読者ライター【ソゲキング】の記事8
皆さんこんにちは。 未承認スロッターソゲキングでございます。 これまで年がら年中パチンコをやっていた私は、季節や世間の一般的なイベントがあると、その都度思い出すことがなにかしらある。 桜が咲けば、「花見のあとみんなで酔っ払ってあれ打ったなぁ。」 暑くなれば、「くそ暑い中何時間も並んであれ打ったなぁ。」 紅葉が彩り始めたら、「あのホールからの景色が綺麗だったなぁ。」 雪が降れば、「電車が止まってしまってわざわざ歩いて打ち行ったなぁ。」 七夕はあのイベント、クリスマスは好きな子に断られて結局いつものホールに。 このように、常日頃同じことをやっているとそれぞれに思い出がある。 そして、この記事を書いている今日はバレンタインデー。 世の中の恋する乙女、時には恋する漢が大勝負を仕掛ける1日である。 今の私にとっては、会社の女性から大量に義理チョコをもらってお返しがめんどくさい行事にしか過ぎないが、若かりし頃は、それなりにエピソードはあった。 熱々のメシマズ話も少しはあるが、一番印象に残っているのはバレンタインデーに起きた悲劇だ。 学生時代、当時付き合っていた彼女がいた。 暖かくなったら、沖縄に旅行に行く約束をしていて、二人でバイト代を貯めていた。 ちなみに彼女は、私がギャンブルをしていることは知らなかった。 付き合って始めてのバレンタインデー。 もちろん会う約束をしていたが、前日の夜中に高熱が出てしまったため、明日は厳しいという連絡が彼女から入った。 お見舞いに行こうか?と社交辞令で聞いたが、彼女は実家暮らしということもあり、大丈夫とのこと。 私にうつしたら嫌だから、元気になってから会おうとのこと。 もちろん彼女のことは心配であったが、翌日、朝から打ちに行けることが急遽確定し、そこに関しては喜びでいっぱいであった。 最低ですね。 すぐに友人を誘ったが、友人は彼女と旅行するとのことで断られた。 そして、翌日。 念のため彼女に連絡をいれてみると、まだ体調がすぐれないため1日休んでいると。 そして私は意気揚々と家を出た。 まさか数時間後、この場所が修羅場になるとは知る由もなく… その日、何を打ったかはさすがに覚えていないが、時代的に、黄門ちゃま、北島三郎、カイジ、7Cafe、おそ松、あたりをよく打っていた時代。 本っ当に毎日楽しくパチスロを打っていた時代だ。 その日もいつものように夜まで打ち、そこそこの出玉を交換した。 バレンタインデーということで、景品カウンターにはチョコレートがたくさん並んでいた。 私は余り玉で大きめのチョコをもらった。 そして当時お気に入りのサウナに寄り、風呂に浸かったりしながら一日の稼動の疲れを取り、髪も半渇きのままバイクで帰宅した。 家に帰ると鍵が開いていた。 締め忘れか? 深く考えず家に入ると、そこには彼女が座っていた。 実は体調不良は嘘で、サプライズでケーキとプレゼントを渡したかったようだ。 しかし、電気をつけたときに彼女の目に飛び込んできたものは… 片手にチョコレートをぶらさげている、風呂上りの男であった。 その日打っていた店は、圏外で電波がはいらない。 何度も連絡したらしいが、もちろん繋がらない。 最初から疑惑を持って私を待っていたところに、帰ってきたのはチョコ風呂男。 「どういうこと?」 凄い剣幕で、いつもとは違う低いトーンで質問をしてきた。 私は状況が理解できずにオロオロしていると、そこへ空気を読まずに鳴る携帯。 「誰から? 見なよ。」 「いいよ。 後で。」 「いいから見なよ。 一緒に見てあげるから!」 もうこいつを止められない。 恐る恐る一緒に見た携帯に映る文字。 昨日、打ちに行くのを誘った友人からであった。 「狙いはどうだった? 当たりだった?」 いつもどおりの何気ない会話。 毎日のようにやりとりしてる他愛もない会話。 ただ、今のこの状況では、彼女の思考回路を間違った方向に誘導するものでしかなかった。 そして、この一文が彼女の疑惑から確信へのアシストになったのは間違いない。 私は焦って、早口で話す。 「違う違う違う! 暇だからちょっとパチンコ屋行ってみてさ、かっ帰りにサウナ寄っただけ! あっ、それでこのチョコはパチ屋の景品で、それで友達のメールの意味は…」 「もういい。」 彼女は私の話を最後まで聞かずに家を出て行った。 私は何も嘘をついてない…。 むしろ嘘をついていたのはあんただ…。 そんなクソみたい思考も若さ故。 友人には皮肉を込めて一言返信した。 「ナイスアシスト」 後日、彼女とはゆっくり話をし、バレンタインデーの誤解はとけたが、彼女が高熱出していると思っていながらパチンコに行ってたこと。 そもそもギャンブルをやる人が生理的に無理なこと。 こんなことから二人の関係は終わった。 これが私のバレンタインデーのほろ苦い思い出。 圧倒的ビターな思い出である。 ちなみにこの時もらったプレゼントは、高機能の体重計である。 沖縄までに二人で痩せようとダイエットしていたからだ。 その体重計は、実は未だに活用している。 当時より10キロ近く重くなった体が年月の流れを物語っている。 そして時は2015年。 今年のバレンタインデー。 軽く打ってきましたよ。 仕事終わりに甘デジをほんとに少しだけ。 えっ? 結果はどうだったかって? えぇ勝ちましたよ。 チョコッとな。 ソゲキングの記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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