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ゴーストスロッター 第121話



■ 第121話 ■

2005年1月6日、夜。
串丸の前にて。

日高・真鍋・ヒデが待っているところへ息を切らせながら走ってきた小島が合流。
いつものメンバーでいつものように飲む予定だった。

そして小島は、合流するなり息も整わないまま喋りだした。

「はぁ・・・はぁ・・・
  き、聞きました日高さんっ!?!?」

「あん? 何を?」

「夏目君ッスよ!
  決まったんッスよ、神崎さんとの勝負がっ!」

「!!」

日高のみならず、真鍋とヒデも思わず表情が変わった。

「神崎と・・・・・夏目の・・・・・?」

「そうッス!
  土屋側から申し込んでて、ついにそれを神崎さんが承諾したみたいッス!」

「そうか・・・・・・」

日高としては、感慨深いものがあった。

神崎は、この街のスロッターの頂点とされている男。
そんな男と、つい最近まで最も親密にツルんでいた仲間である夏目優司が勝負をする。

優司が始めたパチスロ勝負の最初の相手であり、その後の勝負をずっと見続けてきた日高にとっては、
神崎との勝負が決定したことに対して無感情でいるのは難しいことだった。

「・・・・・・で、どこのホールで勝負をするんだ?」

去来する様々な感情を殺しながら、冷静に小島に質問する日高。

「ええ、ホールは『ミラクル』らしいッス。」

「『ミラクル』・・・・・・・?
  そ、それってあの東口の・・・・・・?」

「そうッス。」

小島の返答を聞き、日高はもちろん、真鍋とヒデも驚いていた。
あのホールで?という感じで。

しばらく無言の時が続いた後、日高が喋りだした。

「・・・・・・・あのホールがどんなホールか知ってて決めたのか?
  あのホールじゃ、設定読みも何もないぞ?」

続いて、真鍋が補足する。

「そうだよ!
  あそこは普段の設定配分もメチャメチャだし、イベントはわけわかんないモンばっかだし、妙なことして
  営業停止喰らったりするし・・・・・
  だからこそ、俺達をはじめまともなスロッターたちは近寄らないようなホールと化してんじゃんよ。
  あんなところじゃまともに立ち回れないだろ!? 勝負になるのか?」

淀みなく小島が答える。

「だからいいんじゃないッスか?
  立ち回りにくいのは夏目君も神崎さんもお互い様ですし。
  どっちが不利でも有利でもない。
  だったら、出た状況に応じて6を掴む能力が試されるような、『ミラクル』みたいな意味不明なホールの
  方が短期間で勝負がついて都合がいい、ってことじゃないッスかね?
  ・・・・・・って、偉そうに言っちゃいましたけど、この情報を教えてくれた奴からの受け売りなんッスけどね。」

「・・・・・・・・・・」

日高たちは皆、黙りこくっている。
無茶だとは思いつつも、一理あると納得してしまっているため、出す言葉が見当たらないといった感じ。

しかし、どうしても気になることがあり、日高が小島に問いただした。

「勝負ホールを『ミラクル』にするっていうのは、誰が決めたんだ?
  土屋か? 神崎か?」

「いや・・・・・ それが広瀬さんらしいッス。
  この勝負の仲介人を広瀬さんが引き受けたらしくて、勝負ホールとルールをすべて決めたみたい
  なんッスよ。」

「広瀬が・・・・?」

「みたいッス。
  どういう経緯でかはよくわからないッスけど。」

つい考え込む日高。

しかし、真鍋が小島に続きを促す。

「まあいいよ、仲介人が誰であろうと。
  で、勝負ルールと日程はどうなってんだ?」

「ええ、勝負の日は4日後の1月10日みたいッス。
  で、勝負ルールは今まで通り設定読み勝負で、設定6をツモった方が勝ち。
  ただし、お互い最初に選んだ台から移動することは禁止で、かつ、お互いが設定6をツモった場合は、
  先に台を選んで着席した方が勝ちになるみたいッス。」

このルールを聞き、すかさず日高が答える。

「なるほどな。
  あのホールじゃ、朝一から1台に絞るのは不可能だ。
  開店後に状況を見ながら設定6を見定めるしかない。
  つまり必然的に、台を選ぶ時間に差が出てくるもんな。
  それなら、どちらかが6を掴んだ時点で必ず勝負がつくことになるから、1回の勝負で決着がつく可能性が
  高いってわけか。
  早く着席した方が『判断力が優れている』ってことにもなるし、確かに合理的な勝負ルールだ。」

「そうッスよね。
  引き分けとなるのは、どっちも6をハズした時のみで、その他の場合はほぼ確実に決着がつくッスから。
  いくら難攻不落の『ミラクル』でも、あの二人がどっちも6をハズすってのは考えづらいッスから、絶対1日で
  勝負がつきますよ!」

「・・・・・・・・・・とりあえずよ、ここで長々と喋っててもしょうがねぇし、中に入ろうぜ?」

日高と小島のやりとりをおとなしく聞いていた真鍋だが、この件についてもっとゆっくり話をしたいと思い、
串丸への入店を促した。


**************************************************************************


串丸に入店した日高・真鍋・ヒデ・小島の4人とも、最初の一杯目は生ビールを頼んだ。

そして、飲み物が届き、形式だけの乾杯を済ませて一口ビールを含んだ後、真鍋がふと漏らした。

「それにしても『ミラクル』かぁ・・・・
  しつこいようだけど、いくらなんでもあそこはないんじゃないか・・・・?」

「確かにそうッスよね。
  俺も、初めて聞いた時はそう思いましたよ。
  あのホール、本当何から何までムチャクチャですもんね。
  やたらトリッキーなことを好むし。」

日高も入ってくる。

「そうだよなぁ。
  俺が聞いた話だと、抽選で当選した客に、設定キー使わせて自分の台を自由に設定変更させたり
  してたとかって・・・・・
  営業時間中に設定変えるだけでも本来ならアウトなのに、そこまで派手にやっちゃまずいだろ。」

「あと、こんなこともあったッスよ!
  客に告知しないで、警察にも届けないで勝手に新台を設置したりとか。
  新台の設置はもちろん、元々設置したあった台の移動ですら無断で勝手にやっちゃいけないのに。
  怖いもの知らずもいいとこッスよ。」

「だよなぁ。
  そのせいで実際何回か営業停止喰らってるし。
  相当クレイジーなホールなのは間違いないな。
  とにかく、何をやってくるか予想がつかない。
  ってか、よく潰れないよなぁ? 何か行政にコネでもあんのか?」

「さぁ、それはわからないッスけど・・・・・」

ここで、ヒデが小島に質問をする。

「ところでさ、なんで勝負の日が1月10日になったんだ?」

「ええ。
  それなんですけど、1月10日って月曜日じゃないですか?
  月曜って、『ミラクル』の週一イベントの日なんッスよ。
  あのホール、普通の日じゃ6発表をしないこともあるみたいなんで、イベントの日が選ばれたみたいッス。
  イベントの日は確実に6があって、しかも発表もされますからね。」

「なるほどな。」

「でも、このイベントがまたわかりづらいんスよ。
  開店時に6のありかを示すヒントが出るんですけど、こんなのがヒント?みたいなわけわかんない
  ヒントなんッスよね。」

この小島の話に日高が乗ってくる。

「ああ〜、知ってる!
  毎回毎回、とてもヒントとは呼べないような意味不明なのとか、やたら難しいのとかなんだよな。
  俺が聞いたのだと、『末尾5の台を探せ』ってヒントが出て、みんな台番の末尾5を打ったらしいんだよ。
  ところが、どうやら答えは『前日のBIG+前日のREG+前日の総回転数を足した数の末尾が5の台』が
  6だったんだってよ。
  こんなのわかるわけねぇじゃんなぁ。」

「しかも、最後にヒントの意味とか答えを教えてくれるわけじゃなくて、設定発表をもって答えとする、
  みたいな感じなんッスよね。
  発表された台とヒントとを照らし合わせて考えるしかない、みたいな。
  だから、結局意味がわからずに終わったヒントも多いみたいッス。」

「なんだよそれ・・・・・
  イベントとして成立してんのかぁ?
  なんにしても、あの客の少ない中でよくそこまで凝ったヒントを出そうとするよないちいち。」

「ホントそうッス。
  ある意味頑張ってますよね。」

話をしながら、残り少なくなったジョッキの中のビールを飲み干す日高。
そして、大きくため息をついてからしみじみと話しだした。

「なんにせよ・・・・・俺達には何もできない。
  ただ、結果を黙って待つしか、な。
  でもこの勝負が終われば・・・・・・
  何か一つ、ケリが着きそうだ。
  夏目が勝つにしろ負けるにしろ。」

真鍋が返す。

「確かに、どうなるかはわからないけど何か動きはあるだろうな。
  今じゃ夏目に関する噂が飛び交いまくってて、どれをどう信じていいのかもわからねぇ。
  っつっても、どれもこれも悪い噂ばっかりだからどれを信じるも何もないけどな。
  だから、噂はもうどうでもいいから、夏目からのアクションが欲しい。
  それがないと、もう何もやりようがねぇよ。」

「ああ、そうだな。
  だから、今はあれこれ考えるのをやめよう。
  とりあえず二人の勝負の結果を待つ。
  神崎とやる以上、どっちに転ぼうとこれが最後の勝負になるだろうしな。」

皆、軽く伏し目がちになりながら、それぞれの思いに耽った。
 

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