こんにちは、花火です! いやぁ、皆さん元気してます? 最近天気が凄い不安定ですよね。 ひょうが降ったりデカイ台風が来たり、ゲリラ豪雨があったりと散々です。 早くからっからの夏がきて欲しいっすねー! BBQでもしたいな。 こんな能天気な事を考えたくもなるぐらい、業界にも凄まじい嵐が吹き荒れております。 どんな嵐が吹き荒れているか、簡単に言ってしまうと、業界の悪しき習慣の筆頭とも言える『機歴販売と抱き合わせ販売』の問題です。 既に一部ネット等にも流出しているので、結構話は出回っているのでしょう。 だから伏もせず書きますが、京楽さんの『AKB』とサンセイさんの『牙狼 金色になれ』の販売方法について、多くのホールさんから批判が起こっています。 6月下旬に全日遊連(ホールさん側の組合連合)がメーカー宛にFAXを送りました。 要約すると、「抱き合わせ販売や大量導入優先販売をするのはやめてくれ!」といった文章になっております。 花火がこれを見た時の印象は、「やっぱりでたかぁー」ってのと、「またか・・・」って感じでした。 今回騒動になっているのはたまたまこの2機種ですが、この業界では昔から各メーカーがやってきたことですので。 まさに「悪しき習慣」といったところです。 まずはAKBについて。 今回、「AKBの希望台数の3分の1から半分ぐらいの台数の仕事人を買ってくれ」という販売方法をとっています。 せっかく技術力もあって、開発力も高く、ぱちんこにおいては三洋さんと並ぶリーディングカンパニーなのに・・・。 僕はもともと京楽さんが作るぱちんこが好きっていうのもありますが、今回のAKBだって超楽しみにしてるし、スロットの仕事人に関してもそこまで言われる程ヒドい出来だとは思ってません。 むしろスロット参入2機種目にしては凄いなと思ったぐらいです。 とはいえ、AKBの台数の半分だとか3分の1の台数が入って動くとは思えませんし、そんな嫌々買わされた台をホールさんが大事に使うとも思えません。 いやぁ、もったいない。 こんな大騒ぎになっちゃえば、どっちの機種も印象が悪くなってしまいます。 それが響いたかどうかは定かではないですが、どっちも目標台数には大きく届いていないようです。 そして牙狼。 こちらはまたちょっと状況が違います。 案件が大パンクしたんですよ。 10万台の販売予定に対して、20万台近くの注文が入ったそうです。 スペックや版権も実績があるし、機械自体出来も良いし、役物も抜群にインパクトがありますしね。 まぁこうなると、大混乱だと思います。 ホールさんも、台が入らないってなった時はプレッシャーが半端ないっすからね。 我々営業としても、予定販売台数の倍近くの注文なんて、正直考えただけで寒気がします。 「売れるならいいじゃん」と思われそうですが、そうとは限らないんですよ。 機械の営業やってて、自分の持ち分を大幅にオーバーするような注文数が入ったりするのは、台が全然売れない時よりツライかもしれません。 電話が鳴りやまず、「どうなった?入るのか?絶対用意しろよっ!!あん時買いたくもない機種買ったよな!?」なんて、各ホールさんから言われるんです。 これはこれで大変で、収拾がつきません。 そんな時の僕ら営業マンの本音は、自分が苦しい時に付き合って買ってくれたホールさんや、長くからいつもお世話になってるホールさんを優遇して恩を返したい!なんて気持ちだと思います。 まぁ、この気持ちのまま入れて行くと、機歴優先っていう形になってしまうんですよね。 難しい問題です。 AKBと牙狼の販売方法、どちらも大分状況が違いますが、共通してるのは「買いたくもない機械を買わされる」という行為です。 まぁ、あちこちで大変な騒動になってます。 ここまでの大荒れっぷりは、数年に一度のレベルです。 しかも2機種も同時に! この嵐は、いつまで続くのやら・・・ この業界も少しは良くなったと思ってたのに、根本は変わってないんだなぁとがっかりしている所でございます。 メーカーにも、メーカーそれぞれの状況があるのでしょう。 沢山売れば多いって言われるし、少なきゃ少ないで揉める。 今回に関しては、その前の機械が問題だったりする訳ですがね・・・。 さて、ここでちょっと話が変わりまして、「適正台数」についても触れておきたいと思います。 適正台数という言葉が出てきてから随分と経っておりますが、機種の力と販売台数というのは、稼働に大きく関わってきます。 良い台、面白い台と評価されながらも、販売台数が多すぎて失敗してしまったり、はたまた逆に販売台数が少なすぎて中古価格が高騰してしまったりと、様々です。 だから、この販売台数というのはかなり重要なんですよね。 因みに今までの歴代販売台数1位は、ぶっちぎりで4号機の初代北斗の拳です。 60万台越えと、もう破られることはないだろう数字を叩き出しております。 まぁ結構有名な話ですけどね。 じゃあ2位は何か知ってます?? これも実は、北斗シリーズの北斗の拳SEで、30万強という台数ですね。 1機種でこれだけ売れるなんてとんでもない事なんです! ここから4号機番長・吉宗と続くんですが、いつまでも過去の数字を書いてもしょうがありません。 じゃ現在の5号機で一番売れた機械はと言いますと、アイムジャグラーEXの20万台がくる訳ですね。 これも凄いですねー。 4号機から5号機に一番スムーズに移行した機械じゃないでしょうか。 こっから先、10万台を超えるような機械は数機種しかありません。 しかも北斗・番長シリーズが5号機でも計3機種入ってるので、それ以外だとほぼ皆無に等しいです。 秘宝伝〜太陽〜とシェイク2ぐらいですかね? こう考えると、大都さんは凄いですね。 タイミングが良かったのかな? この2機種とも個人的に超好きだったんですけどね! いやぁ、シェイク2とか今出たらもっと流行ると思うんだけどなぁ。 遊べたし、何よりBIG400枚越え。 本当に、今まさに欲しい台だったりします。 ただこの2機種に関しても、今となっては、沢山入ってしまうと台の評価とは裏腹にちょいと厳しいという典型例だったりします。 当然ビッグタイトルだろうがなかろうが、機械の力以上の販売台数が入ってしまえば、たとえ数千台レベルでもコケます。 ここらへんを見極めて、ホールさんは購入を決定する訳です。 当然需要と供給が丁度のバランスってのがベストなんですが、最早こんな事は稀です。 そしてこれが市場に入ってから、エンドユーザーの皆様にウケるかどうかも別の話となっている訳です。 実に難しい問題です。 また、「メーカーは売れば終わりでしょ」みたいな意見をよく見ますが、これも全くそんな事ないです。 確かにその台が沢山売れれば利益や粗利に直結するんでしょうが、ホールの信用、そしてエンドユーザーの支持を失います。 そうなるとメーカーはおしまいです。 こっから這い上がるには、また良い機械を皆さんに面白いと思って頂けるよう一からスタートさせる訳です。 だからメーカーは、「販売実績」と同等かそれ以上に「稼働実績」が欲しいんです。 その証拠に、最近は販売台数をわざと少なく設定するという事を各メーカー行っております。 先程出てきた牙狼も、20万台の注文に対して、追加2万台で合計12万台の販売で終了という事です。 そして残り8万台の注文は、全て断わるという事をしている訳です。 これはこれで、もの凄い事なんですよ。 8万台なんていったら、特大ヒットレベルの台数ですからね! その粗利を蹴ってでも、稼働を取りに行って機械を長く楽しんでもらおうという姿勢は凄く評価できると思います。 まぁこの話と、今回荒れている内容とは全然別の話にはなるんですけどね・・・。 ともかく、メーカーも売れたら終わりだとか考えている訳でもなく、しっかりとその後の稼働も取りたいと思っている訳です。 ホールにもユーザーさんにも見向きもされなくなったら、本当におしまいですから。 そこは一番メーカーが解っている所なんです。 まぁこれだけ出る台出る台にハテナがついてしまうと、そこを疑いたくもなるのは解るんですけどね。 今は出すペースが速過ぎちゃうから、開発のペースもそれに合わせて上がってしまっているんでしょう。 一機種毎に作り込んで世に出していけば、業界なんてすぐによくなると思うんですよ。 面白い機械を作ったら天下を取れる! これだけ単純な事もないと思うんですがね。 ただ、トップに立つようなメーカーが年間で入れ替わってしまうのを見ると、それもかなり難しい事なんでしょう。 また、今回みたいに欲しいと思うような台に注文が集中しちゃって大混乱、なんて事も多々見受けられる事です。 これも、実際入ってみて動かなかったらクソミソに言われる訳ですよ。 最近の成功例としては、パチスロだと化物語、ぱちんこだとルパンぐらいですかね? あんな風に、結果として適正より少なく台数が入って、ヒットして稼働も落ちず、増産を重ねてまた更に稼働がのびるといった形が、メーカーもホールもユーザーさんも皆がハッピーになれる方法なんでしょうね! ただ、毎回毎回そうは上手くいかないから、今回みたいな騒動が巻き起こるんでしょう。 ホール側は、欲しい機種が出る時に欲しい台数買うために、それまで我慢して欲しくもない機械を買って機歴を作ってきたのに、いざ牙狼が出るとなったら買えない。 これじゃ騒動になるのも当たり前です。 これをラーメン屋にでも例えると、「ここのラーメン本当に美味いんだけど、そのラーメン食べる為にはこのクソまずい餃子食べなきゃいけないんだよなー。」っという業界の悪しき習慣からきている訳です。 しかも今回は、まずい餃子を食べたのにも関わらず、美味いラーメンはスープがなくなりました!なんて事になってしまってるのと、もうラーメンもお腹いっぱいだからいらないし、ましてやこの餃子なんて本当に食えない!って言ってるのに、どっちもまだまだ食わせようとするという感じになっちゃってるわけですから、そりゃホールさんは怒りますよねぇ。 まぁただ、花火も大分この業界の悪習に慣れてきてしまっている感があるので、危機感を感じております。 今回のような業界のドタバタ劇を読者の皆様に書くのはどうかと思ったんですけど、こういう事を書かずに「業界が良くなる為には・・・」なんて書いててもしょうがないですからね。 これがまだこの業界の現状って事なんでしょう。 けど、何度も言わせてもらってますが、もとはスロット・ぱちんこが大好きな人達の集団! 一人一人の少しの行動とちょっとの勇気で変われると思ってます。 花火は負けん、負けんぞ!! 一歩ずつこの業界が変われる努力や行動をしていきたいと思っております。 それでは今週はこの辺で! 皆様、良いスロライフをっ♪ 【 トリテン外れの向こう側 】 メニューへ
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