読者ライター【トーテムポール】の記事8
皆さんいかがお過ごしでしょうか? 前回の日記で、スロットをしばし休憩すると書きました。 ただ、夏休みの5日間でスロットに関わる機会が多かったので、日記として投稿してみたいと思います。 夏休み1・2日目。 箱根、横浜へ旅行に行った。 大学時代を横浜で過ごした私は、当時を懐かしく思い、通っていた店を8年振りに訪れた。 旅行中でもスロットのことを考えてしまう私はバカだろうか? とはいえ大学4年間の思い出は、スロットオンリーのためしょうがない。 おそ松君で15000枚出したことや、スパイダーマンで9000枚出したこと、ハローサンタマシンガンバージョンのマシンガンモード中の台を拾ったことも良い思い出だ。 負けた記憶は・・・全部消えた。 過去は美化されるとはこのことか。 私の脳内では、横浜=スロットとインプットされている。 中華街もみなとみらいも、4年間で1回しか行っていない。 横浜はスロットをするところなのだ。 当時の横浜駅西口は本当に凄くて、私が通っていた店は通常営業でも万枚が何台も出るような店だった。 そんな店だから、イベント時には台数が200台に対して500人以上が並ぶという光景も珍しくなかった。 全6になる島もわかりやすく、抽選さえよければ設定6が打てるということで、ホームレスを雇って並ばせていた者もいた位だ。 横入りは当たり前で、無法地帯そのものだった。 入って中央の通路が北斗の拳の定位置だったのだが、30台近くだろうか? それが月1イベント時には全6になり、ドル箱タワーが積み上げられる様は圧巻の一言。 あまりに凄すぎて、初めてその店に入った時には感動したことを今でも鮮明に思い出せる。 その店が8年経ってどうなったか? 目を疑った。 ガラガラである。 平日、休日、昼夜関係なくほぼ満席に近かった店の客付きが3割程度になっていた。 お盆で回収時期だからなのか? それを差し引いても、客の少なさに驚きを隠しきれなかった。 なによりジャグラーの設置が1/3を占めていたのを見て愕然とした。 割の高い機種を平気で全6にした攻撃的なスタイルで、ジャグラーやハナハナは1台もなかったはずなのに・・・ 打ち手も辛いが、ホールも相当厳しい状況なのだと感じた。 あの店に行けば・・・ あの店の出玉を見れば・・・ 私のスロットに対する熱も再び燃え上がるのではないかという希望を込めて入店しただけに非常に残念であった。 あの熱気をまた味わいたいから、是非とも頑張っていただきたい。 夏休み3日目。 1日中寝ていた。 終わり。 夏休み4日目。 翌日に日本回胴王決定戦を控えていた。 実践機種である「必殺仕事人」は、当日を初打ちにするため打つ気はなかったものの、スロットを3週間ほど打っていなかったため、準備運動を兼ねて5スロで「ひぐらしの鳴くころに祭」を打つことにした。 久しぶりすぎて目押しはさっぱりダメだったが、レア役の後のこんなリーチ目はやはり最高である。 ボーナス後の運命分岐モードでこんな演出も見られて幸せだった。 一応目押しもできることをアピールするためにビタ押し成功画像も! これを撮るまでに2回ミスしたことは君と僕だけの秘密だ。 1時間ほどしか打っていないが、目が疲れたため手持ちの500枚のコインを何かで打ち切ろうと思い、適当に「モンスターハンター」に座った。 ちなみに月下雷鳴ではなく旧の方だ。 この台は初打ちでいきなり3万負けて以来打っていない。 人気がある台だと思うが、私には思い入れが何もなく、ただコインを飲ませるだけが目的だった。 この時は、あんなことになるなんて夢にも思わなかった。 しばらくすると、 中段チェリーが降臨。 これが大連続狩猟ボーナスに繋がる。 そして4回モンスターと戦い全勝!! いきなりキリンを討伐して200G乗せた時はやらかした感で驚いていたが、まさか全勝するとは・・・ ここから俺のターンや!! と意気込んだら、ARTの待機中に・・・ ん? なんだこれ? あれっ、ま・さ・か・・・ ふ、ふ、ふりーずだぁ〜\(・・)/ ラージャンではなかったものの、モンハン初フリーズに大興奮。 クエストGをゲット!! 直後に中段チェリーを2回引くなど驚異的なヒキを見せるが、その日のヒキはまだまだ終わらない。 大連続狩猟ボーナスで得たARTが終了し、クエストGの消化に入る。 ここまでフリーズ分を含め、クエストGは3つあった。 1つ目。 ん? 誰だこいつ? 金文字? あれ、ま・さ・か・・・ アカム最高〜!! か・ら・の、、、 ん? あれ、この方は? ま・さ・か・・・ ウカム様〜!! ちゃっかり剥ぎ取り+1されているあたり、今日のヒキがいいことが伺える。 この後にペッコ氏を討伐し、トータルが880Gというとんでもない数字に・・・ うん。 完全にヒキを全部使ってしまったな。 翌日の回胴王は出がらしになっていること間違いない。 最終的にここまで伸びた。 はぁ・・・ 嬉しいよ。 嬉しいんだが、なぜ今日なんだ? 今年になって5スロを打ったのは、2つ前の日記でA子に打たせたときと今回の2回のみ。 なんだろうね? やっぱり何かあるのかな。 20スロだと何をどう足掻いても勝てないのに、何の根拠もなくほぼ間違いなく設定は1であろう5スロではあっさり勝てるって。 こういうことがあると嫌だから、お金がないときも頑なに5スロは打たなかったのに・・・ 夏休み5日目最終日。 日本回胴王決定戦予選当日。 スマホをあまり使用していい雰囲気ではなかったため、画像がないことをご了承いただきたい。 最寄り駅を降りて会場に向かうまでに、参加者らしき人が数名いた。 仲間で来ている人がいて、話をしていたので耳を傾けてみる。 「〜氏、〜氏、今日勝つためのコツはなんだと思う?」 「演出は全部カットして、取りこぼしも覚悟で早く回すことだと思うんだな。うん。」 なんだこの喋り方は? オタクじゃないか! 会場に着いてみても、なんとなくオタク率が多いような少ないような・・・ 思っていた雰囲気と違うような違わないような・・・ そんな細かいことはどうでもいいか。 ではサックリと当日の話をしていきます。 まずは筆記試験。 全30問の4択問題。(内容はスロットに関すること) 内15問は全員が確実に正解できる問題なのだが、残りの15問が4択でも激ムズであった。 例えば、 ●「保通協」の正式名称を選べ ●0号機が登場したのは何年か ●株式市場が違うのはどの会社か? マジで難しかった。 5号機から打ち始めてスロ歴が浅い人は全く答えられなかったと思う。 そんな中でスロ歴10年の私はというと・・・ えっ!? ちょっと待って! 俺ってもう10年もスロットやってるの? 人生の1/3以上スロットに関わってるのかよ。 ちょっと怖いわ〜。 そりゃ23問正解できて当然だ。 早速実践に移る。 ルールとしては、最初に1000枚を渡されて、1時間30分が経過した段階で筆記試験の成績に応じたコインが追加で支給される。 追加コインは300〜600枚。 70人中、出玉の多い上位7名が準決勝に進出できる。 カウントダウンとともに実践が始まったのだが、最初の50Gは緊張して手が震えていた。 スロット打つのに緊張したのなんて何年ぶりだろう? とても新鮮な感覚だった。 開始15分で動きが・・・ 右隣の台が出陣ラッシュを引き、乱舞玉が一気に22個に!! これはヤバイ。 競技時間は3時間しかないため、いかにスタートダッシュを決められるかがキモとなっている。 自分はまだボーナスに当選しただけの状態で、完全に一歩も二歩も先を越されたことに焦った。 自分も急がねばと思ってブン回していたら、右隣の台はなんと2連目で怒濤の連敗ラッシュが訪れARTが終了。 ・・・。 勝負的には嬉しい。 だが、今後自分にも同じような災難が訪れると思うと正直怖かった。 すると私にもチャンスが!! 出陣ラッシュを引き当て、乱舞玉が20個に!! 最後は18連敗を喰らうも、1撃2000枚弱のコインを獲得。 しかし、ここがピークだった。 あとはじわじわとコインを削られて、終わってみれば差枚+1000枚で25位/70人中となった。 予選を通過した人達は差枚で+2500枚以上だったため、全く惜しくもなんともなかったが、楽しかったから良しとしよう。 後日生放送された番組を軽く見てみたが、名前を読み上げられることもなく、写っていたのもトータルで1秒位だったと思う。 ガッツリ写っても困るので、そこは運が良かったかな。 おまけとして、必殺仕事人の考察をする。(あくまで個人の感想) 全台設定6が70台。 なかなかこのような状況に遭遇することはないと思うので、3時間という短い実践だがどんな感じだったかをお伝えしよう。 ******************** Q.設定6なら甘いか? A.甘くはないが凄い辛いというわけでもない。 ≪理由≫ ●終わってみれば10台が獲得0枚で終わっていた ●3時間の実践だが、差枚でプラスになっていたのは半分位 ●出陣ラッシュを引かないと乱舞玉の大量獲得は難しい ●私含め周りの台を見ても、通常時に400Gを越えるハマリはほとんど見かけなかった ≪感想≫ ●設定6であればハマリは少ないが、勝てるかどうかは出陣ラッシュと必殺乱舞のヒキに左右される ●ボーナス中、ART中に逆押しをすることで裏稼業フリーズをカットできることは◎ ●立ち回り講座内の評価は1.6点と近年稀に見る低さだが、個人的には楽しめた ≪結論≫ 爆発の可能性を秘めている(通常時がきつくなる)ことと、設定6でも112%という機械割を考えると、積極的に狙っていくような機種ではない。 ******************** 最後に、最近のスロットに関する持論を展開して終わりにしようと思う。 台自体は液晶、リールの動き、1Gごとの期待感など昔に比べて間違いなく面白くなっている。 設定6の機械割も、ホールとしては投入しやすい数字で安定している。 しかし設定6が投入される頻度は明らかに減っていて(入っていても数時間の稼働では全くわからない)、それに伴い遊戯人口は減少し、店内の賑わいはなくなっている。 原因は何なのか? 対応策はないのか? まず考えられる原因としては、打ち手のレベルが格段に上がったことだろう。 それに伴い、下記のような流れが発生してしまっている。 設定判別がしやすい台はホールにとって不利である → メーカーは設定判別がしにくい機種を作った → 打ち手にとって知識の有無、経験の長短関係無しに勝ち負けが平等になりつつある ある意味自然な流れに感じるが、大半の人がスロットに求めているものは「平等」ではないということを考えていただきたい。 ギャンブルに「平等」を求めるならば、宝くじでも買えばいい。 他のギャンブルに比べて、スロットは目押しの技術が必要で、長時間打てば疲労の蓄積もヒドく素人が手を出しづらいという特徴がある。 しかしそんなスロットがなぜ支持され人気が出てきたかといえば、「攻略要素」があったからに他ならない。 「ゾーン」・「天井」・「リセット」・「設定」・「目押し力」と、スロットの魅力としてたくさんの攻略要素が時代ごとに存在するが、今の機種はその価値を極端に薄めている。 期待値があるのかないのかよくわからないゾーンとリセット。 直前で理不尽に蹴られることが多く全く到達しない天井。 低設定でも大爆発があり、高設定でも運が悪いと出ないという設定を無視した設計。 そして・・・ 小役成立時はレバーオンで演出が起こるため、無演出であれば適当打ちでも問題がないことと、7を揃えなくても始まる疑似ボーナス。 個人的には、これが一番納得できない。 目押しが苦手でも、頑張って7を揃えるのがスロットの醍醐味だったはず。 攻略要素を無くすというのは、ホールのために行われた工夫だと考えているが、その結果として遊戯人口が減って廃業に追いやられるホールが多い現状は本末転倒ではないだろうか。 やはり打ち手有利で物事を考えていかないと、この業界の悪化はとまらないと思う。 と、制作の苦労や作り手の考えも何も知らないからこそ言えることなんだけどね〜。 日本回胴王に参加してみて、スロットを好きな人が多いことを改めて実感したし、好きなだけでなく仕事として関わりを持ちたいと思っている人、夫婦の共通の趣味としている人など、目的は違えどスロット愛に溢れている人がたくさんいたため、業界としてもっともっと頑張ってもらいたいと思った今日この頃。 ここまで長文の日記を投稿したのは初めてだと思う。 長文に慣れていないためとりとめのない文章になってしまったことと、オチもない内容にしまった。 最後まで読んでくれてありがとうございます。 P.S 8・9月で結婚式が3件。 精神的だけでなく、金銭面的にもスロット打ちに行けないぞ・・・ トーテムポールの記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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