、その辺は重複せずに自分の視点から見た、当日の連打を綴っていきたいと思います！ そして熱くなり過ぎた結果、自分視点すぎる記事になってしまった事を反省しております。 それでは、程々にやれたのか…やれなかったのか… 早速記事の方へ参りたいと思います。 【前日の夜】 時刻は22時。 明日は、自身第2回目となる連打。 設定や期待値に厳しい三島パルサーさんが厳選した優良店故に、そんなお店で負けられたら本物だ。 そんな事を考えながら、いつになく自信に満ち溢れた心持ちで上野の街を歩く。 相変わらずの日雇い帰りだ。 3年前は、実家暮らしという本来ならば余裕のある生活ですら、スロットに負けては日雇いを余儀なくされていたが、ギリギリの状態で一人暮らしをしている今…趣味を 増やすという事は単純に収入を増やさなければならない。 決して負けすぎた訳ではない。 そんな趣味の為に、日雇いやら食費やらを切り詰めてなんとか明日の為に確保したのが“15k”。 これを何倍にも増やしたい。 そして叶う事ならば、もう日雇いはしたくない。 その為には、明日は何を打てばよいのだろうか。 15kという軍資金で朝一爆裂機に向かうほど、私はもう“ヤンチャ”ではない。 それに【オークラ西大井】さんは、とにかくノーマルタイプが強いと言われている。 それならば、ノーマルタイプに行くのが一番“安全と夢”を兼ね揃えているのだろう…そうしよう。 P‐WORLDで機種情報を開くや否や、抽選番号次第だしなぁ…とすぐに閉じてしまうのは、いつもの悪い癖だ。 そんなこんなで0時近くに帰宅。 大勝ちするイメージトレーニングをしながら眠りにつくのだった。 【7/29（土） 連打当日の朝】 比較的よく眠れたようだ。 やはり、連打当日の朝は最高にテンションが上がる。 しかしながら、どことなく様子がおかしい…。 どうやら、朝一からスロットを打つと決めている日の75%位で突入する「何を打っても負ける気がしない無敵モード」に突入してしまっているようだ。 “ゴッドでも打ってしまおうかしら” そんな恐ろしい考えが平気で脳裏を過るものの、一度このモードに入ってしまうと自分自身ではなかなかコントロールする事ができない。 ひたすらモードが落ちる事を願いながら、取材ホールへと向かう。 今回の【オークラ西大井】さんは自宅から30分圏内という事もあって、今後のマイホに抜擢する可能性を“大い”に秘めている。 大井だけに…。 『平気で寒いダジャレを言うようになったか、ヒグラシ』 そんな声がどこからともなく聞こえてくるようだが、いじられるのは嫌いじゃない。 それ故に、あっという間にホールに到着する。 そこには毎度の顔ぶれがあり、やたら安心したのだが、そんな顔ぶれの中に知らない顔の方が。 その方はどうやらバルハチさんらしく、とてものんびりとした喋り方が印象的なナイスガイだった。 ということで、流れでパシャリ。 左のニコニコマークがバルハチさん、右が私。  私の股間にある弱チェリーの件はスルーでお願いしたい。 そしてバルハチさんは、のんびりとした口調で、 『ヒグラシさん、もっとクズな感じかと思ってましたぁ【実際クズやけどな！（金愚）】』 と、ゆっくりな投球フォームから超豪速球を投げつけるのであった。 抽選時間になる頃には、100人超は並んでいただろうか。 冷静さを装ってはいるものの、高鳴る胸の鼓動は健在だ 。 そして、何より今日の相手は20スロ。 3年ぶりの禁スロをゼクス連打で果たしてからは、適度に5スロで体を慣らしてきた。 しかしながら、そんなブランクなどお構いなしに、2〜3回の打撃練習で5スロに物足りなさを感じてしまう。 その数回の打撃練習は全て空振りだったのに。。 良いんだ… 今日20スロで大勝ちするための練習だったんだ… と、きっとそう思える自分が数時間後にいるのだから。 …勝ちたい…心から勝ちたい。 ふと我に帰ると、自分の抽選の番に。 期待はしない、期待はしない…  イエエェェー！！ サンシャイン池崎ならぬ、ヒグラシ西大井だ。 そんな単純で調子の良い自分が嫌いではない。 むしろ好きだから困っている… それすらも…。 この番号なら大体の機種が打てるだろう。 ここで改めて、お店の機種情報を調べる。 そして絞った結果、第1候補。 【スーパーミラクルジャグラー“new”…2台】 ●Aタイプが熱い(オークラ西大井) ●新台が熱い(全ホール共通) ●ジャグラーとは相性が良い(ヒグラシ) 迷いはない…座れるのならばこれにしよう。 第2候補。 【クランキーセレブレーション“new”…1台】 ●Aタイプが熱い(オークラ西大井) ●新台が熱い(全ホール共通) ●初体験(ヒグラシ) これは誰かしら狙うだろうし、14番では無理だろう。 一度も打ったことがない為に、技術介入要素や熱い出目の知識は一切持ち合わせてはない。 無知がもたらす興奮、それすらもスロの楽しみの一つと感じられるのはスロクズの特権だ。 そして、今の時代までスロットを続けて来た理由がそこには集約されている。 【開店5分前】 自分の前後数人の方々が隣の人と会話をしている。 たまたま友人と抽選番号が隣だったというよりは、顔なじみの常連さんなのだろう。 耳をすませば、ジャグラーのブドウの確率の話をしている。 常連客＋ジャグラーの会話。 “ジャグラーは間違いない” ここでようやく、爆裂機の誘惑からジャグラーを打つ決意を固める事に成功。 本当に危なかった… 目を覚ますんだ、ヒグラシ。 汗水垂らしてようやく手にした15ｋという軍資金ではないか。 「ゴッドって引けば出るよね」の考えを捨てるんだ。 【いざ開店！】 一目散にジャグラーのシマに向かおうとするものの、その途中経路にまどマギ2から始まり、初代まどマギを超えバジリスク絆と、勝つよりも険しい山々が連なっている。 そしてようやく辿り着いたスーパーミラクルジャグラーは………2台とも空いている。 前日明らかな低設定だったであろう確率の角台の方を迷う事なくチョイス。  新台(身長)＋角台(年収)＋Aタイプが熱い(高学歴)。 あまりにも条件が揃い過ぎてはいないだろうか。 これで負けたら引退だと、そう思えるほどに。 当サイトに感情の起伏の一撃ランキングがあるのならば、是非申請したい所だが…まぁランク外だろう。 余計な事ばかり言っていないで早くブン回せヒグラシ。 そんな声がどこからともなく聞こえてくるようだ。 しかしながら、突如として店の入り口にそびえ立つまどマギ2へ無性に移動したくなる。 何度も言うが、爆裂機の誘惑は本当にしつこい。 取り合えずスーパーミラクルジャグラーを確保した上で、まどマギ2のシマを覗きに行くと、そこには友人である中年Hが前回に引き続き“勝ち確定です”と言わんばかりの憎たらしい顔で、まどマギ2に座りながらこちらを見ている。 そのお陰で、胸高鳴る誘惑も興ざめし、静かにスーパーミラクルジャグラーに戻ることに。 そして早速回し始めるものの、最初の1kは悲しくも18Gしか回らず体感で2分。 恐ろしすぎて、GOGOではなくGODGODになっているのではないかと心配になる程だ。 そんな心配をよそに、隣のスーパーミラクルジャグラーの方は朝一4Gでビッグを引いているではないか。 自分の台は、あれよあれよという間に7k目に差し掛かる。 そして219G目に、体感的というのか、感覚的というのか、そんな違和感を感じる。 それは、ブドウが揃う感覚からのハズレ…ペカッ。 うっ…うっ…嬉しすぎる…怖かった…本当に怖かった。。 周りに“キュインキュイン”と告知される事もなく静かに光るジャグラーは最高だ。 それだけでオークラ西大井に来る価値はある。 結果バケだったのだが。 それでも本当に良かった。 ヒヤヒヤし過ぎたせいで、お腹が下ってしまったようだ。 お腹が下って、台も下る、笑い事ではない。 そしてこのバケを皮切りに、大ジャグ連してはくれないだろうか。 世界中の神様お願いします！ 軽々しくそんな事を心の中で何度も叫ぶ。 しかしながら、願えば願うほどに現実は願う先から遠のいていくようだ。 バケによって払い出されたメダルはあっという間に飲み込まれ、残り8k。 この流れからの追加投資は大抵ダメなパターンだ。 もう願うのは止めよう。 “光れ！いいから光れ！当たり前のように光れ！” 引いてダメなら押してみる、それはきっと万有の法則なのだから。 そんな葛藤をよそに、隣の方はジャグ連を10連程し、既に一箱カチカチではないか。 ノリ打ちにしておけば良かった。 もちろんお互い出るのが理想だが、2台しかないスーパーミラクルジャグラーの片方が当たれば当たるほどに、自分の台がハズレ台なのではないかという被害妄想に駆られるのは仕方のないことだ。 10k目の投資を終えた時点で180G。 残りの5kは5スロに懸けるべきか… 少し気持ちを整理するついでに、台を離れ店全体を見回す。 5スロコーナーの稼働はいまいち故に、過去のデータを一通り見たものの、10kを巻き返すのは厳しそうだ。 20スロコーナーはAタイプの出だしが順調な台が多い。 第2候補だったクランキーセレブレーションも良好。 よし、決めた。 やはり残りの5kは全部あの台に捧げよう。 そして再び回し始め、12k目に差し掛かる225G目に奇跡は起きた。 角チェリー出現から…ペカッ。 よかった…本当によかった。 そんな声が、思わず恥ずかしいくらいのレベルで口から出てしまった。 もうバケはやめてくれ…と願いを込めてビッグをビタ押しするも…スルッと滑り、次ゲームでバケを揃える。 展開が辛すぎる…早く楽にしてくれ…。 残り約100枚＋3k。 もうハマる事は許されない。 むしろ、またハマるようならダメな台なんだろう。 早くも惨敗した時の為の心の準備をする。 台を潔く手放す為にはとても大切な行為だ。 そんな心の準備をし始めた9G目…。 レバーオンと同時に鮮やかな先光り。 そのままチェリーを頂き、更には1枚掛けからのマスカットオブアレキサンドリア(一枚掛けの際のブドウ揃いの略称)からの願いに願ったビッグボーナス。 この展開でのビッグは、本当に生きてて良かったと思えるレベルだ。 押しても引いてもダメな展開で、最終的に救ってくれたのは“覚悟”だった。 そのビッグボーナスを皮切りに、 37G ビッグ っしゃー！ 26G ビッグ 最高！感動！ 119G ビッグ たまんねーっす！！ 212G ビッグ いいよいいよー！ 201G ビッグ うんうん、良い感じ！ 309G バケ 久々にバケ！連チャンの前のやつね！ 423G バケ 連チャンせんのかい！履歴がお山さんみたいだ。 90G ビッグ このビッグはでかい！ややこし！ 164G ビッグ またハマらなくて良かった！ 54G ビッグ 三島パルサーさん『これありそうですね！』 ヒグラシ『心強いっす！』 47G バケ 光りすぎ！電気代心配なってきた ー！ 157G ビッグ 電気代持ってってー！ 56G ビッグ まさに傾奇者！ と、予想だにしなかった2箱目に突入するという奇跡。 この後に310Gハマりでこの台を止めたのだが、その際の写真がこれ。  やはり隣は凄まじかった。 既に3箱。 自分の台は、1000枚ちょっとの出玉はあっただろうか。 ここで流せば＋10k程で勝利を飾れたのだが、それが出来ないのが良くも悪くも自分らしい。 そのまま凱旋、モンハン狂竜、まどマギを打ち散らかして、お財布をハゲ散らかした所で連打が終わったのだった。 【最後に】 いやー、今回取材したオークラ西大井は本当に楽しかった！ というより夢がありますね。 特にAタイプ！ 自分は今回はジャグラーのシマばかりウロウロしていたのですが、どこに座ってもかなり勝負が出来るんではないかと思うくらいの熱狂ぶりでした。 特に隣のスーパーミラクルジャグラーは本当に凄かった！ 確か、朝一からジャグ連(100G以内の連続当たり)14連程してましたからね。 そんな夢のようなジャグラーを打つチャンスがオークラ西大井にはあると思いますし、全体的にAタイプはそれなりの履歴が付いていたので、多少遠くても足を運ぶ価値は大いにあると思います！ そんな私も、今後はちょくちょく通わせて頂きたく思っておりますので、メシウマ記事も書けなくなったりして…あっ…うぅ。 なんだか切なくなってきたので、今回はこの辺で連打記事を終了させて頂きたく思います。。 当日に声をかけて下さった方々、絡んでくれた方々、いじってくれた方々、最後までこの記事を読んでくれた方々、本当にありがとうございました！ それでは、また会える日まで(^^) 【 メシウマだよ！全員集合！ 】 メニューへ
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