カナカナカナ…カナシイカナカナ…。 どうもヒグラシです。 「その出だしが気に入ったのかヒグラシ」、そんな声が聞こえてくるようです。 それにしても、今月上旬に発表された規制は、業界や打ち手にかなりの大打撃を与える内容でしたね。 ただ、よくよく考えると、私のようにスロットが大好き故に、期待値も設定も無視でぶん回しては大負けする事を繰り返すスタイルから抜け出せない打ち手にとっては、とても希望の光的な規制なのではないのかなとも思っております。 その中でも、私なりに希望を見出せる規制をピックアップすると… 【最高設定でも機械割が106%から108%あたりに落ち着き、一撃も3000枚までのリミッター規制あり】 これに関しては特に吉報ではないでしょうか。 機械割が下がり、一撃も3000枚リミッターが付く事で、店側も確実に高設定を入れないと出玉感を出してお客様へのアピールが出来ない。 そうなると、今までのように低設定の誤爆に頼る営業が難しくなり、ある程度中間設定を増やさないと出玉が付かずに客が離れ、結果的にお店も営業が困難になる。 よって、何の根拠もなき台をぶん回していた私も、中間設定以上をぶん回す確率が自然と上がり、結果的に勝率がアップする。 これは、私のようなスタイルのスロッターにとっては、勝ち額も少ないが負け額も少なくなると言った奇跡の規制で、自然とスロットとの関係性が良好になってくれるんではないかと、そんな期待をしております。 そうなると、お店の客付きに関してはいつも以上に意識したいですね。 規制が厳しくなると、優良店とボッタ店の客付きの差が更に歴然として来るような気がしますし。 ピンチはチャンスですね。 ただ、規制に伴って出玉が減る事は仕方ないにしても、夢だけは見させて欲しいなぁと切に願います。 例えば100万分の1の確率で一撃3000枚確定演出とか。。 そんなフラグを、幻レベルでも良いので搭載してくれたらなぁと、無知故にそんなことを考えてしまいます。 次にこちら。 【4時間で2500枚までの出玉を上限とする】 これまた、私の様に朝一サクッと3000枚出ては昼過ぎに飲み込まれる経験が多い、「もっともっとスロッター」にはとても有り難い規制かと思われます。 時間かかるぐらいが丁度良いってもんです。 ただ、作業的な感じが強くなり過ぎて心踊らなくなるのは少し辛いですが。。 しかし、パチスロは天才的な方々の作るマシンですから、心配はしておりません。 きっとなんとかしてくれるのでしょう。 …と、今回の規制の内容に関して色々書いては見ましたが、それは違うだろヒグラシ! そんな声もあるとは思いますし、そんな声ばかりかも知れません…。 ただ、それもポジティブが取り柄のヒグラシの戯言だと思って、万枚出した後の様な寛容な心で聞いて頂ければ幸いです! それでは今回も、前回の続きの過去の話にはなりますが、暇な時にでも読んで頂けたら嬉しく思います! という事で、2007年にタイムスリーップ! 前回の続き。 【この最後のボーナスで即止めが出来れば、彼女との待ち合わせにぴったりだ。 それが出来なければ…】 4号機秘宝伝でのビッグボーナスを急いで消化し、通常画面に戻る。 ここでメダルを全て箱に入れ、終わりにさせなくてはならない。 それが人として当たり前の事だ。 そんな事は分かってる… 分かってるつもりなのに、素直に店を出る決意が出来ないでいる。 クレジットに残る50枚。 全部とは言わない、少しだけ回しても良いだろうか。 そして、伝説に入っていたのは幻想だったんだと思わせる演出を、遠隔でもなんでもいい、見せてはくれないだろうか。 迫るリミットの中、罪悪感が勝りながらも無表情で回す事3G。 願ってもいないチャンス目。 悪夢の様な高確…。 これだけ罪悪感が勝り、尚且つ楽しんでいない状況ですらレバーを叩く事を止められない自分がいる。 もう時間切れだ。 理性を失い、本能の行く末すら本望なのか分からずにいる。 そんな自暴自棄になる私を横目に、暴走するこのスロットマシン。 あなたは私の敵なのか味方なのか、それだけでも教えてはくれないだろうか。 意を決して席を立ち、外に出て彼女に電話をする。 「もしもし…本当にごめん…実はゲームセンターで友達に偶然会ってさ…そのまま付き合いでスロット店に来てしまってさ…そしたら当たりが止まら…」 最後の言葉に被せる様に彼女から、 『…なんで…もっと早く言ってよ…友達と楽しんで下さい。』 すぐに、 「ちがう! ちょっとだけ待っ…」 と、私のその言葉が届く事はなかった。 何度同じ失敗を繰り返せば済むのだろうか。 理解してもらえるとでも思ったのだろうか。 彼女の涙ぐんだような声でようやく目が覚めた。 そうまでならないと目が覚めない愚か者だ。 いっその事、全部失ってしまえばいい。 すぐさまお店に戻り、高確を抜けた所まで回して即ヤメ。 例えこの台に高確が潜伏していようとも、もはや興味も執着もない。 この高確を捨てられないようなら、彼女にとっての友達に降格するのがオチだ。 それだけは何とかしてでも避けたい。 そして、こんなにもドストライクな彼女を失うくらいなら…強く抱いて壊してしまいたい…part2。 どうやら今日はそういう日らしい。 今すぐ向かおう、まだ駅前にいるかも知れない。 駅に着くなり辺りを見回してみる。 すると…いた…。 いたものの、信じ難い光景を目の当たりにする。 知らない男と話しているのだ… 状況を飲み込めなさすぎてか、色々な感情が込み上げてくる。 オーラにしたら緑ぐらいだろうか。 やれなくもない。 しかしながら、物陰に隠れながらその様子を見る事しか出来ずにいる。 よくよく見ると、彼女がその男と笑顔で話しているではないか。 知り合いなのか…? たまたま知り合いに会っただけなのか…?? そうであって欲しい、それならよくある事だ。 しかしながら、嫌な予感と言うのは大体当たるものだ。 お互い携帯を出し合ってしまったのだ。 この演出の発展先の割合は… ■連絡先交換へ…90%【期待大】 ■たまたまお互いの携帯に着信…7%【チャンス?】 ■実は携帯じゃなくてチクワ…3%【目撃なし】 見るからに、連絡先を交換をしている感じだ。 色々な感情の中に、怒りと嫉妬心が突出して込み上げてくる。 オーラは赤まで高まっただろうか。 彼女に指一本触れようものなら、飛び出す準備は出来ている。 しかしながら、その後すぐに男は彼女の元を離れて行った。 あやうく北斗揃いしてしまう所だった。 私を北斗揃いさせられたら大したもんっすよ。 ギリギリしてないっすけどね。 脳内にて、その当時流行りだった長州小力のネタに被せる。 何はともあれ、無事で良かった。 残された彼女の元へ、一呼吸置いてから向かう。 「いたー!! 本当にごめん!」 まるで今見つけたかのように近づく私に対し、 『はっ…! さっきは感情的になってすいません…早かったのですね…。 お友達は?』 「友達はまだ打ってるよ! 待ち合わせの前にスロットしないって約束破った上に遅刻までして本当にごめんなさい!」 彼女がそこまで感情的になっていない今をチャンスとばかりに、ありったけの謝罪の言葉を並べる。 『もういいですよ。 お腹が空いたので、ご飯食べましょ』 予想以上に怒ってはいなかった事に、肩の力がふと抜ける。 待てよ… しかしながら、ここにきて先程楽しそうに話してた男への苛立ちが込み上げてくる。 もしかしたらあの男と連絡先を交換してしまった罪悪感が、今の優しさに繋がっているのかも知れない…。 そうだとしたら…。 いや…そうだとしてもこの事ははっきりさせておこう。 「そういえば、さっき…」 と、ここまで言葉を出しかけた所でふと考える。 まてよ…それを聞いてしまったら、その場面を遠くから何も出来ずにただ見てましたよ、と言っているようなもので、自分にとって何のメリットもないのではないか? そんな私の言葉の間を縫うように彼女から、 『さっき?? そういえば私もさっき、いつも担当してもらってる美容師さんにたまたま会いました』 よかった…。 そういう事だったのか。 笑顔だったのも納得いく。 ただ… 自分が言いかけた言葉を先読みし、それに対して先手を打った彼女の嘘だとしたら…。 「たまたま会うなんてすごいね! よく連絡取り合ってたりする仲なの?」 サラッとブッ込んだ返しをするも、 『いえいえ、あの方はお付き合いしてる方がいますし』 と、サラッと曖昧な返事を返される。 この疑い深さを、彼女ではなくスロットに活かせない事がただただ悲しい。 そんな事を考えながら複雑な表情をしていると、彼女から「あの高層ビルの上にある居酒屋に行きたい」とオーダーを受ける。 居酒屋に行きたいなんて、また珍しい。 二つ返事で「うん、そうしよう」と言ったのだが。 なんだか今日の彼女は妙にいつもより明るいし、よく喋るし、優しい。 そんな彼女はとっても可愛く魅力的で、出会った頃の様な甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる。 喜ばしいはずなのに、何故だか切ない気持ちになるのはどうしてだろうか。 本来であれば、約束も時間も破られ、不機嫌まっしぐらでなくてははおかしいはずの彼女の内部モードが、表面上ではまるでそれを感じさせないどころか、むしろ気を遣っているようにすら思える。 そこで、ふとさっき来たメールの内容を思い出す。 “少し話したいことがある” その悪い予感しかしない話を、いつ切り出されるのか気が気でなくなる。 そして、そんな彼女を怪訝そうな顔で見ながら、大好きなサーモンを口にするや否や彼女から、 『なんて顔をして食べてるんですか』 と不意打ち。 それに対し、 「べ、別に…」 と、不意に落ちてくるスイカを二確で取りこぼしたかのような、やってしまった感を味わう。 不安になっている事を悟られてしまってはなんだか格好悪い。 しかしながら、もうこんな空気は耐えられない。 いっそ男らしくこちらから聞き出してやろう。 「そういえば、さっきメールで話したい事あるって言ってたけどなんだった??」 『あっ、覚えていてくれてたんですね。 その話…実はとても言い辛いのですが…』 【つづく】 今回も最後まで読んで頂きありがとうございました! また会える日まで^_^ 【 メシウマだよ!全員集合! 】 メニューへ
特許取得により「換金」が可能となっている、オンラインスロットゲームサイト「ディーチェ」。 現在新台リリースイベントで大盛況! 前作に比べてボーナス確率はなんと【250%超】! オール役からのボーナス解除や高確モードからの連チャンは圧倒的破壊力で一気に大爆発の可能性アリ!
DXでは本格パチスロ系ゲームで稼いだポイントを電子マネーや豪華景品に交換ができます。 20種類以上のゲームで飽きずにポイントが貯められ、デイリーくじやロト、 EXP(経験値)ランキングなどで長く遊べば遊ぶほどに稼げるチャンスが増大! 今なら1,500円分無料Ptで[楽天Edy]●万円分が即日手に入る! ページ最上部へ戻る 「パチスロ立ち回り講座」トップへ戻る |