皆様、こんにちは。 心はいつも五月晴れ、花火でございます。 暑さも落ち着き、虫の合唱が騒がしくなってまいりました。 季節の変わり目、体調など崩してないでしょうか? さて、今回の話題です。 遊技人口が減り、業界として取り組んでいる事として・・・ っと!!! ここで速報ですっ!!! 現在、回胴遊技機の主流であるAT・ART機が今後作れないとの情報が飛び込んでまいりました!! 繰り返します!! スロットコーナーのメインに君臨していた高純増AT機が今後作れなくなるという情報が飛び込んでまいりました! 皆様、落ち着いて下さい。 慌てずに行動してください。 詳しい情報が入り次第、続報をお伝えいたします。 もう一度言います。 皆様、落ち着いて下さい。 今すぐにどうかなる話でもありません。 大丈夫! まだハーデスはなくなりません。 あれ? どこからともなくピエロの高笑いが聞こえる?? それにしても、なんて急な話なんだ。 全く対応が取れん。 兎に角、話のウラを取れ!! 一体何がどうなっているんだ・・・。 はいどーも、花火です! もう次回分のコラムは出来上がっていたんだけど、こうなっちゃ仕方ありません。 業界全体大激震です。 それにしても、皆様も情報が早いですね! 前回のコメント欄はほとんどこの話題の事ばかり。 こうなれば、書くより他にありません! それでは参ります。 今回の規制騒動についてです。 今週のまくらは、洒落で緊急ニュース風にしてみたんですが、あながち全く冗談になる訳でもなく、8月末の金曜日、29日の事務所は正直今回書いたぐらい大パニックでした。 花火の会社では、9月頭に次機種のお披露目があるとの話だったのですが、それが急に延期になったという事から話は始まります。 初めは、「来週忙しかったから、東京に行かなくて済んでラッキー♪」ぐらいの感じでした。 それが本部からの電話が終わり、神妙な顔をして事務所に戻ってきた部長の一言から事態は急変します。 『とりあえず、今やってる仕事を中断してミーティングだ。 切り上げ次第会議室に来いっ!』 ただならぬ気配を感じた僕ら営業マンは、即座に会議室に集まります。 普段は穏やかな部長の顔の険しさから、花火達は相当ビビります。 (コソコソ・・・ これは一体何があったんだ? どうやらただ事じゃなさそうだぞ。 お前なんか知ってる?? コソコソ・・・ いや全然わかんないっす。) 営業マン同士でこんな話をしながら、ドキドキして待っていたんですが、部長の口は堅く閉ざされたまま・・・。 もう耐えきれなくなって花火が聞きます。 『どうしたんすか? 何かあったんですか???』 花火の問いかけに、部長がようやく口を開きます。 『内規が変わるらしい・・・。 今あるようなAT機は作れないみたいだ。 それどころか、天井禁止・MB禁止、サブ基板での抽選も出来なくなるかも知れない。 ARTも作れるかどうかわからんみたいだ・・・。』 営業マン一同、あまりに突然の事で全く理解できません。 部長のセリフが頭の中で繰り返しリピートされるだけです。 そんな時、今年入ったばかりの新人が口を開きます。 『いやっ、あの、それってノーマルタイプ以外何にも作れなくないですか??』 新人の言葉に一同ドキっとしながらも、部長の返答を待ちます。 すると部長が、ちょっと怒ったように僕らに言います。 『本当だよッ! 今聞いてる内容だったら、本当になんも出来ねーよ!! お前ら、片っ端からいろんな奴に連絡してみろ! 兎に角ウラだ、話のウラを取れ! 一体何が起こってるんだ!?』 っとこんな感じ。 寝耳に水感が凄く出てるでしょう? いや、今回は本当に突然だったんです。 さて、ここからは今回の騒動の詳細、そして今後について書かせて頂きます。 そして初めに断わっておきますが、これから書かせてもらうのはあくまで花火の見解です。 まぁけど大体合ってるんじゃないかな?と思います。 まずこの内規が変わるという話。 これは、正確に言うと間違いです。 別に内規が変更になる訳ではございません。 5号機が一気に6号機になるって話でもありません。 今ある5号機を撤去しろ!って話でもないです。 別に変わらないんです、内規は。 じゃあ何をそんなに騒いでいるのか? 今回変更になるのは、保通協の出玉試験のやり方です。 各メーカーから保通協に持ち込まれた台は、事細かにチェックされそれにパスし、各県警に許可をもらってようやっと市場に出る訳ですが、今回この内の一つの出玉試験のやり方にメスが入れられました。 出玉試験。 これが保通協の検査の中で最大の山場となっております。 何回検査に持ち込んでも検定がおりないというのは、大体この出玉試験に引っ掛かってることになります。 この試験、大きく分けると三つ。 短期・中期・長期といった試験で出率を検査します。 細かく言うと、400Gで300%、6000Gで150%、17500Gで120%の出率を越えてはいけません。 そして17500Gの長期試験は下限55%を下回るものであってもいけないという形になってます。 しかもこれは、設定別に全て試験されます。 各メーカーがこぞってこの上限ギリギリの数値を狙った台を作って持ち込んでいたんですが、今回はこの上限ではなく、下限55%という所が問題になっております。 普通に試験したら、この下限55%なんて下回りません。 55%を下回るなんてどんだけ辛い機械なんだ!って話ですからね。 だから、この下限55%という決まりに関してはあまり注目される事もなかったんですが、今回の試験内容変更によって一気に注目を集める事になりました。 さて、その試験内容の変更を簡単に書きますと、今まで大当たり中・AT中は、通常遊技通り押し順に従って消化して検査していたものを、大当たり・AT中も全て順押しで消化するといった内容に変更されました。 こうなると、左押し順ナビを極端に低くして高純増を可能にしたAT機系は、全て引っ掛かってしまいます。 今後は押し順に関係なく、ベルやその他の小役をとれるようにしなきゃならない!というのが大きな変更点になります。 逆に言えば、そこで下限55%を切らなければART機もAT機も作って良い訳ですが、現状だと初代エウレカや忍魂ぐらいが限界なんじゃないかという話です。 またこの下限55%に加え、天井や疑似遊技(ベルリプや疑似ボーナス)についても注意喚起されたとの事です。 天井に関して言えば、大きな恩恵をつけたものが駄目だとか、それとも全く禁止なのか正直まだわからないとの事ですが、今のような天井はほぼ駄目でしょう。 疑似ボーナスも禁止なので、番長2などの機械も駄目になりそうです。 ここまでだと、大半が駄目になってくるような感じなのですが、結局今の規制の中の解釈変更といったような位置付けなので、どこまでが良くてどこからが駄目なのか?というのは今後探り探り行なっていくそうです。 ここからは今後についてです。 まず何度も書いておりますが、今あるAT機等が一気になくなるとかそういった話ではありません。 そして、現在適合を受けているものに関しても販売は可能だという話です。 また、検査方法が変わるのは9月16日からなので、9月12日までは従来通りの方法で出玉試験を行うとの事です。 なので今後、何機種か通るものもあると思われます。 だから今年の年末から来年3月・4月ぐらいまでは、今まで通りのAT機が発売される予定となっております。 ただ今年の10月・11月辺りで発売を予定していたものに関しては、続々と発売延期が決定しております。 これに関しては、こうなった以上貴重なAT機をおいそれと出す訳にはいかないといった理由もあるでしょうが、新しい解釈の元で新しい機械を作る時間稼ぎもあると思います。 花火の所属するメーカーの話で言えば、全く白紙の状態から1機種を作るのに約2年必要との事です。 また開発していた機械のスペック変更(AT機→ART機とかA+ART機)をするにしても、最低半年から1年ぐらいは時間がかかってしまうそうです。 これから各メーカーは、今まで時間をかけて開発していたスロットを変更したり、白紙にしたりしながら、ほとんど一から機械作りをスタートするような状態だという事です。 正直今回のこの騒動に関して言えば、一番被害を被ったのはメーカーだと思います。 まぁ散々注意されながらも、規制の抜け穴を通し続けたんで、自業自得と言えばそれまでですが・・・。 スロットをメインでやっているメーカーは、相当キツイ時代がくると思います。 さて、最後に花火個人の見解を書きたいと思います。 うん、びっくりしたけどまぁ良いんじゃないでしょうか? 正直このままいけば、スロットはおかしな方向へ進んでいってたと思います。 花火が良いと思っているのは、まず現状のAT機がなくならないという事。 これに関しては中古の値段も急騰しておりますが、今後AT機はかなり長く使う、使わざるを得ない状況になるでしょうから、ある程度大事に使われると思います。 そして、AT機を大事にしながら新しい解釈で作られた新台をちょこちょこ入れ替えていく事になると思います。 だから、今までより機械代を抑えられる。 その分、ユーザーにも還元するお店も出てくるでしょう。 そして今のAT機がキツイと思った人達は、A+ARTやRT機、さらにはノーマルといった機械の選択肢も増えてくると思います。 今まで新台入替のみで集客をしていたホールや、台の外側だけを作り込んできたスロットメーカーにはまさに茨の道でしょう。 けど、これで無理やりでも方向転換していくしかありません。 新台入替のみの集客ホールは、まだAT機が出せるこの半年ぐらいの間で、お客さんに自分のホールの色を伝えていかないと、今後はやっていけないでしょう。 スロットメーカーもそうです。 何の為に機械をつくるのか、誰の為の機械なのか?? 今一度基本に立ち返る時がきたのです。 様々な所で警鐘が鳴っていたにも関わらず、結局は外的要因でしか変われない業界に嫌気はさしますが、とても良い機会だと思います。 うちの開発陣に話を聞いても、割と前向きな発言が多く安心しました。 今後様々な変化が起こるでしょうが、その変化の波に合わせて動くしかないのもまた事実。 今回の出来事が皆様、エンドユーザーにとって良い方向に向かう事を祈っております。 この件に関しては、皆さん興味があるでしょうし、今後も色々な事がわかっていくとおもいますので、新しい情報が入り次第、またコラムにさせて頂きます。 今回はまず第一報という事で! それでは皆様、良いスロライフをっ♪ 【 トリテン外れの向こう側 】 メニューへ
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