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ゴーストスロッター 第28話



■ 第28話 ■

「なんで・・・・・ なんでこの店でそんな完璧に設定を読みきれたんだよ!
  明らかにおかしいだろ!?」

各々コインを流して特殊景品を受け取り、ホールの外へ出ると、待ちきれない様子で優司に
詰め寄った真鍋。

動揺しながらまくしたてる真鍋を尻目に、冷静な口調で返す優司。

「別におかしくはないよ。
  視野を広げれば、誰にだってできることだからさ。
  観察力・洞察力の違いだね。」

「て、適当なこと言ってんじゃねぇぞ!?
  単なる偶然だろ?
  偶然でうまいこと勝てたから、それに乗じて適当に言い繕ってるだけだろ!!」

「違うって。
  どうしてもっていうなら説明してもいいけど。
  俺も、単なる偶然で6ツモれただけだと思われてるんじゃ気分悪いし。」

「じゃ、じゃあ説明してくれよ!
  このままじゃ納得できねぇよ!!」

少し間を取ってから、ゆっくりと話し出す優司。

「・・・・・正直、最初は凄い悩んだよ。
  こんな読みにくいホールで打つことなんてあんまりないしね。
  適当にサイコロでも振って設定決めてんのかと思ったくらいだから。」

「だろ? 本当ここはわかんねぇんだから。」

「でも、俺は運まかせの勝負は絶対にしない。
  冗談でも負けられるような状況じゃないからね。
  負けたら1文無しって状況、かなりプレッシャーだよ?」

「・・・・・・・・・」

「そんなことより早く説明しろって言いたそうだね。」

「ああ、もったいぶるなよな!」

「そんなに焦らないでよ。」

一呼吸置き、再び優司が話し出す。

「まず俺が注目したのは、このホールのバイト募集の張り紙だったんだ。」

「バイト募集の張り紙?」

「ああ。 知ってるかもしれないけど、普通ホール店員ってのは営業終了後1時間くらいは閉店作業を
  するもんなんだよ。
  全台の鍵開けをしてコイン調整したり、台清掃したりとかの作業があるから。」

「・・・・・・で?」

そんなことくらいは知ってる、といわんばかりの表情を浮かべる真鍋。
気にする様子もなく、自分のペースで話を続ける優司。

「なのに、見つけたバイト募集の張り紙によると、なぜかこのホールの遅番は勤務時間が23:30までって
  なってたんだ。」

「・・・・・・・・・」

「見てのとおり、このホールは4階建ての大型ホールでしょ?
  このホールで、あれだけの人数じゃとても30分で閉店作業なんかできるわけないって判断したんだ。
  一応確認のために、知り合いの元ホール店員に聞いてみたけどね。
  この規模のホールであの店員の数、この状況でコイン調整やら台清掃やらが30分で終わるのかどうかって。」

これは、ヒデとの電話のこと。

独断で走らず、まずは周りの詳しい人間に確認したこの行為も今回の勝利に一役買っていた。

「・・・・・・で、それが今日の勝負となんの関係があるんだよ!」

早く自分が負けた理由を知りたくて、結論を急がせようとする真鍋。

「だから焦るなって。
  順序があるんだからさ。」

優司は依然余裕を保ちつつ、解説を続けた。

「・・・・・・とりあえずこれで、30分じゃまともな閉店作業はできないってことがわかったよね?
  ってことは、この『シルバー』は台清掃やコイン調整を滅多にしてない可能性が高いってことになる。
  となると、台を開けるのは当然設定変更の時だけってことになるよね?
  コイン自動補給だからほとんど台を開ける必要もないわけだし。
  これも、さっき言った知り合いの元ホール店員に確認を取ったことだけどね。
  今説明したみたいな状況下なら、設定変更の時くらいしか台は開けないでしょ?って。」

「・・・・・・・・」

「ってことは、どの台を開けたのかがわかれば、必然的に設定変更した台がわかるよね?
  ・・・・・・で、登場するのがコイツだよ。」

そう言って、ポケットの中からあるモノを取り出した。


**********************************************************************


優司がポケットから取り出したモノを見て、戸惑いを隠せない真鍋。

「な、何・・・??
  セ、セロテープ・・・・?」

「そう、今回の勝因はコイツにあるんだ。
  閉店間際に台の横の開閉する部分にコイツを貼り付けておけば、当日の朝に破れたり剥がれてたり、
  なくなってたりしたら台を開けた可能性が高いってことになるでしょ?」

「あ・・・・・・・」

この瞬間、真鍋の中で、今まで不思議に思っていたことが一気に氷解していった。
朝の優司の不可解な行動、そして、終始自信たっぷりだったその態度。
その全てに合点がいった。

とはいえ、このセロテープを使った設定判別法は別に斬新な方法というわけではない。
昔から、わりと有名な攻略法の一つなのだ。
当然、真鍋も方法としては知っていた。

しかし、使えるホールがかなり限定的な上、下手をすればゴト扱いされてしまう場合もあるため、
最近ではほとんど使われることのない攻略法。

基本的にパチスロ台に少しでも物理的な細工を施せば、それだけで「ゴト」と見なされてしまう時が
あるのだから。

そんな欠陥攻略法であるため、真鍋もその存在を完全に忘れていて、セロテープを見ただけでは
ピンとこなかったのだ。

セロテープを手のひらにのせながら、解説を続ける優司。

「これのおかげで、俺は大分余裕を持って勝負できたよ。
  なにせ設定変更台が丸分かりだからね。
  そのためにわざわざ旧台コーナーを選んだんだ。
  旧台コーナーは、ほとんどが6か1かって配分だからね。
  台を開けた形跡があったってことは、6を1に変えたか、1を6に変えたかのどっちかってことになるでしょ?」

「・・・・・・・旧台全台にテープを貼り付けたってのか?」

「ああ。 検証してる時はさすがにそんなことはしなかったけど、昨日はイチかバチか全台に貼らせてもらったよ。
  少しでも偶然の要素を取り除きたかったからね。
  さっきも言ったとおり、このホールは極力人件費を削ってるホールだから、そういうチェックも比較的甘いと
  思ったんだ。」

「・・・・・・・・・・・」

もはやグゥの音も出ない、といった様子の真鍋。

この戦略自体に驚いているわけではない。
セロテープ攻略自体は、それほど珍しいものではないのだから。

ただ、「今日この時にこの戦略を思い付き、使いこなした」という事実に驚いているのだ。

人間誰しも、「こういう場合はこうした方がいい」というような方法論を語るだけなら難しくはない。

だが、それを実際にその時その時に応じて当てはめ使いこなすことは、かなり至難の技なのだ。

だが、真鍋としては納得のいかない点もある。

「なるほど・・・・ 確かに今日この場でその戦略を使いこなしたのはすげぇ。 それは認める。
  でもな、もし設定師のきまぐれで台拭きやら試し打ちやらを始めたらどうするつもりだったんだ?
  そうなったら、もう見抜く術はないだろ?
  それだけじゃない。
  テープの粘着なんざ、何かの拍子で剥がれちまうことがよくあるだろ?」

湧き上がる疑問を立て続けにぶつける真鍋。

だが、それに対し落ち着いて答える優司。

「誰も100%完璧な戦略だったなんて言ってないよ。
  当然、そういう不測の事態だってありえる。
  そんなことはわかってた。
  でも、君みたいにこんな読みにくいホールでただバカ正直に台読みをかけたところで、6をツモる確率は
  30%〜40%ってとこでしょ?
  いろんな不測の事態を考慮しても、今回のテープ判別の方が遥かに成功する確率が高いと踏んだんだよ。」

優司の反論を聞き、またもや黙りこくる真鍋。

言葉をなくしている真鍋の様子を見て、再び優司が口を開いた。

「・・・・・・さっきは、偶然なんかじゃなく実力で6を取った、みたいなこと言ったけど、確かにある意味偶然かもね。
  あのバイト募集の張り紙に気づいたのは運が良かったよ。 それは認める。」

一呼吸おき、再び言葉を続ける優司。

「それに、俺が土壇場でこんな手段まで見つけ出せたのは、絶対負けられないっていう執念が根底にあった
  からだよ。
  なにしろ、負けたら俺は終わりだったからね。」

少し考えた後、言葉を発する真鍋。

「・・・・・・謙遜すんなよ。
  これはお前の実力だ。
  今回の勝負、完全に俺の負けだ。 完敗だよ。
  多分、もう一度勝負しても俺はお前に勝つことはできないと思う。
  俺は、あんまし人のことを認めたりはしねぇんだけど、今回ばっかりは認めざるを得ないよな。
  お前は凄いヤツだよ。
  ・・・・・・・・・・・いろいろ蔑むようなこと言って悪かった。」

前回の日高との勝負と同様の展開。
心底自分の負けを悟ると、真鍋は素直にその負けを受け入れた。

しかし、まさか真鍋までもがこうもあっさりと負けを認め、さらに自分を打ち負かした相手を褒め称えるとは
思わなかった優司。
これにはさすがに面食らった。

続けて真鍋が口を開く。

「・・・・・結局、俺の目論見はまんまと失敗したんだな・・・・
  お前に勝てば、アイツとも元に戻れると思ったんだけどな・・・・」

「・・・・・・・・それって・・・・・」

日高とのことを言おうとしてる、そう感じて、そのことについて触れようとしたその時だった。

「あの・・・・ 夏目君、もう話は終わったッスか・・・?」

不意に後ろから声をかけられた。
 



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